08/05/11 21:03:05
前スレが逝ってしまったようなので、懲りずに再挑戦。
世間では南雲長官の評価は芳しくなく、栗田長官と並んで無能指揮官
の代名詞的な扱いです。
しかし、真珠湾攻撃では、濃霧・荒天・洋上給油・無線封鎖・敵哨戒網
等の困難を克服し、ハワイ沖まであの大艦隊を導いただけでも、評価
されるべきでは。
重油タンクやドッグを見逃した件でも、作戦計画になかったことだし、
居場所の分からない敵空母を見つけて、攻撃せよなんて無茶なこと
を言われても、ミッドウェーと同じ損害を受ける恐れもあったし、
何より、機動部隊を無事に本土まで連れて帰るように厳命されていた
のだから、慎重にならざるを得ない。
インド洋では、大暴れしたし、
ミッドウェーでは、ちょっと運に恵まれなかっただけで、
南太平洋海戦では、ホーネットを沈めて敵討ちは果たしているし、
サイパンでの自決は、帝国軍人として恥じないものだし、
「今や止まるも死、進むも死・・・」の訣別電は泣けるし、
もうちょっと評価されても・・・(ブツブツ)