08/05/01 20:59:57 DIN+8stD
>>588
>バルチック艦隊ってなんのために遠路はるばる日本海までやってきたんですか?
>日本にとって、日本海と黄海の制海権は死守すべきものでしょうが、
>ロシアにとっては別に日本に制海権取られても、それ自体はマイナスではないと思うのですが、
>旅順要塞が落ちてもなお、バルト海をからにしてまでやってくる理由がいまいちよく分からないです。
霞ヶ浦の住人の回答。
バルチック艦隊が出航したときは、旅順艦隊と合同して、日本海軍を撃滅するためです。
旅順が陥落した後は、日本と満州の船による連絡を絶つためです。
説明。
バルチック艦隊が本国を出た時点では、旅順艦隊は健在でした。
二つの艦隊は、それぞれ日本海軍と同程度の戦力を保持していました。
両艦隊が合同すると、日本海軍の2倍にとなります。
日露戦争での、日本の勝ち目は全く無くなります。
旅順が陥落して、旅順艦隊が壊滅してからは、ウラジオストークへ逃げ込むことが、目的となりました。
少数の艦艇でも、ウラジオストークを根拠地として、日本の海上路を脅かすと、重大な結果になります。
満州の日本陸軍は干上がってしまいます。
そのため、日本海軍は、バルチック艦隊の壊滅を目指しました。
下記、ウィキペディアの日本海海戦の背景のバルチック艦隊を参照ください。
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