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北海道中央バスが赤字の大きい白石営業所
(札幌市白石区)の9路線26系統を廃止する問題で
市は31日、路線を引き継ぐバス事業者に
「ジェイ・アール北海道バス」
(木村一郎社長)を選んだと発表した。
市が初期投資として総額10億円以上を負担。
JRバスは業務委託の形で、路線廃止後の12月21日から運行を開始する。
市交通企画課によると、JRバスは引き継ぎに伴い
営業所やバス、乗務員などを確保するために必要な負担を要望していた。
初期投資は中央バスに対する補助金より高くつくが、
市は「緊急避難的な措置」として理解を求めている。
12年度からはJRバスの自主運行となる。
上田文雄市長は「バス路線のあり方など
利用者の意見を取り入れて合理的なシステムを構築する」と述べた。
この問題は、中央バスと市が補助金をめぐって対立。
中央バスは今年6月、9路線の12月末での廃止を表明した。
市は継続運行を求めていたが、中央バスは北海道運輸局に
12月20日で路線を廃止する届出書を提出したため、市は路線継続のため、
7月中をめどに路線を引き継ぐ事業者の選定作業を行っていた。