08/05/05 20:06:54 cDA1oSR40
>>532
同じ技術で作った2つの素子がないと実例での比較は困難だが、
理論的な解説は以下の通り。
シャッタースピードが小さい領域においては撮像素子で乗るノイズは
ショット雑音、すなわち検出される光子数のゆらぎによって生じる。
そのショット雑音の大きさは1画素に入射する光子の数の平均値の平方根に比例する。
要するに入射する光子の数の平均値が同じなら同じノイズ量になるという事。
じゃあ、1画素に入射する光子の平均値は何によって決まるかと言えば
1画素あたりの面積に単位面積当たりの光の強度を掛けた値に比例する。
単位面積当たりの光の強度はF値によって決まる。
以上より、1画素あたり4倍の面積を持っている撮像素子は
2段暗いF値のレンズをつけたとしても同じノイズ量になる事が分かる。