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<ヒトクローン胚>研究解禁に向け指針案 文科省
5月20日20時5分配信 毎日新聞
再生医療のためのヒトクローン胚(はい)研究について、文部科学省は20日、研究解禁に向けた指針案をまとめた。
クローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作成して実施する基礎的研究の実施に限って認める。
クローン胚の元になる卵子などの入手法や研究機関の要件を定めた。今秋にも政府の総合科学技術会議に諮問し、承認を得られれば、ヒトクローン胚研究が解禁される。
クローン胚は、卵子や受精卵の核を取り除き、皮膚などの体細胞の核を入れて作る。
指針案は、卵子などの入手先を治療で摘出した卵巣や不妊治療で余った卵子、不妊治療でできた染色体異常の受精卵(3前核胚)に限定した。
体細胞を含め、すべての細胞の提供は無償とした。
クローン胚の輸出入は禁止する。クローン人間作りを防ぐため、動物の胎内に胚を移植できる施設でのクローン胚作成も禁じた。【須田桃子】
最終更新:5月20日20時5分