08/05/05 17:40:48
昨日プールの帰りに公園のベンチでぼーっとしてたら、知らないおじいさんに話しかけられ、
よくわからないままじいさまは戦争体験を話しだした。
その人は現在86歳、21から26ぐらいまでのおおよそ4年間マレーに行っていたという。
ナマケモノやワニやいろんな動物を見たが、何より恐ろしかったのは虎。
一度人間を食べた虎はまた襲ってくる。
人間を襲うときは、首の後ろに噛み付き、噛み付かれた側が息絶えるまで放さないらしい。
また、幌のないトラックの荷台に兵隊を乗せ50kmぐらいで走っていると、
虎が走ってきて荷台を飛び越える。飛び越えるときに前足の爪で
荷台にいる兵隊の服を引っ掛け、そのまま持っていってしまう。
一瞬のことなので運転手は気がつかず、目的地に着いたら荷台は空っぽだったということも
あったらしい。(「あの千葉の兵隊もやられたなあ」という言葉がリアル…)
あまりに恐ろしいので、軍用犬のシェパードを送ってもらい、出そうとしたら
犬が怯えて出ようとしない。尻尾を足の間にしまいこんで吠えもせず踏ん張っている。
しょうがないので、怯えていてももし虎が来たときには吠えるだろうと思い、
外に繋いでおいたら、次の朝には首輪と耳しか残っていなかったという。
(じいさんは3mぐらいの虎、と言ってたけどそんな大きいのはいないよね?)
もうひとつ恐ろしかったのが「百歩コロリ」という蛇。
30cmぐらいだが、噛まれたら百歩で死んでしまうからそう呼ばれていたらしい。
ただインドネシアの人たちは裸足だったのに比べ日本の兵隊たちは
編み上げ靴を履いていたのでまだ被害は少なかったらしい。
あとキングコブラもいたと言っていた。サソリもいたがそれは別に怖くなかったらしい。