08/08/15 12:08:14 dueNVCpc
栽培メリット薄れ、遺伝子組み換えへ 非GM作物の確保困難に
URLリンク(www.iza.ne.jp)
■穀物高騰 農家は収入急増
遺伝子組み換えをしていない(非GM)農作物の入手が困難になっています。
大豆やトウモロコシなど穀物の世界的な需要拡大で、育てやすく、大幅な収穫量アップが見込める遺伝子組み換え(GM)作物を栽培する農家が増えているためです。
非GMトウモロコシの確保が困難になったことから、4月にはGMトウモロコシを使用したコーンスターチの供給も始まりました。今後、他の作物でも同様の動きが広がりそうです。
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GM作物は、植物から品種改良に役立つ遺伝子を取り出して別の植物に加えるなど、遺伝子的な操作をしたものです。
交配による品種改良に比べて、必要な性質の遺伝子だけを組み入れることができるため、効率的に品種改良ができます。
病気に強い品種、過酷な環境でも栽培できる品種を作って、世界的な人口増加で懸念されている食糧不足の解決策の一つとしても期待されています。
国際アグリバイオ事業団(ISAAA)の調査によると、2007年のGM作物の作付面積は前年比12%増の1億1430万ヘクタールで、1997年の10倍以上に増加しました。
作物別では大豆が51%を占め、トウモロコシ、綿も多く栽培されています。