08/05/20 21:33:05
>>274
時代と場合によるだろうそれは。大祖国戦争中なんかは休んでる余裕はないし。
30年代の大多数の労働者は適度に「手を抜いて」働き、職場が気に入らなければさっさと転職していた。
工業化政策の時代はどこも労働力不足だから職探しには苦労しないから。
そんな中で一部の積極的に働くやつが党に拾われて出世したり、勲章や称号を受けたりする。
「“英雄的労働”という言葉は、インフレ(使いすぎ)で減価している。しかし第一次五カ年計画期までは
他に置き換えられず、まさしく英雄的労働が若者を日々の、目立たない偉業へと奮い立たせたのだ、
もちろん、建設者たちの中には、いろいろな連中がいた。皮肉屋、山師、渡り者がやってきて、
“楽して沢山稼げる仕事”を求め歩いた、ある者は崇高な感情に駆り立てられ、別の者は砂糖一キログラムか
ズボン生地が欲しくて頑張った。希望と絶望、英雄的労働と悪意、ヒーローと渡り者、光と闇が共存した時代、
ある者には翼が与えられ、別の者は殺される時代だったのだ」(作家イリヤー・エレンブルク)