08/05/07 18:16:44 WRTXEBpf0
>>887
ヒューズエアクラフトが基本設計した、インダクティブの効率はそんなに落ちないよ。
ミクロンオーダーの隙間しかないので、コネクタだけで見れば98%の効率はある。但し充電器の総合効率は90%位に落ちてしまう。
充電器は、インダクティブも接触式も同じなのだけど、一回内部で高周波に変換してからトランスで電圧をあわせて、整流して充電している。
このときの整流時のダイオードのロスが大きい。電圧を変換するときのトランスを分割したのが、インダクティブだが、この分割トランスのロスより、充電回路の設計と素子の選定で効率は決まってしまう。
急速充電を接触式でやっているタイプでは、対策は一応施されている。富士重と三菱が使っているのは、90年代に日本の自動車会社が規格化した、エコステーション用実験用のコネクタだが、
ピンが完全に勘合しないと充電が始まらないように、勘合をチェックする特殊なピンが付いている。更に、ピンごとに個別防水を行っている。一応、考えられる安全対策は施されている。
但し、充電電圧はピンのところで400Vを越えるので、土砂降りの日に使うのは勇気がいるね。屋根があるところでないと充電できないだろうね。