08/06/23 22:57:21
>>611
英国にとっても同盟に価値があるという状況を
作り出すことかと思います。
英国にとって日英同盟は英国の東アジア権益に対する
ロシアの脅威に対抗するためのモノでしたので、
日露戦争終結後、独の台頭も手伝って英がロシアと仲良くなり、
この脅威がなくなると基本的に必要ないのです。
日露が終わってしばらくすると不要論が出始めてきます。
しかしながら、日本がこれを理解せず、
列強の東アジア権益を露骨に狙ってしまったり、
植民地の独立派を助けてしまったり、
米を仮想敵国として海軍増強を行い続けた結果、
(英国としては米との戦争に巻き込まれたくないです)
新たな脅威として目をつけられてしまいました。
第一次大戦が勃発して英国が同盟に価値を見出したのですが、
ここで日本が行った協力を、英国は同盟国として不十分と考え、
むしろ、権益への脅威とする見方が強くなっちゃったんです。
平間さんの日英同盟の本とか、日英交流史の三巻あたりが
参考になると思います。
>>617
輸送船舶も徴用して回して欲しかったみたいです。
後、陸軍はドイツ贔屓がすぎて敵視されてたので
あまり期待されてないかも。