第一次世界大戦について語るスレat ARMY
第一次世界大戦について語るスレ - 暇つぶし2ch2:1
08/02/18 19:13:17
関連スレ

第一次世界大戦の軍艦を語るスレ
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【欧州の】第一次世界大戦【没落】(世界史板)
スレリンク(whis板)l50

第一次世界大戦と日本
スレリンク(history2板)l50

3:1
08/02/18 19:14:21
参考サイト

第一次大戦
URLリンク(ww1.m78.com)
日本語のサイトでは一番詳しいと思われるサイト。

第一次大戦の戦闘機
URLリンク(www.neko-net.nu)
サイト名のとうり。

channel4.com -First World War-
URLリンク(www.channel4.com)
第1次大戦についての包括的なサイト?

World War 1 - Trenches on the Web
URLリンク(www.worldwar1.com)
WW1関連のリンク集?



4:1
08/02/18 19:15:34
La Grande Guerra
URLリンク(www.worldwar1.com)
WW1のイタリア軍についてのサイト。

Austro Hungarian Land Force 1848-1918
URLリンク(www.austro-hungarian-army.co.uk)
オーストリア=ハンガリー軍についてのサイト。

Landships
URLリンク(www.landships.freeservers.com)
個々の武器とかに詳しいサイト。

Photos of the Great War
URLリンク(www.gwpda.org)
WW1関連の写真が置いてあるサイト。

5:1
08/02/18 19:16:07
参考図書

八月の砲声 バーバラ・W・タックマン著

第一次世界大戦 リデル・ハート著

補給戦 マーチン・ファン クレフェルト著

死闘の海 第一次世界大戦海戦史 三野正洋著,古清水政夫著

World War 1 Infantry: In Colour Photographs Laurent Mirouze著

Images of Warの第一次大戦関連本などなど。

あとはオスプレイ本は基本であると思います。
第一次大戦のBattle ordersが増えることを祈りつつ…w

6:1
08/02/18 19:16:32
主要参戦国

連合国(Allied Powers)
(1914年)イギリス、フランス、ロシア、ベルギー、セルビア、日本
(1915年参戦)イタリア
(1916年参戦)ルーマニア
(1917年参戦)アメリカ

中央同盟国(Central Powers)
(1914年)ドイツ、オーストリア=ハンガリー、トルコ
(1915年参戦)ブルガリア

7:1
08/02/18 19:17:20
強襲戦術から急襲戦術へ

陣地戦の発生以来、満3年間西方戦場においては攻勢軍である英仏軍は
ドイツ軍戦線を突破して終局の勝利を獲得しようと努力したが、
強襲主義に偏していた英仏軍はドイツ軍戦線を突破する事が出来なかった。
ついに1917年10月、フランス軍は新教令を発布し、急襲主義に改めることとなった。
英仏軍に先んじて急襲主義に改めていたドイツ軍は、リガ攻勢で革命のドタバタで
弱体化していたロシア軍に、カポレットの戦いでイタリア軍に対して大戦果を得た。
1918年ドイツ最後の攻勢カイザーシュラハトで浸透戦術を大々的に使うことによって
英仏軍を打ち破ろうと試みるが・・・

8:1
08/02/18 19:17:51
第一次大戦と日本陸軍

第一次大戦で日本陸軍がたまげたのは弾薬を使用量である。
消費される弾薬は日本の国力では到底賄えないものであり、
日本の一カ月の弾薬生産量分が、西方戦線では一日で消費された。
また、次々と生み出される新兵器についても苦悩した。
やはり日本の国力では十分には充足できず、
ハード面ではなく主にソフト面を改良して対応することとなる。

9:1
08/02/18 19:18:24
砲兵戦術の発達と陣地の縦深化

めんどくなってきたので止めたw
1は第一次大戦について知識がほとんどなく、しかも英語は少ししか読めません。
もっぱら陸戦についてばかり調べてるので空や海の方はさっぱりです。
空や海は誰か補足してもらえるとうれしいです。

10:1
08/02/18 19:26:44
>>5に学研の第一次世界大戦も。
あとまだ読んだことないのですが、
World War I Databook: The Essential Facts and Figures for All the Combatants
も良本ではないかと。

11:名無し三等兵
08/02/18 19:29:26
1 乙です
何で、こんなに人気ないかねぇ、WWⅠ
飛行機とか見てるだけでも楽しいのに…

12:1
08/02/18 19:37:32
>>11
意外に早くレスがついたw
「ブルーマックス」を観てると複葉機カッコヨス!とか思います。

13:名無し三等兵
08/02/18 19:46:19
大戦初期のドイツ軍のツノ付帽子とかも面白いですよね。

14:1
08/02/18 20:10:00
ピッケルハウベ?とかいう奴でしょうか。
一等自営業氏の「武器と爆薬」になぜか載ってたようなw
開戦直後のはM1895ピッケルハウベヘルメットというのらしいです。

大戦中盤からのヘルメットは、
ドイツ、オーストリアはM1916"Stahlhelm"、つまりお馴染みのバケツ型ヘルメット。
イギリスはマーク1スチールヘルメットとかいうUFOヘルメットw
フランスはアドリアンヘルメット。
アメリカはイギリスからもらって、
ロシアとベルギーはフランスからもらって、
イタリアはアドリアンヘルメットの模倣品のようです。

15:名無し三等兵
08/02/18 20:26:23
源文さんの、その本、僕も読んでますw
試行錯誤の結果、ドラマチックなまでに戦争と戦場が変化していく過程が、たまらなく人間的であり悲惨でもある感じがWWⅠ物の興味深い点だと思います。
最近、忙しくて家パソしてる余裕がないので、もっぱら携帯厨なのでつが以後よろです(´・ω・`)ノシ

16:1
08/02/18 20:39:46
>>15
ヒマ人大学生ですがよろしくw
「西部戦線異状なし」は小説も映画(1930年版)も面白かったなぁ。
WW1は日本語の文献が少ないのが致命的ですわ。1も困り果ててます。

こりゃあ某研スレッドみたいになりかねんがなw 
眠い人でも来ないかな。


17:名無し三等兵
08/02/18 20:50:14
馴れ合いはよくないと思うな

18:1
08/02/18 20:55:24
世界の突撃部隊

強襲戦術から急襲戦術に変わるにつれて各国では浸透戦術の担い手たる突撃部隊が編成された。
いちばん有名なのがドイツの突撃部隊(stosstrupen)である。
オーストリアもドイツに真似て突撃部隊を作っていたようであるが詳細は不明。
イタリアはArditiといわれる突撃部隊を編成した。
ロシアでも類似する部隊があったようである。
フランスは特別な部隊は編成しなかったようであるが、突撃装備をした者もいたりして研究はしていたようだ。
イギリスはそれよりも戦車に賭けた、と別宮氏のサイトにある。

19:1
08/02/18 20:56:49
>>17
馴れ合いしてると人が来なくなりそうだしね…
それよりなんか書いてくれ。

20:1
08/02/18 21:28:38
ドイツ突撃大隊の編制(1916年)

本部
突撃中隊x4
機関銃中隊x1or2(各機関銃x6から8)
火炎放射小隊(火炎放射器x4から6)
歩兵砲中隊(歩兵砲x4)
迫撃砲中隊(迫撃砲x8)


ドイツ歩兵第一線連隊の大隊の編制

大隊本部
歩兵中隊x3
機関銃中隊(機関銃x6から12)
迫撃砲隊(軽迫撃砲x4)
通信隊


Line Infantryってどう訳すんなら?

21:1
08/02/18 22:01:54
>>8補足
1915年、シャンパーニュ秋季攻勢の準備射撃でフランス軍は、
重砲872門、野砲約1,000門の砲撃で攻撃準備から実行にいたる
6日間の射耗砲弾数が約170万発になった。
日露戦争で日本軍が約1年半にわたる射耗砲弾数が103万発だったのに比べ、
6日間で70万発多く消費していた。


22:名無し三等兵
08/02/18 22:58:36
>Line Infantry

戦列歩兵じゃないの?

23:1
08/02/18 23:44:49
>>23
戦列歩兵ですか。
どういう意味合いなのか分かります?

24:1
08/02/18 23:46:12
間違えたw
>>23じゃなくて>>22です。

25:1
08/02/19 00:15:12
ナポレオン戦争時代の名残なんかな?
それにしてもイマイチ意味がつかめません。

26:名無し三等兵
08/02/19 00:24:47
戦列歩兵というのはナポレオン戦争の頃の用語で、分散して自由行動を取る散兵に対して、
隊列を組んで規則正しく進退し、号令と共に一斉射撃を行う主力部隊の伝統的名称なんですが…検索してみると
URLリンク(www003.upp.so-net.ne.jp)

フュージリア
17世紀頃ではフュージリア銃を装備した歩兵のこと。
19世紀ごろでは戦列歩兵(フランス)を意味し、ドイツでは散兵戦術をとる軽歩兵を意味する。 フランス・ドイツ・19世紀
投稿者 名無しさん      2006.03.19更新

フュージリア銃
火打ち石式で口径が小さく、叉杖も必要ない小型軽量の滑腔式の銃のこと。
17世紀後半頃から登場し、火縄式の大口径のマスケット銃が主流だったのに対して、フュージリア銃は主に後方部隊の自衛火器として活躍した。
歩兵のマスケット銃が火打ち式にかわり、口径も小さくなっていくと、マスケット銃とフュージリア銃を分けることもなくなった。   17世紀・欧州
投稿者 名無しさん      2006.03.19更新

えーと、Line Infantryって英訳ですよねこの場合。
仮に元の単語がドイツ語のFusilierだった場合、ドイツ語では散兵の意味が、フランス語の意味で英訳されてLine Infantry=戦列歩兵になった、伝言ゲームの悪寒。

27:1
08/02/19 00:50:31
第一次大戦初期の騎兵戦術

騎兵戦術について日露戦争後編纂された騎兵操典によって記述してみる。

騎兵は会戦前に敵方に深く進出し、諸種の情報を蒐集し、戦勝の基を開かねばならない。
この目的を達するには全力を尽くして敵の騎兵を撃破し、もって行動の自由を得ることが緊要である。
また会戦によりては他兵種と協同し、その終局に際しては敵を追撃するか、逆襲をして友軍の戦勢を
挽回しなくてはならない。
騎兵戦闘の主眼は乗馬戦をもって敵を殲滅することにある。
しかし状況が適さない場合には徒歩戦を用いて戦闘の目的を達成しなくてはならない。

日露戦争ではもう騎兵は乗馬歩兵のようなものだったと思われるが。
連発式小銃を装備した歩兵と砲兵に突っ込むのでさえ自殺的だったのだから、
機関銃に突っ込むのはもはや「生命の躍進」の域に達しているのかしらんw

28:1
08/02/19 01:02:01
>>26
原語に当たれないゆえこんなこともあり得るのですね。
戦列歩兵と訳すべきか、軽歩兵と訳すべきか、ただ歩兵とだけ訳すべきか・・・
ナポレオン戦争も少し調べておいた方がいいのかな。


29:1
08/02/19 01:37:40
第一次大戦初期の騎兵戦術

また騎兵操典から抜粋しつつ。

戦闘一般の要領にこんな言葉が載っている。
「騎兵は捜索の目的を達する為、まず敵の騎兵を撃破することに努めなければならない。」
騎兵は決戦兵科ではなく捜索部隊…

1912年版騎兵操典による日本軍騎兵部隊はどんなものだったのか整理してみる。
間違ってても知らないw
騎兵旅団は騎兵連隊x2だったと思われる。(想像)
旅団直轄に騎砲数門に機関銃数丁を有していた。
騎兵連隊は中隊x5で、各中隊は小隊x4である。


30:1
08/02/19 02:13:31
第一次大戦直前の騎兵戦術

・乗馬戦
乗馬戦における攻撃方向の適否は戦闘の結果に影響すること大である。
攻撃にはなるべく敵の側面か背面に対して行う。

1)騎兵に対する戦闘
a.攻撃のためには前進しつつ展開させるのが通常である。
b.敵の側面に対する攻撃は我に有利なりといえども、自己の側面もまた暴露する危険がある。
ゆえにその援護には特に注意しなければならない。
c.騎兵に対する戦闘の多くは遭遇戦の性質を有する。
ゆえにたとえ騎砲兵や機関銃の援助を欠くときでも躊躇することなく攻撃を決行しなければならない。
d.騎砲兵は迅速に陣地に進入し、まず騎兵の展開を援護する。
機関銃もまた同じ。
e.騎砲兵や機関銃を配置して戦闘を準備している敵に対してはなるべく攻撃すべきではないが、
やむを得ず正面から攻撃する場合は騎砲兵、機関銃の援護を受けつつ前進する。

2)他兵種に対する戦闘
歩兵か、陣地を占領している砲兵の正面に対しては隠れて敵に近接し、不意に襲撃するを要する。
隠れて近接しがたいときはなるべく敵火を避ける。

徒歩戦は歩兵とあんまり変わらないんじゃないかと思うので省く。




31:名無し三等兵
08/02/19 09:44:25 eWyM1gQ2
ところで当時スナイパーって結構いたの??

32:1
08/02/19 11:22:24
スナイパー関連の訳書に第1次大戦について記述があったような?

英語版スナイパーのwikiでは、
「大戦当初ドイツだけがスコープ付スナイパーライフルを所持していた。
これに気づいたイギリスはスナイパーの学校を作って対抗した。
東部戦線のロシア軍はスナイパーのスペシャリストをつくらなかった。」

とありますから結構いたのでしょう。


33:AIRSHIP
08/02/19 11:24:11 RcUhhV/h
>>30
日本には、兵種としては騎兵のみであったが、ドイツ・フランス・ロシア等の大陸の
大陸軍国は、騎兵だけでも軽騎兵・槍騎兵・竜騎兵(軽竜騎兵・重竜騎兵に分かれる
国も有り)・胸甲騎兵の兵種が在り之に加えて、騎馬砲兵隊が加わり、兵種に拠って
の操典は別のものです。
特に胸甲騎兵は、決戦兵種であって、常に集団と成って敵陣に突撃を掛けます。(勿
論砲撃・銃撃に拠って敵陣の隊形を崩した後に。)
URLリンク(www2.dokkyo.ac.jp)
このサイトに騎兵がかなり詳しく記載されていますので、見ては如何ですか。
亦、世界史版にも1次戦のサイトが有りますので、ご参考にして見て下さい。

34:AIRSHIP
08/02/19 11:38:39 RcUhhV/h
>>31
かなりの数の狙撃兵が、前線に拝びされていたようです。
映画「西部戦線異常なし」のラストシーンでも、主人公が狙撃によって倒されるほどです。
但し、味方の兵から「残酷な殺し屋」扱いをされたり、狙撃兵が活躍したら直後に敵砲兵の
目標と成って、弾の雨が降ってきます。 
狙撃兵は移動して他の陣地に行ってしまいますが、歩兵達は移動できませんので、陣地に篭
り、鉄のスコールに耐えるしかないので、歩兵たちから疫病神扱いされることも多かった様
です。

35:名無し三等兵
08/02/19 12:07:18
ヒストリーチャンネルで、ドイツの塹壕はコンクリート製で排水ポンプ完備、一番後ろのやつは敵砲兵の射程外で休憩時は安全、って感じの塹壕が多くて英仏軍より環境が良かったって言ってたけど本当かな?

36:AIRSHIP
08/02/19 13:26:32 RcUhhV/h
>>35
戦線の位置にも寄りますが、ドイツ軍が塹壕を掘った位置はイギリス・フランス軍より
高い位置に彫られていて、排水に付いては有理だったようです。
URLリンク(www3.kiwi-us.com)
このサイトに詳しく載っています。

37:名無し三等兵
08/02/19 18:36:35
>英軍の塹壕
参戦理由の関係からベルギー国内に踏みとどまらないと行けないので
条件の悪い場所を使わざるを得なかったとか何とか。

38:1
08/02/19 20:39:39
>>33
そういえばそうでした。忘れてました。
ヨーロッパは結構騎兵の種類があったんですよね。
日本陸軍は始まりから終わりまでずっと歩兵が決戦兵科w
世界史板のスレは政略とか戦略的な話が主かなと。


39:名無し三等兵
08/02/19 21:38:46
両軍のエースパイロットには騎兵科から転属した人も確か結構いたよね。
機動戦が難しい現実を体感して騎兵という兵種に見切りをつけたのだろうか?単にあたらしもの好きだったとかだと笑えるが…

40:名無し三等兵
08/02/19 22:07:54
>>1


WW1スレは過去にも何度か立ってるけど、たいていすぐに落ちちゃうんだよな
これは次スレまで行くように頑張ってくれ、俺も支援させてもらう

41:名無し三等兵
08/02/19 22:09:34
>>39
騎兵の任務の一つに偵察があったから、同じ偵察目的ってことで、騎兵から航空兵に転科した人はわりと多いよ

42:1
08/02/19 23:07:32
>>39
いちばん有名なのがレッドバロンことリヒトホーフェンでしょうか。
弟の方も騎兵から航空に転属しているようです。
ゲーリングは歩兵から。

>>40
ども。
このスレが1000に行くまでは頑張ろうと思ってます。


43:1
08/02/19 23:33:55
ロンメル将軍の第1次大戦時代について詳しい和書はないでしょうか?
英語だと「Infantry attack」とかいうそのままずばりの本があるんですが、
1の英語力だと読めそうにありません。

44:名無し三等兵
08/02/19 23:40:57
>>43
デズモンド・ヤングやデヴィッド・アーヴィングのロンメルの伝記が、日本語で読める一番詳しい記述ではないかな
それで不足なら、あとは洋書に当たるしかないと思う

45:AIRSHIP
08/02/19 23:58:02 y/YOKUua
>>43
一寸古いですが、「歴史群像」の記事に1次戦のロンメルの記事が有った様に覚えています。
バックナンバーを探して見たら如何ですか?
ロンメルは、自分が落とした敵陣の成果を他人に奪われ、かなり腐っていた事が在ったようですね。
然し、他の戦果に拠ってプール・ル・メリットを受賞しましたが、戦後迄も可也拘っていたようです。
今出ている、学研のムック「第1次大戦」の2巻目に出て来るかも知れませんが?

46:名無し三等兵
08/02/20 00:14:53
>>43 デニス・ショウォルター「パットン対ロンメル 軍神の戦場」にカポレット戦でのロンメルの詳細な記述がある。WWIだけなら図書館でいいかな。

47:名無し三等兵
08/02/20 00:31:45
>>16
1979年・TFC製作のカラー版も見れ。国内取り扱いは、東北新社。
どちらも所有しているが、このデルバート=マンが監督した作品のが秀逸。
使用爆薬70トン、塹壕戦の描写は最高レベル。1930年版の比ではない。
西武戦線は、見事に焼け野原。ちゃんと、戦場が描かれている。
カットに、名優アーネスト=ボーグナイン。ヒンメルストッスの愛嬌ある
嫌な奴ぶりも最高だ。ポールの最期は、まさに主題にふさわしい。



48:名無し三等兵
08/02/20 00:33:54
>>1
名前欄にずっと1を入れ続けるのはあまり感心しないな
占有スレのように思われる危険がある
ある程度レスが付くようになったら、名無しで書き込んだ方がいいと思うぞ

49:1
08/02/20 00:38:06
>>44
やはり伝記だと第2次大戦のアフリカ戦が主になってしまうようですね。
「砂漠のキツネ」を読むと、ロンメル将軍の指揮が神懸かっているんで分からないでもないですが。

>>45
学研の「カポレットの戦い」の記事(No64)でロンメル中尉に対して興味を持ったのです。
それとは別の記事でしょうか?

>>46
近くの本屋に置いてあったような気がするので、
今度立ち読みしてみます。

50:名無し三等兵
08/02/20 00:42:13
>>47
カラー版はしょぼいイメージがあるので見ていないのです。
レンタル屋に置いてあったら借りてみます。

>>48
了解しますた

51:名無し三等兵
08/02/20 00:45:42
>>50
モノクロ版の方が出来がいいのは確かだが、カラー版もそれほど酷くはないよ

52:名無し三等兵
08/02/20 00:59:20
>>51
モノクロの方がいいかぁ?
チャップリンと同時期だぞ。
まぁどっちでもいいんだが。

53:名無し三等兵
08/02/20 21:30:16
大戦直前の歩兵突撃戦術

日露戦争後編纂された1909年版歩兵操典より歩兵中隊突撃について書いてみる。

突撃には密集隊形からと散開隊形による突撃とがあるが通常は散開してから行う。
散開隊形の場合、各散兵の間隔は約2歩である。
戦闘の進展に伴い、損傷を補充し、散兵を増加して火力を増し、敵に近接する。
適時銃剣を着け、敵に肉薄することができれば、中隊長は先頭に立ち中隊の全力を挙げて敵陣に突入する。
なお中隊突撃を為すときはラッパ手が突撃の譜を連奏する。
一回の突撃が失敗したときは、他隊の援助を欠いても再三再四突撃を反復する。
突撃が奏功すれば敗退する敵に向かい追撃射撃を行う。
敵が有効射撃距離を脱しようとしたら、中隊長は直ちに中隊を前進させる。

何メートルから突撃するのか書かれていないのが残念。
補足すると1940年版歩兵操典の分隊突撃では、各兵の間隔は約6歩で横隊形から行う。
また1940年版は側面背面からの突撃を奨励しているが、1909年版では記述がないのでどうなのか分からない。


54:名無し三等兵
08/02/20 21:44:36
1909年版では散兵線とか援隊とかの概念がまだ残っていて、これはWW1によって変わったと思うのだけれど・・・?
あと小隊以下の教練が載っていない。
これは小隊以下の戦術が重視されていなかったのではないかと思う。
後にドイツ突撃部隊の浸透戦術によって軍隊の自主性が分隊にまで広がったと思われます。

55:名無し三等兵
08/02/20 21:48:15
1909年版となるとプロイセンをお手本にしてるのかな?
‥‥それにしても後のバンザイアタックの臭いが濃すぎてヒク文章です

56:名無し三等兵
08/02/20 22:02:46
ドイツをお手本にしていたと思われます。
日本陸軍の戦術はドイツ、ロシア(ソ連)、次いでフランスに影響を受けているんではないかと。
えっと、これでも攻撃マンセー的な部分は省いているんですよw


57:AIRSHIP
08/02/21 00:06:23 w0Einqho
フランスの「エラン・ヴィタール」に比べれば未だましでしょう。
私のコレクションの「パンタロン・ルージュ」の赤は目立つこと間違い無しです。
あのムービング・ターゲット間違い無しの格好で、MG08とGew98の前には立ち
たくありませんね。


58:名無し三等兵
08/02/21 00:32:47
エラン・ヴィタールを日本語で翻訳したのが大和魂ではないかという説をどっかで見た事が。

59:俺有能、おまえら無能
08/02/21 03:06:36
別に宣戦布告したからって、いつどこを攻めるかはわからないんだから、
奇襲できないなんて、無能な軍人の言い訳だよな

60:名無し三等兵
08/02/21 07:01:47
軍服をカーキ色にするのはWW1前後だっけか。
フランスは最後までカーキ色にしなかったそうだが。

61:名無し三等兵
08/02/21 07:48:44
英陸軍はボーア戦争の戦訓で、1902年に全面的にカーキ軍服を採用。
(植民地軍では、1848年頃から一部で採用していた)
日本は日露戦争中の1905年(明治38年)にカーキ服を採用。

他の主要参戦国は、WW1の開戦後だねえ。

62:名無し三等兵
08/02/21 08:07:56
塹壕戦の経験で各国小銃をカービンにしたと聞いた。
それがなかったから日本は最後まで小銃が長かったのだとも。

63:名無し三等兵
08/02/21 12:09:47
>>61
ロシア軍も大戦当初(日露戦争中?)からカーキですよ。
それにすべての国がカーキにしたわけでもないし。

64:名無し三等兵
08/02/21 12:28:50
>>62
当時の騎兵ってカービン装備じゃないんだ
ちょっとビックリ

65:名無し三等兵
08/02/21 13:05:28
日露の頃のロシアは青軍服

66:名無し三等兵
08/02/21 13:08:34
>>64
いや、騎兵は最初からカービン
欧州各国は、WW1後に歩兵銃もカービン化した例が多いのよ

67:名無し三等兵
08/02/21 16:58:24
>>64です。
早とちりです。
吊ってきます。恥…

68:名無し三等兵
08/02/21 23:46:41
大戦前のフランス軍砲兵戦術

大戦前の仏軍は極度に機動および攻勢を主張し、火力無視と思われるほど攻撃精神を鼓吹していた。
したがってその思想に基づき火器の効力に対して正当な理解をせず、砲兵に大きな期待を寄せていなかった。
1910年発布の野戦砲兵操典は、
「砲兵は援護のない活動目標に対しては大きな効力をもっている。
しかし破壊効力の発揚は困難であり、比較的少数の砲弾による制圧効果は一定期間のみ有効である。」
と記している。
つまり、砲兵による攻撃準備は効果がないとして断念し、
掩護下にいる敵を暴露させるために歩兵でもって攻撃し、砲兵はこれを射撃する。
すなわち砲兵は攻撃を準備せす、ただ攻撃を支援するだけで対砲兵戦は無用としていた。

現代から見るとすごいことが書かれてあるように思えます。
直接支援だけで対砲兵戦を予期しないって…
元ネタはURLリンク(www.warbirds.jp)
根気があるのなら読んでくださいw

69:名無し三等兵
08/02/21 23:55:04
大戦前のドイツ軍砲兵戦術

大戦前における独軍砲兵は速戦速決の運動戦を基調とし、
攻勢に必要な火器の威力を認識し、砲兵の効果を肯定し、防御の必要をも認めている。
その砲兵戦術思想は敵砲火の下における歩兵前進が困難であるのを認め、
歩兵直接支援とは違う対砲兵戦の必要を認めている。
したがって歩兵の攻撃前進開始前に敵砲兵、障害物、支点を破壊した後に
勝利を求めるように指導し、野砲は重砲の掩護の下に歩兵を直接支援するのが主要な任務である。

後世からみるとこちらの方が正当に感じます。


70:名無し三等兵
08/02/22 00:16:04
1914年運動戦における独仏両軍砲兵戦術

1914年の開戦と共に、仏軍の火器効力の無理解と重砲数の不足(独軍2000門 仏軍308門)は、
ドイツ軍重砲兵の遠距離射撃の為にフランス軍は行軍縦隊のまま急襲され、陣地占領後も独軍重砲の跳梁に許し、
砲兵の攻撃準備を待たずして前進する攻撃精神に満ちたフランス軍歩兵は甚大な損害を蒙って撃退されてしまった。

フランス軍総司令官はその損害を緩和する為、「まず防勢に先立ち砲兵が攻撃準備完了した後、
疎散な隊形をもって前進すべきである」との命令を下した。
ドイツ軍は重砲支援の下に攻勢に次ぐ攻勢をもってフランス軍領土内に進入したが、
重砲が追及できない時はフランス軍野砲のため大損害を蒙った。
こうして「マルヌ」会戦はドイツ軍の失敗に終わったが、「オアス」「エーヌ」両河間の平地に退却するや独軍は重砲兵と合流し、砲兵威力を発揮した。
しかしながら両軍の砲兵弾薬の欠乏により、11月15日以来陣地戦入ってしまった。

1914年は、火砲威力が敵歩兵を停止させることができること、夢にも思わない弾薬消費、
重砲兵の必要、十五榴の精神的威力(精神的?)、対砲兵戦の必要、観測通信機関の不足、
空中観測の必要などの教訓が出た。


71:名無し三等兵
08/02/22 10:16:01 vVAB+kOv
フランスの教典のほうが存外鋭いと思う

準備砲撃が、掩護された標的に対して効果が小さいというのは塹壕戦で実証される
延々砲兵戦やったあとでは、精神的な効果はさておき、相手に迎撃準備させるだけ
結局、短時間の制圧砲撃だけで、歩兵を散開突撃させるという方向に移行する

暴露目標に対する砲撃が効果的なのは認めている
で、これも自らの犠牲で実証してくれるわけだがw

72:名無し三等兵
08/02/22 10:30:29
WWIIのフランス全軍がWWIにタイムスリップしたら、
フランスは独力でドイツを追い返せただろうか?

73:名無し三等兵
08/02/22 11:16:43
>>72
それはあまり意味がないというか、フランス軍をなめすぎている感じがする。

74:名無し三等兵
08/02/22 14:23:53
オーストリア地中海艦隊vsイタリア海軍

75:名無し三等兵
08/02/22 16:23:54
>>74
1914年8月のイタリア海軍の戦力

ドレッドノート級x3
前ドレッドノート級x7
装甲巡洋艦x7
防護巡洋艦x11(どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser)
その他巡洋艦x3
駆逐艦x33
魚雷艇x80
潜水艦x23



76:名無し三等兵
08/02/22 16:27:04
1914年のオーストリア=ハンガリー海軍の戦力

ドレッドノート級x6
前ドレッドノート級x6
装甲巡洋艦x2
防護巡洋艦x3
その他巡洋艦x2
駆逐艦x18
魚雷艇x65
潜水艦x5

ほぼ互角? オーストリア海軍の潜水艦の少なさが気になる。
ドイツ潜水艦の戦果に刺激されて戦中に増加していったと思われるが・・・?

77:名無し三等兵
08/02/22 17:23:40
オーストリア=ハンガリー海軍の根拠地ってどこにあったの?アドリア海か?
封鎖されてたよなw

78:名無し三等兵
08/02/22 17:26:20
連合軍はそこに英仏の地中海艦隊が加わるから勝負にならないのだな

79:名無し三等兵
08/02/22 17:31:44
と思ったらオーストリアは、戦中にU-10型5隻とU-27型7隻しか建造していなかった。
しかも小型。トラップ大佐はこんなんでよくやったなあ・・・


80:名無し三等兵
08/02/22 17:32:57
>>79>>76の付け足しでせう。

81:名無し三等兵
08/02/22 19:03:28
昔から、よく解らないのだが、当事者のバルカン半島の人たちって、どうなってたのかな?
資料が見つかんない‥‥

82:名無し三等兵
08/02/22 19:26:24
セルビアでオーストリア皇太子が暗殺されてドイツがベルギーに侵攻した
という流れを「シュリーフェンプラン」という言葉を用いずに
今の歴史教科書はどう説明してるのかね。
相変わらず3Bだの3Cだの書いてんの?

83:名無し三等兵
08/02/22 20:57:39
>81 レオン・トロツキー「バルカン戦争」読め。えらく高価なんで図書館推奨だが。
革命における暴力というものを真面目に捉えてる本物のコムニストの常として、トロツキーは優れた軍事記者だ。面白いよ。


84:名無し三等兵
08/02/22 21:36:47 FWOTi10M
>83
㌧です。探してみます

85:名無し三等兵
08/02/22 21:40:02 vVgB+5IA
皆さんはどんな第一次大戦の映画を見た??

86:名無し三等兵
08/02/22 22:36:25
動員直後の兵力

同盟国
ドイツ 450万人
オーストリア=ハンガリー 335万人
ブルガリア 85万人(7万人は本国警備、残りの半分が戦闘員)
トルコ ?(平時は23,5万人)

連合国
フランス 378,1万人
ロシア 500万人(前線に従事するのは40%)
イギリス 73,35万人
イタリア 87,5万人
ルーマニア 56,4万人
セルビア 46万人
ベルギー 17,7万人(35%は要塞要員)
オーストラリア 6,5万人
ニュージーランド 8430人

ドイツの動員力は桁違いいいwww

87:名無し三等兵
08/02/22 23:28:02
>75
>どう訳すのか分からない。原文はProtected Cruiser
「防護巡洋艦」で正解。
日露戦争前後頃に流行った巡洋艦の形式で、基本的に舷側装甲帯が無く
垂直防御を水平防護甲板と石炭庫に頼る形式の巡洋艦。
しかし同時期に急速に普及した中口径速射砲により舷側防御装甲が無い
と防護甲板で機関部を守れても他の部分をズタズタにされる事から水平
防護甲板の厚みを削って、舷側装甲に回すようにしたのが装甲巡洋艦と
軽巡洋艦(ただしこの類別も絶対ではなく、防護巡洋艦に分類されても
舷側装甲を持つものもあるのであくまで一般論)。
日本で言えば吉野とか須磨とかが典型的防護巡洋艦(舷側装甲帯もある
あいのこ型の例には千代田がある)。
>76
墺のド級戦艦戦力はVウニーティス級4隻しかない。即ち
フィリブスウニーティス(力をあわせて)、テゲトフ(リッサ海戦で
伊海軍を刺殺wした猛将)、プリンツオイゲン(かつての名将。独逸
のは墺併合によるパクリ)、シュツェントイシュトヴァーン(洪牙利
の守護聖人)。
その一方基準戦艦の帳簿上の数はもっと多い。
>77
イストリア半島のプーラ。
もちろんイタリア、英地中海艦隊、仏海軍の三重戦略的封鎖状態に終始。

88:>>75>>76
08/02/23 00:39:23
>>87
どうもありがと。海の方はサッパリなもので。
オーストリア側のド級戦艦が4隻ということは、イタリア海軍に対して劣勢っぽくなるね。

89:名無し三等兵
08/02/23 01:03:08
>88
もひとつ補足させてもらうなら、WW開戦時ならば
×魚雷艇
○水雷艇
であろうと思われ。
魚雷艇はモーターボートの親分みたいなヤツ(滑走艇)が魚雷を抱いて
駆け込んで来るってヤツだが、水雷艇は小型駆逐艦モドキの排水型船体
のモノ(つか駆逐艦が水雷艇のデカくなったもので「水雷艇駆逐艦」で
あったものが何時の間にやら何を駆逐するのか目的語が無くなった物)。
つまり全くの別物なんだが、困った事に伊海軍はWW1半ばから魚雷艇
に力をいれ始めるのでコレが両方存在するようになってしまう。ハナシ
の流れによってはこの峻別に充分な注意を要する。

90:>>75>>76
08/02/23 10:13:22
>>89
重ね重ねありがとう。
原文はTorpedo Boatでつ。

91:名無し三等兵
08/02/23 12:48:03
大戦初期の歩兵突撃戦術(ロシア軍)

打撃を与えるため、銃剣をもってする動作を突撃と為す。
目的、状況、達成した成果により突撃の時期が来るか、もしくは敵の士気喪失したのを認識したときは、
敵との距離に関せず直ちに突撃を開始する。
突撃の要は迅速にして疾風の如く一挙に急襲することにある。
銃剣突撃は敵線から50メートルから行う。
歩兵は近距離から小銃、機関銃火をもって敵を射撃し突撃を行う。
そして突入の直前手榴弾を投擲する。突然、敵と遭遇したら射撃することなく一挙に突撃する。
突撃が奏功すれば極力敵を追撃し、また奪取した陣地を強固にしておく。
追撃の目的は敵を殲滅し、抵抗できなくさせることである。
突撃奏功しないときは目的を達するまでこれを反復する。
ゆえに突撃不成功に終われば歩兵はなるべく敵の近くに停止し、
隊伍を整え、さらに突撃を実施するものとする。

<独断をもってする突撃>
敵に近迫するや第一線の指揮官は独断をもって突撃してもよい。
時として達成した成果および有利な情況を捕捉し、散兵線より突撃を開始することがある。
この際近くの部隊は突撃部隊を援助し、その成果を拡張する。

<機関銃による支援>
機関銃は近距離より敵を射撃し突撃を援護する。
このため友軍に損害を与えることなく、為し得れば斜射か側射をもって
敵に損害を与えることができる位置に進出するものとする。

攻撃精神に満ち満ちていますw
突入の直前手榴弾を投擲するというのは、日本軍の1909年版歩兵操典にはなかったので興味深いですね。

92:名無し三等兵
08/02/23 13:56:37
陣地戦における犬

大型犬は機関銃、小銃弾薬、その他軽い物資を引くなどに応用されることがあった。
一般には警戒用に使用していた。
すなわち最前線警戒兵が犬を随伴するときには、
犬は感覚が敏感なので早く敵の近接を感知することができた。
夜間の遮蔽地においては特にそうである。
であるからドイツ軍は戦線の各所に警戒のため犬を使用していたが、
フランス軍はヴォーヂュ山中でのみ犬を使用していた。

ドイツ軍は犬好きですねw

93:名無し三等兵
08/02/23 18:42:46
>90
>Torpedo Boat
水雷艇ね。あんまりアテにならない事で著名なウィキだが
URLリンク(en.wikipedia.org)
魚雷艇はこっち
URLリンク(en.wikipedia.org)
>91
ロシア軍にしてコレか。白兵突撃なんてな火力がどうこうより気合の
勝負ではあるが、仏軍の操典なぞさぞかし凄かったのジャマイカw

94:名無し三等兵
08/02/24 08:13:14
ロシアの銃剣ってこの頃もネジ止めのスパイクだったのかね。
日露戦争の時みたいに。

95:名無し三等兵
08/02/24 18:46:55
>>94
URLリンク(www.landships.freeservers.com)
オスプレイ本のロシア軍見てもbayonetとしか書かれてないけど、
上アドレスのURLリンク(www.landships.freeservers.com)
の画像を見る限りではスパイクに思える。

96:名無し三等兵
08/02/24 19:01:30
てゆうかロシア軍は貧弱な生産のせいでアメリカの小銃を輸入してたけど、
それでも足りなくてオーストリア軍のろ獲銃を使ってたり、
日本やイタリアやフランスから小銃を供給してもらっててカオスな状態になってたと思うんだけど。

97:名無し三等兵
08/02/24 19:05:24
そういえば輸入した日本製の30年式実包を使う、フェデロフ自動小銃なんてのもあったっけ

98:名無し三等兵
08/02/24 19:37:17
>>91
どこの軍隊も突撃失敗時は反復か。
第一次大戦以前の防御陣地ってひたすら突撃を反復すれば抜けるほど脆かったのか?

99:名無し三等兵
08/02/24 20:21:04
第1次大戦以前の戦争の死傷者は、

普仏戦争
ドイツ軍 小銃弾によるもの90% 砲弾によるもの5%
フランス軍 小銃弾によるもの70% 砲弾によるもの25%

日露戦争
日本軍 小銃弾によるもの85% 砲弾によるもの8.5%
ロシア軍 小銃弾によるもの86% 砲弾によるもの14%

WW1になると>>70にあるように「火砲威力が敵歩兵を停止させることができること」(大砲の数と威力の増加、観測システムの進化)、
また機関銃の登場が劇的に変えたと思います。
機関銃が数丁あれば一個中隊の突撃は勿論、下手をすると一個大隊の突撃も防げたかも。

そんなわけで1936年版赤軍野外教令では、
「現代戦は畢竟、その大部分は火力闘争に外ならず。
これゆえに赤軍幹部および赤兵は現代火器威力に関する知識を深くし、これの使用ならびに制圧手段を熟知しておかなくてはならない。
火器威力の破壊的性質を無視し、かつ火器威力の克服の手段を考えないものは、いたずらに無益の損害を蒙ってしまうであろう。」
となってしまいますw


100:名無し三等兵
08/02/24 20:36:19
榴散弾っていつ頃まで使われてたの?
日露では榴散弾が主流でWW1中に榴弾が主流になったと思うんだけど
境目がよくわからない。

101:名無し三等兵
08/02/24 22:23:44
1次大戦初期の頃迄は主流だったみたいだね
英国の13ポンド速射騎馬砲や10ポンド山砲は榴散弾がメインだったから。

塹壕戦が始まってから野砲の射程距離と性能が飛躍的にあがって
HE弾とかもでてきたから1915年以降ってところじゃないかな?

102:名無し三等兵
08/02/24 22:25:11
>101

×>1915年以降
○>1915年頃迄

103:名無し三等兵
08/02/25 03:45:24
戦車砲発射の、散弾と榴散弾復活の兆しがあるな。


104:名無し三等兵
08/02/25 13:38:56
まあ対人制圧にはもってこいな弾だけどな。
でもまた非人道的兵器とかいって某国営放送が騒ぎ出しそうだな

105:名無し三等兵
08/02/25 13:51:13
>100
WW2のビルマだかインドネシアだか、在庫品を対空砲として使ったって聞いたような。
もちろん日本軍の話。

106:名無し三等兵
08/02/26 11:50:29
開戦時のフランス騎兵連隊数(1個連隊は4個大隊squadron)

12コ 重騎兵(Cuirassier)
32コ 竜騎兵(Dragoons)
21コ 軽騎兵(Chasseurs a cheval)
14コ ユサール(Hussars)
6コ  アフリカ騎兵(Chasseurs d Afrique})
4コ  植民地騎兵(Spahis)

合計で365大隊。約91連隊分。
アフリカ騎兵と植民地騎兵は一般的な訳語がなさそうだったので自分でつけた。
アフリカ騎兵は兵役でアフリカに行っていたものとアフリカにいたフランス人の志願兵から成っていたと思われる。
植民地騎兵はアフリカの植民地民が主。

ドイツ騎兵連隊は、
現役x110
予備x33
Landwehr x2 (後備軍?民兵?)
Ersaatz x1 (代用?)
で合計560大隊。

あとjager zu pferdとかいう騎兵部隊はなんというのか・・・?
フランス語の次はドイツ語か。英語の本なら英語だけにしてくれ(泣

107:名無し三等兵
08/02/26 11:56:54
>>106のドイツ騎兵連隊の現役と予備の内訳

現役(Active)
重騎兵タイプx12
竜騎兵x28
ユサールx21
槍騎兵x24
jager zu pferd x13
バイエルン騎兵x12

予備(Reserve)
重騎兵x3
竜騎兵x10
ユサールx9
槍騎兵x8
jager zu pferd x1
バイエルン騎兵x3



108:名無し三等兵
08/02/26 12:04:13
>>106訂正
Chasseurs a chevalは猟騎兵でJager zu Pferdeも猟騎兵ですた

109:名無し三等兵
08/02/26 12:20:09
騎兵による包囲および迂回

騎兵はその速度を利用して遠い敵の翼側背後を脅威し、効果を得る。
特に砲兵および機関銃を有し有力な歩兵に支援された騎兵団は、強大な抵抗力を持ち、長時間独立行動ができる。
であるから直接会戦に参与して敵の翼側を包囲し、また会戦の前後に主力から離れて敵の側背に進撃し、
その連絡線を脅威して友軍の本作戦を容易にすることができるのである。
特に会戦の当初において敵の騎幕を突破し、その騎兵を撃退して敵軍の側背で行動するときは、
第一戦に効果を与え、じ後の作戦に良い効果を与える。

例1
1914年8月下旬、ドイツ軍は右翼第1軍をもって英軍を攻撃させ、
その騎兵に遠い英仏軍の左側背を脅威させた。
その騎兵団は騎兵師団x4、騎砲兵、載自動車軽砲、機関銃を有し、
また自動車輸送歩兵大隊x1より支援されて、セーヌ河下流とベルギー・フランス国境間の
地区にいる微弱な仏後備隊と鉄道守備をしていた英軍を駆逐し、
ツールネーにいた仏後備旅団x1を全滅させた。
そしてアラー付近に位置していた仏後備軍団x1を撃破し、英仏軍の左側背に甚大な脅威を与え、
ついに英軍はその兵站基地であるブーローギュを放棄してしまったのである。

例2
独軍ウィルナ付近の包囲作戦において、ドイツ軍騎兵団(師団x3)はアイヒホルン軍正面のロシア軍に対し
圧迫を加え、次いで敵の背後に進出し、ウォルヤニーとポドベレス付近で
デュナプルヒ―ウィルナ鉄道線に達し、なお前進を続けてウォルヤニー・スモルゴン・モロデチュノに達し、
またウィルナ―ミンスク鉄道を遮断してしまった。
そのためロシア第10軍はその側背の危険により退却するに至った。
ドイツ軍騎兵団のうち一個師団はアイヒホルン軍の左側を援護してウイライカ付近に進出した。


110:名無し三等兵
08/02/27 21:05:21
1917年7月のケレンスキー攻勢を中止するか延期して、5月頃にカフカス戦線にブルシーロフを
派遣してオスマントルコ軍に対して浸透戦術を仕掛ければよかった。
モスル・キルクークまでロシア軍が進撃。それに続いてニコライ大公とユデニッシュが後詰めを
してくれる。彼ら二人はエベルトや日露戦争で失敗したクロパトキンよりも遙かに有能だからトレビゾンドから
後詰めの攻撃をしてくれるだろう。トルコ軍15万位は撃破できるでしょう。
後はクルド人とアルメニア人に武器を大量に渡して粛々とカフカスから撤退。
作戦期間は3か月、そのあとでケレンスキー攻勢を仕掛ければよい。
これでクルド人もアルメニア人も独立国を作れたのに・・・・・
(終戦の頃には英国軍がモスルより北に侵入できるのでクルディスタン共和国が英国保護下で独立できる、ケマルも手出しできない
ギリシャを使ってかき回せばアルメニアもロシアからもらった武器で武装しているし、ロシアに捕虜が行っているので安泰)

111:名無し三等兵
08/02/28 00:50:44 G/upJ+uo
学研の第1次大戦の2巻目が出ていたので、立ち読みしてみたらロンメルの事が一寸出ていました。
今回は、武器のことが多く書かれていたので、戦史は半分ほどしか有りませんでした。

112:名無し三等兵
08/02/28 03:38:28 2f+K9thq
【海相】第一次世界大戦Part4【伍長】
スレリンク(army板)


113:名無し三等兵
08/02/28 09:55:50
>111
あ、もう出たのか。さっそく買ってくる。

114:名無し三等兵
08/02/28 19:59:06
>>111
戦略・戦術分析がたまらん。
それより本誌のww1関連の記事が収録されていないのはなぜ?
アーカイブで出すから?

115:名無し三等兵
08/02/28 21:20:09
WWⅠで潜水艦を使っていたドイツ海軍はネ申、
ところでその時の潜水艦はⅦC型?

116:名無し三等兵
08/02/28 21:31:01
>>111
なぜブルシーロフ攻勢を大きく扱わなかったのだ。

117:名無し三等兵
08/02/28 21:54:19
>>116
おれも思った。資料があまりないのかな?
英語の本探してみても、「The Brusilov Offensive」とかいう本しか見つけられなかった。

118:名無し三等兵
08/02/28 23:32:40
>>115
VII型はWW2じゃん……他国だって潜水艦は使って、戦果も上げてるし

119:名無し三等兵
08/02/29 00:17:34
今週の、CSで西部戦線異状なしのカラー版が放映される。


120:名無し三等兵
08/02/29 00:19:07
ああ、無料だからな。

121:名無し三等兵
08/03/01 10:12:39 SvrwlZnf
銃剣について。
あのフランス軍のに代表される、錐のようなものはなんなんだ!
あれは「剣」ではない。

122:名無し三等兵
08/03/01 10:37:20
>>121
もしかしてスパイクのこと? 
フランス軍は普通の銃剣だと思うよ。
URLリンク(www.landships.freeservers.com)(参考)

123:名無し三等兵
08/03/01 11:46:35
フランスってマジでルベルをWW2まで使ってたの?
あれって世代的には村田連発銃と同じだろう?

124:名無し三等兵
08/03/01 11:56:47
ほっとけ、銃剣の起源も知らないにわか知識坊やの戯言だ。

125:名無し三等兵
08/03/01 12:08:49
>123
1940年の独仏戦までに後継銃のMAS 36が装備できたのは前線歩兵部隊だけで
それ以外はルベルだったらしいよ


126:名無し三等兵
08/03/01 22:16:59
検索してみるもんだ。
WW1スレをみるのは>>112以来か。
学研効果なのか?

「エラン・ヴィタール」でぐぐると、
仏陸軍の歩兵のそれしか知らない身には笑いがこみ上げてくる。
特に現段階での3番目。

127:名無し三等兵
08/03/02 00:45:55
URLリンク(www.youtube.com)

128:名無し三等兵
08/03/02 08:39:00 ublJaxNT
それで、バイオネットと銃剣の決着はどうなんだ?
日本軍は一度も、あんな錐見たいな物を採用していないぞ。
ww1当時は交戦各国はあれが標準だったみたい。
現代ではどうなん?


129:名無し三等兵
08/03/02 08:42:04 ublJaxNT
マルヌの会戦時の両軍配置をみると、ベルダンで凄く折れ曲がっていてあれがよかったのか悪かったのか?お互い兵力を伸ばせなくなっている。
ボージュ山脈から撃って出た仏軍が、当時のアルザスドイツ領をかなりの面積占領しているのがなかなか盲点ではないか?この占領地を絶対確保することが大事だった気がするが、この方面での戦闘はあまり取り上げられないな。


130:名無し三等兵
08/03/02 11:25:52
>>100
高初速砲で直射なら榴弾より広い効力範囲となります。
まだ野戦砲の多くが軽加農砲で、直射支援を行うことが多かったWWII当時のソ連軍
では榴霰弾はまだ広く使われていました。

野戦砲兵の射法の主体が間接照準による曲射が主体となると弾速の低下と大落角の
ために榴霰弾は効果が出ないので主流からは外れましたが
WWI以降直射を担当する平射歩兵砲、対戦車砲、対戦車無反動砲では散弾や榴霰弾が用意されていました。

131:名無し三等兵
08/03/02 15:27:25
>128
バイオネットじゃなくて ”バヨネット”だろ。

132:名無し三等兵
08/03/02 16:01:53
ロシア軍はオーストリアハンガリーやオスマントルコには無敵の強さを誇るのに。
ドイツ軍には弱いな。

2倍の数で攻めてもドイツ軍に負けるのに対して
逆に2倍の数でオーストリアハンガリー軍やオスマントルコ軍に攻められても打ち勝つのに。

ドイツの同盟国が弱すぎたのが同盟国側の敗因なんじゃないかと思えてきた。

133:名無し三等兵
08/03/02 16:35:59
銃剣の歴史を少し勉強すれば分かると思うけど・・・
銃剣は騎兵突撃からマスケット銃兵を守るための槍兵隊の代わりに装備されたもと言われてる
時代的には 銃口差し込み型(15~19世紀)、ソケット型(16~19世紀)、一体型(18~現代)、
刀剣装着型(19~現代)、
銃口差し込み型は装着すると射撃も弾の装填も出来ない、その欠点を改良したのが
ソケット型。

銃剣は刀身が長ければ銃口が重くなって装着したままだと射撃し辛い。
スパイク型は刀身を長くしても刀剣型に比べて軽く済むから装着したままでの射撃もしやすい。
だが刀剣型は装着しないときは短剣としても使えて汎用性が高いが
スパイク型の場合は別に短剣を装備しなくちゃならないし、携帯するときもその長さ故に
不便を強いられる事が多々ある。

ロシアがスパイク型を採用してる理由は寒冷地の軍隊である為に軍服が厚着になって
刀身の短い刀剣型の銃剣だと敵に致命傷を与えられない場合がある為に
刀身が長くて使い回しがいいスパイク型が採用されてきた。

日本が近代軍隊を持ったのは19世紀以降だから装備としては刀剣装着型や一体型から。
軍隊モデルとしては英国やフランス式を手本にしてる事も関係している事もあるが
スパイク型の有用性が見いだせなかった為に主要装備としては採用されなかった。

自分が知ってる範囲ではこんな感じか・・・、間違えや説明不足があったら知ってる人
フォローお願いします。



134:名無し三等兵
08/03/02 16:48:37
>133
ちょっと表現が紛らわしかったので補足
スパイクが採用されたのはソケット型(16~19世紀)からとかなり古いです

>133 で「ソケット型」と書いてるところは「ソケット形式」に書き換えて理解してください

135:AIRSHIP
08/03/03 00:39:59 r8AdKBYd
>>126
日本軍も銃槍を採用していますよ。
44式騎銃を知っているなら、折り畳みの銃槍が付属しています。
幕府歩兵は、フランスのシャスポーを装備していますので、銃槍付です。
明治期にも短期ですが、シャスポーも正規品として陸軍が使用しています。

136:名無し三等兵
08/03/03 07:38:16
>>132
工業化の差じゃないのか。


137:名無し三等兵
08/03/03 12:48:27
>132
リデル・ハートの「第一次大戦」を読めと・・・以下略

138:名無し三等兵
08/03/03 15:13:56 4e7GPjva
ロシアがオーストリアには本気になったんだよ。ドイツはまあ小手調べ。

139:名無し三等兵
08/03/03 15:50:06 0eUNQLhT
露オーストラリア戦線ってものすごい凄まじい気がする

140:名無し三等兵
08/03/03 16:18:31
イタリアーオーストリア戦線…

141:名無し三等兵
08/03/03 16:27:01
>>140
何回負ければ気が済むイタリア・・・

142:名無し三等兵
08/03/03 20:22:30
>>138
本気になったわりには
オーストリア正面でロシア陸軍史上最大の損害を出してたような

143:名無し三等兵
08/03/03 20:53:53
オーストリア軍は体裁こそドイツ式の模倣だけど、異民族国家の弱点と
面子の問題でドイツからの戦術&戦略的指図は一向に受けなくてロシアにボロ負け・・・
ってかずーっと負け癖が付いてるところにロシアに追い打ちくらったって感じか

144:名無し三等兵
08/03/03 20:54:36
>>142
いやゴルリッツ突破作戦はドイツ軍の戦果だから。その後に調子に乗ってオーストリアハンガリーが
追撃したら返り討ちにあったし。
ブルシーロフ攻勢を唯一食いとめたのもドイツ軍。その後に反撃くらわしたのもドイツ軍。
オーストリアハンガリー軍はただ逃げ惑うのみ。

オスマントルコ軍も1916年のロシア軍のトレビゾンド上陸作戦からムシュまでノ侵攻作戦でもフルボッコ。
同時期にペルシャでもロシア軍に敗退。
正にロシア軍にとっての「中国戦線」であり、連戦連勝。
ロシア革命で戦争が終わっても唯一まともな戦力を保持していたのがカフカス戦線のロシア軍。
当人達は全く負けた気がしなかったと言う。レーニンが戦争を止めると言う。なぜだ?勝っているのに。
彼らはもちろん白軍になりましたと。実は彼らこそが白軍の主力。
ドイツと戦っていたロシア軍は戦力を完全に喪失していたから仕方がないけどね。

145:名無し三等兵
08/03/03 21:01:40
日本が敗北しても中国戦線の日本兵は「我々は負けていない、中国軍に負けた覚えはない」と言う物が大勢いたのと同じく。
カフカス戦線のロシア軍も「我々は負けていない、トルコ軍は敗退した」と言う物が大勢いた。
なぜ勝っているのに戦争を止めねばならないのか?
こういうのはどこの国でも共通。なまじ連戦連勝だっただけに。
ハルカミッシュ・カルス・エルズルム要塞・トレビゾンド・バン・ムドロア山脈、そして、ペルシャ
オスマントルコ軍は手も足も出なかった。ケマルがムシュでロシア軍の攻勢を止めたが、撃破したわけではなく
ロシア軍の進撃スピードに補給が追い付かなくて攻勢がストップしたのが実情。
ロシア革命さえなければ1917年中に東アナトリア打通作戦が成功していた事でしょう。

146:名無し三等兵
08/03/03 21:12:52
>>144
なるほど
ブルシーロフ攻勢でのロシア軍死傷100万ってのはドイツ野郎の仕業であったか

147:名無し三等兵
08/03/03 21:13:53
そんなオーストリア軍が停戦間際まで高い戦意を誇ったのがイタリア戦線。
ドイツ≧ロシア>>越えられない壁>>オーストリア>>超えられないイソンゾ河>>ヘタリア

148:名無し三等兵
08/03/03 21:32:18
>>146
そう正確に言うとブルシーロフ攻勢自体は大成功をした。だがその成功のさなかにも
ドイツ軍とぶち当たった部隊は撃退されている。まあアレはその方面のロシアの将軍が
浸透戦術を理解せずに準備砲撃の後に突撃と言う「何この西部戦線」みたいな攻勢を仕掛けたのが原因。
もう一つは駄目押しとしてエベルトが追撃したらオーストリアハンガリーは速攻で崩壊したでしょう。
エベルトはやっぱり浸透戦術を理解できず、上司のアレクセイエフからもブルシーロフの後に続けと言われたのに躊躇。
おかげでブルシーロフは攻勢成功後も自分の部隊で追撃をせねばならなくなった。そこで西部戦線より引き上げてきたドイツ軍(オーストリア軍じゃなくて)が
猛烈な反撃を加えて「ブルシーロフの追撃」を粉砕。正確には「ブルシーロフ攻勢」を粉砕したのではなく、エベルトが動かなかったのでやむなくやった「ブルシーロフの追撃」を
粉砕した。エベルトはアレクセイエフに言われて時期を逸した後にどうでもいい場所を兵力を小出しにして攻撃、失敗するとアッサリあきらめて撤退。
おかげで何の役目も果たせなかった。エベルトとクロパトキンが追撃してればブルシーロフが無理な追撃をしなくてもよかった。
よって彼ら二人の責任ですね。


>>147
イタリアに対してはもう反論の余地もありません。アレはほとんど敗戦国です。

149:名無し三等兵
08/03/03 21:43:05
>>148
なるほど…クロパトキンは日露戦争でもヘタレてたなぁ

しかし初動で60万やっつけて追撃で100万失うとか、すごいスケールだ
ロマノフ王朝とハプスブルク王朝をダブルノックアウトさせた戦いだな

150:名無し三等兵
08/03/03 21:56:44
つーか大規模な浸透戦術ではそれなりに死傷者は出るもんでしょう。
日本も日中戦争初期に2万人死んでる。20万人殺したけど。

ブルシロフが日露戦争に来なかったのはラッキーだったねえ。

151:名無し三等兵
08/03/03 22:27:25
その時歴史が動いた、第316回
軍服を脱いだジャーナリスト
~水野広徳が残したメッセージ~
でベルダンの第一次世界大戦の頃の写真とか出てたよ。

放送 2008年3月3日(月)
16:05~16:48 NHK総合などで再放送もあるよ。 


152:名無し三等兵
08/03/03 22:32:17
アレクセイエフもエベルトとクロパトキンが動かないのに相当苛立っていたが
彼らを罷免する権限が無かったので出来なかったようだ。
ブルシーロフはエベルトが動くのを待った。しかし、追撃はされない。ブルシーロフは
戦線には大きな穴が開いた今が最大のチャンスだと参謀本部に訴えた。しかし、エベルトもクロパトキンも何もしない。
やむを得ず疲れきって補給もままならない自身の軍で無理やり追撃を行った。攻勢を再開した時には西部戦線からドイツ軍の精鋭が
やって来ていて穴は埋められてしまっていた・・・・・・

エベルト
クロパトキン
サムソーノフ
レンネンカンプ
ロシアが誇る愚将

逆に
ブルシーロフ
ユデニッシュ
ニコライ大公(カフカス戦線のみの評価)
イワノフ
が名将

153:名無し三等兵
08/03/03 22:57:44
ロシア軍は勇気と忍耐力は抜群、足りないのは知性と積極性・・・と、

おらのジッちゃんがいっていた。

154:名無し三等兵
08/03/04 00:50:26
ちなみに>>152の「愚将」の内、エーベルトとレンネンカンプフは名前から解る様にドイツ系な

155:名無し三等兵
08/03/04 01:10:41
名将はみんなして日露戦争お休みしてたんですな

156:名無し三等兵
08/03/04 01:17:27
ロシアは多民族国家なのだよ

157:名無し三等兵
08/03/04 01:20:20
ミシチェンコやコンドラチェンコ(後者は微妙だけど)、
グリッペンベルク(バルト・ドイツ人)とかも忘れないでください

158:名無し三等兵
08/03/04 03:16:32
マンネルヘイム

159:名無し三等兵
08/03/04 04:15:08
個人的にサムソノフを愚将扱いは言い過ぎかなと思う。

ブラゴフェシチェンスキーとか部下が酷すぎる。前衛が敵と接触するや否や指揮を
放り出して後退したあげく、サムソノフに報告しないとかありえん。
しかも前衛は善戦して敵の攻撃を食い止めてるんだぜ?

160:名無し三等兵
08/03/04 09:57:41
>>147
オーストリア相手に大攻勢

珍しく突破に成功、進撃

イ ソ ン ゾ 河 を 砲 兵 が 越 え ら れ な い

攻勢失敗(´・ω・`)
あれか、攻勢を成功させる気が最初からなかったのか?

161:名無し三等兵
08/03/04 21:54:58
>>160
何回やっても、何回やっても、イソンゾ河が越えられないよ~♪♪

162:名無し三等兵
08/03/04 22:00:50
気がついたら同じ面でばかり突撃

そしていつも同じ場所で死ぬ

諦めずに有刺鉄線の向こうに挑戦するけど、すぐに当たって死ぬよ

毒ガス兵器があればガスは向こうの岸まで着くけど

何回やっても 何回やっても 塹壕が越えられないよ

あの機関銃撃何回やっても避けれない

うしろに回って浸透してもいずれはハジキ飛ばされる

戦車突入も試してみたけど故障続きじゃ意味が無い

だから次は絶対勝つために僕はアメリカだけは最後までとっておく

163:名無し三等兵
08/03/04 22:07:46
アレクセイエフは参謀総長なのに部下の将軍を罷免する権限が無かった。
ブルシーロフが攻勢を成功させたのを見て今こそ絶好の好機と判断、即座にエベルトとクロパトキンにブルシーロフに続いて
攻勢をかけよと命令を下したのに二人は難癖付けてなんと命令を拒否!!
アレクセイエフは地団太を踏んで悔しがったがどうにもならない。
あそこでエベルト達が攻勢をかけていたら、西部戦線のベルダン帰りの精鋭ドイツ軍がやって来てもブルシーロフだけに対処するわけにもいかず
戦力は分散される。結果オーストリア軍は完全に半身不随になり、すぐにでも降服の可能性が高くなる。

小モルトケが東プロイセンで失敗をやらかしたプリトビッツを罷免できたのとは対象外。小モルトケは無能な部下を罷免して戦局を打開した(タンネンベルク)が
アレクセイエフは無能な部下を罷免できなかった。これが両者の明暗を分けた。
ニコライ二世に権限が集中しすぎた結果だ。



164:名無し三等兵
08/03/04 22:21:20
クロパトキンとか日露戦争の10年後も何で将軍やってんの?て感じだな。
サムソーノフとレンネンカンプも日露戦争中に奉天駅で衆人観衆の中殴り合いの喧嘩するぐらい仲悪いのに
同時進行させるとか・・・・・

ニコライ大公は無能に見せかけて、カフカス戦線で汚名を返上した。対ドイツ戦での失敗の経験を生かして
軍と軍をできるだけ離さずに進撃させた。エンベルがアホみたいに突撃ばかりさせたので勝手にトルコ軍が
自滅してくれたのも大きいけどね。トレビゾンド上陸作戦などはガリポリ上陸作戦と並ぶ大規模な上陸作戦を
見事に成功させた。あと一歩でオスマントルコを完全に粉砕できたのにレーニンのせいで・・・・・

165:名無し三等兵
08/03/04 22:51:27
>>164
奉天駅の殴り合いはホフマンの法螺話だろ

166:名無し三等兵
08/03/04 22:54:41
>>165
あれはやはり法螺なのか?
どうもはっきりしたソースがなくて、ずっと気になってたんだけど

ロシア語が読めないから、向こうの文献に当たることもできないし

167:名無し三等兵
08/03/05 01:39:45
ホフマンとかルーデンドルフとか非ユンカー参謀が好きになれない。
参謀バカという感じがする。

小モルトケは言われてるほど無能ではないと思うのだがどうか。

168:名無し三等兵
08/03/05 21:56:25
グレーナーは結構視野の広いタイプだと思うけどな。

169:名無し三等兵
08/03/05 21:57:57
>>167
ファルケンハインよりちょっとマシな程度じゃないかな?
ファルケンハインのロシア軽視はちょっと困った事。

能力は
大モルトケ>ヒンデンブルク(ルーデンドルフとホフマンの功績大だが)>シリューフェン>小モルトケ>ファルケンハイン

170:名無し三等兵
08/03/05 22:11:39
シュリーフェンの過大評価は異常

171:名無し三等兵
08/03/05 22:42:52
シュリーフェンのヤバい計画の内容をヴァルデルゼーと一緒に見たその日の晩に、大モルトケは憤死。
そしてヴァルデルゼーが死ぬ前の最後の言葉は「神よ。私が見たことが現実になりませんように…」

そして開戦後、シュリーフェンプラン原案の最大のキモである動員日数の差は完全に外れた。

172:名無し三等兵
08/03/05 22:44:32
タンネンベルクがなければ、ロシアはドイツ領内まで侵攻していたのだろうか?

173:名無し三等兵
08/03/05 22:48:43
オリジナルのシュリーフェン計画が、予定通りに実行されたとしても、西部戦線のドイツ軍(特に右翼諸隊)は、
補給の停滞と疲労で自滅しただろうって突っ込みもよく聞くよな

174:名無し三等兵
08/03/05 23:10:52
>>173
シュリーフェンは実戦経験ゼロの参謀バカだったからそういう現場では誰もが心配することでも表に出にくいことは測ることが難しかったんだろう。
ベルギー侵攻に対してもさすがに外交官に相談したみたいだが(当然誰も否定的)、軍事的には必要ということで結局無視している。

一説には大モルトケはシュリーフェンは前線を知らないので参謀総長には不向きというようなことを言ったらしいが。

175:名無し三等兵
08/03/05 23:16:38
そしてアルデンヌを突破してきた仏軍に包囲殲滅されるんですね。

176:名無し三等兵
08/03/05 23:43:39
>>169
ヒンデンは能力あったのか。
どうも虚栄心の強い小人物って人物の方に目がいってしまう。

>>171
その台詞は義和団絡みの光景を指していたと読んだような。

>>174
大モルトケやゼークトを見てると、
余所がどうなろうと自分の専門分野、部署のみの最良を
追い求めてしまうのがあの国の制度的限界かもしれんとは思う。

177:名無し三等兵
08/03/06 00:50:04
シュリーフェンプランは予算獲得のためのフカシじゃないかという説が
あるんだとか。
確かに真面目に使うには穴が多すぎるんだけど。
その計画の中に対露戦計画が含まれてないとか。

178:名無し三等兵
08/03/06 01:58:06
>>177
最近そういう説が出てきてるな。
だがそうすると他の案を碌に考えなかったシュリーフェンは、予算獲得の方法しか考えておらず実際の二正面作戦はハナからあきらめていたということになる。

179:名無し三等兵
08/03/06 02:13:38
>>171
モルトケの没年は1891年だけどその時点でシュリーフェンプランあったっけ?

シュリーフェンプランは1914年には結局失敗したわけだけど、これが10年
早ければどうだったろうか。
ロシアが対日戦で動けないのをいいことにフランスに因縁つけて開戦していたら。

180:名無し三等兵
08/03/06 06:04:18 6cKUjS3A
>>172
タンネンベルクはすでにかなり国境から離れたドイツ領。
北のほうでは大1軍が100(50キロ?)キロ近く浸透している。
大体少なく見積もっても、幅100ロ深さ50キロくらいは浸透している。

ロシアは翌年早々に撤退させられるが、フランスはアルザス領をある程度占領して
終戦まで譲らなかった。ドイツの進攻面積に比べればわずかなものだが、やられっぱなしじゃない。


シェリーフェンプランって、オランダも侵攻してるんだよね。現実には外交問題から
オランダ領を避けて進攻したものだから、オランダベルギーの狭いところを
第1軍の展開幅が不十分なのを押すと言う不利が付け加わったから、そこへ対露も
加味しなくてはならなくて、兵力を分散したんじゃないか?また、それが現実的。
だから西にも東にも不十分で後手後手。オランダに遠慮したのがそもそもの間違いなのかも。

181:名無し三等兵
08/03/06 09:57:39
>169
参謀の間にひんでんブルグが挟まってるのに違和感はあるけどな。
あと「参謀」じゃなくて「指揮官」としての功績なんだから参謀バカに
働かせて本人は「ココで寝ておられました」でも、イザというときクビ
を差し出す覚悟があるなら別に可で指揮官の功績として可なので、まあ
大きく外れても無い希ガス。

あとファルケンハインも全くのバカでもないと思うが。後付で「消耗戦」
を意図したのでなく真に始めから意図してたのなら。どのみち、社会と
技術の更なるブレイクスルーが無い限り作戦で事態を打開する(西部戦線
で突破と包囲をもって英仏を妥協に追い込む)のは無理だったんだから。
少なくともヘイグよりは遥かにマシに見える。

182:名無し三等兵
08/03/06 11:40:39
シュリーフェンプランは「補給戦」だとボロクソに書かれてるよな。
現に前線部隊に追随する補給部隊には武器も携行させないわ、鉄道網回復増強のための
民間鉄道会社の徴発もしないわで補給計画軽視とゆうより無視に近かったし。

小モルトケはシュリーフェンの穴だらけの補給計画を懸命に補強して実行可能な状態を
維持しようとしたんだからもう少し評価されてもいいような気もするけどね。
でもドイツの動員計画がシュリーフェンプランを元にしてる時点で
プラン自体を大幅に弄れることが出来なかった小モルトケも哀れではある。

183:名無し三等兵
08/03/06 18:47:01
>小モルトケはもう少し評価されてもいい
全く同感だが、大概の独逸ヲタは独逸自身が、作戦で勝つ事に評価価値を
置いてたのを共有しているから永遠の少数意見だろう。

とはいえ「今更プランを放棄して東西のテーブルをひっくり返す事はミリ」
とか述懐して、鉄道や兵站関連部署に「嘘つけ、ゴルァ!」といわれちまう
辺りボミョウな人なんも間違いないだろうが。
豪胆な阿呆(参謀)シュリーフェン、小心な(実行力の無い)常識人小モルトケ
といった感じ?

184:名無し三等兵
08/03/06 19:48:40
>>181
サー・ダクラス・ヘイグ曰く、
「私はかつてある戦争に勝つことを求められ、それに成功した」
戦後は私財を投じて、戦没者の遺族や傷病兵の福祉に尽力していたり

本来は思いやりに溢れる常識人で、戦争という異常な状況下で、あえて部下将兵の生命を軽視したんでは
まあ、もっと味方の犠牲が少ない方法があったのではないかという気もするが

185:名無し三等兵
08/03/06 22:41:02
この時期の砲兵って、まだ後方へどんどん浸透されない時代だったから、結構安全(歩兵よりは)?
志願時、(歩兵よりは比較的安全そうな)砲兵に人気が集中するみたいなことはなかったのかな。


186:名無し三等兵
08/03/06 22:48:18
歩兵よりは安全かもしれんが、対砲射撃のノウハウは既にあって、砲座の潰し合いなんかもやってるから、
死傷率は結構高いぞ

187:名無し三等兵
08/03/06 22:54:15
射程がまだ短いから結構前に出てるな。
75mm砲とかは特にそうだ。

188:名無し三等兵
08/03/06 23:06:31
>>181
> イザというときクビを差し出す覚悟があるなら
その後の行動を鑑みるにこれは無いと思う。

189:名無し三等兵
08/03/06 23:12:24
>>179
ゲルリッツのドイツ参謀本部興亡史にその話があった。
原案だろうけど、バルデルゼーとシュリフェンの計画を検討し憂慮を示した晩にカミさんの肖像画を見ながら死んだらしい。

>>186
旅順で、固定砲台で要塞を攻撃しても周囲からの砲撃ですぐ潰されると言った伊地知の発言は根拠がないわけでもなかったか…

190:名無し三等兵
08/03/07 01:16:06
90歳になっても戦争計画に目を通すモルトケ先生はスゴいな。
ほとんど仙人じゃないか。

191:名無し三等兵
08/03/07 01:27:38
>190
82歳のときに退任願いだしたけどドイツ皇帝が88歳まで認めてくれなかった
ってゆうんだから、皇帝の信頼度は高かったんだね>大モルトケ

192:名無し三等兵
08/03/07 01:31:37
プロイセン参謀本部神話の始まり、生ける伝説だったからな。
伝説の片翼を担ったビスマルクは嫌われ者だったが。

星銃士ビスマルクの後番組も忍者戦士モルトケにしとけば打ち切りを食らうことはなかったろうに…

193:名無し三等兵
08/03/07 01:45:12
90の誕生日に議会で演説やってベルリン市民に提灯行列で祝ってもらったとか聞いた。

194:名無し三等兵
08/03/07 01:47:32
プロイセン軍人って化け物ばっかですか?

ルントシュテットも64歳で軍務復帰して70歳でドイツが負けるまで
ヨーロッパ中かけずりまわってただけでも驚嘆ものなのに
19世紀で88歳まで軍務についてたモルトケって・・・

195:名無し三等兵
08/03/07 01:56:21
明治の日本陸軍の軍人はみんな早死にしたのにね。
山縣は例外。

196:名無し三等兵
08/03/07 02:10:04
上原勇作や東郷平八郎みたいにもっと早く死んでくれればという元帥閣下はいたけど

197:名無し三等兵
08/03/07 09:08:28 r2eQSk/Y
>>185
大口径砲でも機動力のある75などに狙い撃ちにされて破壊されてる。
大砲の周りにいればいつも危険。

198:名無し三等兵
08/03/07 09:18:16
増税公共事業論

従来、景気対策としての公共事業は国債の発行を前提として語られることが多かった。
これは公共事業によって景気を刺激すれば景気が回復し、税収が増加するので、
税収が増加した後で国債を償還すれば良いという考え方に基づいている。

しかし近年では公共事業を増やしてもそれによって景気は回復せず、国債発行残高が
増加する一方でさらなる公共事業による景気対策が求められている。

そこで提唱したいのが、赤字国債を発行することによって景気対策の公共事業を
おこなうのではなく、公共事業をおこなっても将来的な景気回復・税収の増加はあり得ない
ことを前提にしつつ、景気や雇用の維持のために増税して公共事業の財源を確保する
ことである。
財源は法人税でも良いし、所得税でも良いし、消費税でも良い。しかし民間レベルでは
もはや需要の増加が望めない以上、公共事業によって需要を拡大する必要があるのは
明白である。また公共事業も必ずしも道路工事や土木事業に限られるわけではなく、
たとえば環境対策としての植林や森林整備事業、あるいは資源確保を目的とした
リサイクル事業、あるいは不法移民対策を目的として不法移民が多い地域の近くに
刑務所を増設するなど、日本の国民生活を向上させるインフラ確保を目的とした
数多くの事業が考えられる。

国債発行額を目の前にして、景気対策か財政均衡かを論じるのはもう古い。
これからは増税しつつ景気対策をおこない、景気の拡大と財政赤字の減少を両立させるべき
時代なのだ。

199:名無し三等兵
08/03/07 12:35:05
>>184
>戦後は私財を投じて、戦没者の遺族や傷病兵の福祉に尽力していたり

兵卒の給料が一日1シリングに対して、ヘイグがWWIでもらったお金100000ポンド。
安全なところで大金稼いだことに対して、食べていくのにも困ってる元兵士や元
将校からかなりの反発食らってたし、そのくらいして当然。

200:名無し三等兵
08/03/07 15:36:38
>>197
つーかビッグバーサでも75より射程が短いというのは抜けた話だと思った。

201:名無し三等兵
08/03/07 22:02:02
ぶったぎってスマンが、先日DVDで観たモーツァルトの魔笛の
映画版(2006年エゲレス)が舞台設定をWWIにしてあってなかなか
面白かったのでオヌヌメ。
菱形戦車に乗っかって登場する夜の女王とかw

英語なんでツゥーには不評らしいですが。


202:名無し三等兵
08/03/07 23:44:03 lDOzotMB
>>194 スレ違いだが、戦後米海軍にもハイマン・リッコーヴァーだのグレイス・メアリ・ホッパーだの相当な人外がおるよ。

203:名無し三等兵
08/03/08 00:56:15
>>201
>菱形戦車に乗っかって登場する夜の女王とかw

ぜ ひ 見 た い


204:名無し三等兵
08/03/08 01:39:40
エゲレスってそういうの好きだよな…ナチ風味の「リチャード三世」とかw

205:名無し三等兵
08/03/08 02:50:37
>>201
URLリンク(mateki.jp)
これか。
トレーラー見たら得も言われぬカオスが広がっていたw
仏兵と赤いのは分からないな。あらすじ見る限り、平和を願う人は
独兵の共産主義者のがいけると思うんだがw

是非見たいので今度借りてこよう。Thx

206:名無し三等兵
08/03/08 10:18:23
>>205

カオスすぎて吹いたw
いいねぇ、こういう映画w

207:名無し三等兵
08/03/09 01:02:42
ブルシーロフ攻勢によるオーストリアハンガリー軍の損害と
イタリア軍の11回に及ぶイソンゾ河におけるイソンゾ会戦のオーストリアハンガリー軍の損害がほぼ同数な件。

ブルシーロフ攻勢は3カ月程度だが、イタリア参戦から第十一回イソンゾ会戦まで3年。
これで同じ損害とは・・・・・実はあまりイタリアは協商国側でそれほど貢献していないかも?
小国のセルビアだってイタリア程度には活躍している。
まあ、ルーマニアよりはましだろうけどね。でもルーマニアは弱いけど一旦ドイツ軍の攻勢を阻止している。


208:名無し三等兵
08/03/09 06:36:21
イタリアは役に立ってないどころかお荷物なのはどっちの大戦でも同じ

209:名無し三等兵
08/03/09 10:31:19
カポレットの大損害を除外してあげてるところに愛を感じる

210:名無し三等兵
08/03/09 13:36:41 DD1cjF5T
しかしそれでも、オーストリア軍の損害を3年間で2倍にしたという功績はある。
カポレットだけは大迷惑。それとヴィットリオヴェネトでは恥さらし。

211:名無し三等兵
08/03/09 13:38:47 DD1cjF5T
>>200
臼砲っていうのは所詮射程距離じゃないからねぇ。

212:名無し三等兵
08/03/09 13:41:19
近年、日本人の国語力の低下が顕著になっている。
これはゆとり教育によって、特に国語の時間が減少したことが主な原因である。
日本の国語力を向上させるためには、教師の土曜休みを月~金休みに分散させることに
よって、授業週6日制を復活させるしかない。
週6日制授業を復活させ、日本人の国語力を回復すべきだ。

213:名無し三等兵
08/03/09 17:06:27
>>211
高度? ディッケベルタは1200メートルまで上げるんだっけ?

214:名無し三等兵
08/03/09 18:13:16
>>187
この当時の75mm程度の加農砲は直接照準で撃つための砲です。
というよりも加農砲自体が平射砲だったんですが。
射程が短いから前に出るのではなくて、直接照準射撃を行うために前に出るんです。

215:名無し三等兵
08/03/10 06:23:28
なんで高度やねんw

216:名無し三等兵
08/03/10 06:46:54
それこそ「角度とか」だな

217:名無し三等兵
08/03/10 14:10:30
>201
カオスとしか言いようがないw

218:名無し三等兵
08/03/11 13:57:23
関連スレ
WWⅠの航空機キットについて語る
スレリンク(mokei板)


219:名無し三等兵
08/03/11 14:37:19
模型板に帰れ、ボケカスアホ!

220:名無し三等兵
08/03/12 05:31:03
早くも過疎って来たな

221:名無し三等兵
08/03/12 14:50:24
犬に攻撃させたら効果的じゃね?
人間に比べて背が低いから弾が当たりにくいし走る速さも上だから、
犬を敵の機関銃手に噛みつかせて動きを止めて
その間に人間が追いついてとどめを刺す、みたいな。

…とか思ったけどどうだろう。

222:名無し三等兵
08/03/12 17:54:30
うちのポメラニアンはディズニーランドの花火でgkbrだぜ?

223:名無し三等兵
08/03/13 21:12:23 msO5YEe4
URLリンク(www.cnn.co.jp)
第一次世界大戦に従軍した最後の仏兵士が死去、110歳

パリ(AP) 第一次世界大戦に従軍したフランス兵士が12日、パリ郊外の自宅で亡くなったと、
退役軍人当局が発表した。110歳だった。フランス政府は17日に、国葬を予定している。

亡くなったラザール・ポンティセリさんは、1897年12月、イタリア北部ベットラ生まれ。
辛い幼少時代から逃れるため、9歳の時に1人で近くの駅から列車に乗り、兄のいるフランスへわたった。

首都パリで、煙突掃除や新聞配達などの仕事についたが、16歳の時に第一次世界大戦が勃発。
自分を受け入れてくれたフランスのために戦うと決め、年齢を偽って軍隊入りを志願したという。
2005年の仏紙ル・モンドとのインタビューで、「(志願が)感謝を示す自分なりの方法だった」と語っている。

フランス軍の外国人部隊に加わり、アルゴンヌ地方で任務に。
しかし、イタリアが参戦した1915年に、イタリアのアルプス連隊との連合部隊へ召集がかかり、
隠れようとしたが見つかって、オーストリア戦線に送られた。

1921年にフランスへ戻り、兄と産業用煙突を作る企業を設立した、
この会社は、フランスでも大手の重工業機器会社に成長。
1939年にフランスの市民権を獲得し、それ以来、ずっとフランスで暮らしてきた。

サルコジ大統領は、国葬は「現在の欧州の平和を築いた、
ポンティセリ氏とその世代の人々に、敬意を示すもの」と述べている。

イタリアのナポリターノ大統領も、最初はフランスのために、そしてイタリアのために戦ったポンティセリ氏は
「義務を果たすことの重要さと、生まれ祖国と第2の祖国に献身した」と称え、その死を悼んだ。

一方、家族は国葬には戸惑いを見せている。「個人的な出来事にしておきたかった」と反しているが、
ポンティセリ氏が生前、国葬に同意していたという。

URLリンク(www.cnn.co.jp)
第一次世界大戦に従軍したラザール・ポンティセリさん

224:名無し三等兵
08/03/13 21:46:17
>>223
もう終戦から90年も経つんだもんなあ。
第1次大戦前や大戦中に生まれた人ならまだたくさん生き残っているだろうけど、従軍経験のある人となると、
若くても110歳近いのか。

ご冥福をお祈りします。

225:名無し三等兵
08/03/13 21:57:33 aofMxIgg
>>223
19 七つの海の名無しさん 2008/03/13(木) 07:30:12 ID:4Sb+L4dG
大企業の創業者だぞ、この人。会社のHPあげとく。
URLリンク(www.ponticelli.com)


226:名無し三等兵
08/03/13 22:35:54
山岳兵でお呼びが掛かるってことは山の方の生まれだったんだろうな。

227:名無し三等兵
08/03/14 00:06:46
すごく数奇な人生だったんだねえ
ドラマみたいだ

228:名無し三等兵
08/03/15 09:59:10 5Y1D+GQ7
フランスじゃあ戦死者は圧倒的に一次だから二次はオマケみたいなもん

229:名無し三等兵
08/03/15 12:15:44
緒戦リタイヤであとはいてもいなくてもどうでもいいレジスタンスだからねえ
戦略的価値は低いのに内輪もめは絶えないという悪夢・・・

230:名無し三等兵
08/03/15 23:18:08 ivIh7a4j
>>228
そりゃあんだけすぐ負ければな。

231:名無し三等兵
08/03/16 00:55:58
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
【緯度経度】パリ・山口昌子 最後の最後の兵士の死
3月15日8時1分配信 産経新聞

3月12日に110歳で亡くなったラザール・ポンティセリ氏の死を
「最後の最後の兵士の死」と仏メディアはトップ級で報じた。

彼の死によって第一次大戦(1914~18年)に従軍した仏兵士約850万人が全員鬼籍に入り、
戦死者約150万、負傷者約450万、戦中に生まれるべくして生まれなかった新生児約150万といわれ、
フランス人が今も、「大戦」と呼ぶ歴史のページが完全にめくられたことになる。

第一次大戦は初の国民総動員や連合軍が誕生したという点で、「20世紀の始まり」とみる識者は多い。
それだけに家族の誰かが犠牲になった大戦を経て、21世紀まで生き延びた兵士の死は、
確かに「感慨と無限の悲しみ」(サルコジ大統領)を多数のフランス人に与えたはずだ。

ラザールさんは当初、国葬を拒否していたが、最終的に「すべての戦死者の名において」と受理した。
その国葬が17日に、ナポレオンの墓のある武人にとって名誉ある場所アンバリッドで営まれる。


232:名無し三等兵
08/03/16 00:56:29
>>231

ラザールさんは実はイタリア生まれの移民。その一生は欧州の歴史と照らし合わせても興味深い。
6歳で父を亡くし、母に家出され、姉が「食物がいっぱいある天国、フランス」に行ってしまったこともあり、
9歳でたった1人で列車に乗り、パリに到着。
一言の仏語も話せず、飲まず食わずで泊まるところもなしで3日間、過ごした末に、イタリア移民の一家に助けられる。

道で新聞を売るなどして収入を得ながら暮らすうちに16歳の夏、戦争が勃発(ぼっぱつ)。
正規の仏軍には外国人のうえ年齢不足で入隊できなかったので、外国人部隊に入隊した。
「フランス人がみんな、戦場に行くので自分も行こうと思った」と入隊の動機を説明しているが、
当時、普仏戦争(1870~71年)の敗北の記憶も鮮明なフランスで、
ドイツに分割されたアルザス・ロレーヌ地方の奪還に燃え、好戦気分が高揚していたことが伺える。

年齢を偽って入隊した外国人部隊は今でも、入隊5年後には仏国籍が与えれるが、この条件も魅力だったはずだ。
しかし短時間の訓練の末に送られた前線の塹壕(ざんごう)で見たのは1日平均900人が戦死した激戦の生き地獄だ。
「前線のすべての若者を忘れることができない。なんという、ぬかるみ!」と、後に回想している。

第一次大戦に関する記録は正式文書をはじめ映像など無数にあり、
プルーストやセリーヌらの作家もそれぞれの視点で描いて不朽となっているものの、
将軍でも将校でもない前線の一兵卒の生の証言は、ラザールさんの死で永久に消えたわけだ。


233:名無し三等兵
08/03/16 00:57:12
>>232

1915年にイタリアが連合軍として参戦。
仏軍での残留を希望するが祖国で従軍すべく送還され、ここでも前線に送られて重傷を負う。
20年に動員解除になり、フランスに戻って、仏女性と結婚。39年に念願の仏国籍を取得した。

3人の子供に恵まれ、兄弟と創立したボイラー会社は順調に発展し、その後石油採掘などにも事業を広げ、
今や従業員約4000人、年商4億8000万ユーロ(約768億円)。引退後は悠々自適の生活だった。

移民の手本、成功例でもあるわけだが、フランスの移民の歴史はその後、大きく変遷した。
肌の色もキリスト教という文明基盤も同じイタリア、ポルトガル、ポーランドなどの移民から、
肌の色も宗教も異なる北アフリカやアフリカ大陸の移民に変わった結果、同化問題が難問となっている。
だからこそ、ラザールさんの「祖国防衛のために戦った最後の英雄」の面が強調されるのかもしれない。

その一方で、100年間に3度戦ったドイツとは政権によって強弱の差こそあれ、
良好な仏独関係は仏外交の最優先事項となっている。
欧州統合の核として、時々の仏独の首脳が抱擁する姿を、この元兵士はどんな気持ちで見てきたのだろう。


234:名無し三等兵
08/03/16 00:57:52
>>233

以前、元北京特派員の仏記者が「南京大虐殺記念館」の訪問で「一番ショック」だったのは、と話し始めたとき、
中国が喧(けん)伝する“日本軍残虐の数々”についてのことかと思い、思わず、身構えたことがある。

ところがこの記者は、案に相違して、見学に訪れていた小学生か中学生の団体に対し、
「案内する大人が子供に対して取るべき態度を取らなかったことだ」と指摘した。
つまり「過去はどうあれ、今後は未来に向かって良好な両国関係を築こう」と述べることこそ、
たとえ偽善といわれようが、「大人が子供に対して取るべき態度」だ、というのだ。

最後の大戦の元兵士の死を、共産党さえ「人間の偉大さ、勇気、尊厳を示した」
(ラザールさんの自宅があるパリ郊外バル・ド・マルヌ地方のファビエ議会議長)と讃え、
国葬をもって報いることも、この大人の取るべき態度なのかもしれない。

最終更新:3月15日8時1分


235:名無し三等兵
08/03/19 17:17:34
南京のくだりは別にいらんと思うけどなぁ。
そこは産経なのかね。

236:名無し三等兵
08/03/19 18:19:21 XJ2OI22r
前パリの軍事博物館で第一次の展示観てたとき、親子連れが来てドイツのフランス進攻の図を見ながら子供が「またドイツは来る?」と心配していた。親はもうそんなことはないよと安心させていたがやっぱり脅威の歴史だったんだなあと思った。

237:名無し三等兵
08/03/19 18:25:13 XJ2OI22r
ちなみに、だれも熱心に観ないのに(せいぜい100平米位の3スペースだったけど)俺だけ2時間位かけて観ていたw

238:名無し三等兵
08/03/19 21:20:58
ベルギー「またドイツはくる?」

239:名無し三等兵
08/03/19 21:59:31
中国「また日本はくる?」

240:名無し三等兵
08/03/19 23:16:46
ドイツ「またイタリアはくる?」

241:名無し三等兵
08/03/19 23:20:28
イギリス「またアメリカはくる?」

242:名無し三等兵
08/03/20 00:01:03
イギリス「またカエサルはくる?」

243:名無し三等兵
08/03/20 00:58:32
なにこの糞のような垂れ流し

244:名無し三等兵
08/03/20 03:22:27
中国「こんどは日本征伐にいく?」

245:名無し三等兵
08/03/20 08:06:24 9994rvHq
元は怖かったな

246:名無し三等兵
08/03/20 08:34:05
商品の単価が10万円以上場合、消費税の税率を8%にする。

商品の単価が10万円未満の場合の消費税率は現行のまま税率5%に据え置く。


これが最善の消費税率。

247:名無し三等兵
08/03/20 10:37:24
>>241
またっていつ来たんだよ。米英戦争はカナダでやったわけだし。

248:名無し三等兵
08/03/20 10:42:16
臭い

249:名無し三等兵
08/03/20 10:47:33
>>247
ホワイトハウスがイギリス海兵隊に燃やされたよ。

250:名無し三等兵
08/03/20 10:57:53
そりゃそうだけど

251:名無し三等兵
08/03/20 11:46:29
メキシコ「またアメリカはくるの?」
アメリカ「メキシコ人はいつ帰るの?」

252:名無し三等兵
08/03/20 17:08:22
米英戦争の最大の戦いはニューオーリンズなのだが

253:名無し三等兵
08/03/20 18:23:49
ドイツ「またイタリアから増援要請(そのくせ脱落)はくる?」

イギリス「またアメリカから援軍はくる?」

でいい感じだったのに…。

イギリス「またカエサルはくる?」
でコケて

中国「こんどは日本征伐にいく?」
でユーモアもクソも無い最悪の結果にw

254:名無し三等兵
08/03/20 18:36:52
女王陛下の臣民が海向こうのピューリタンなんぞを来援とは思っていない
ですよ。単独でも勝てるのに厚かましくもやってきた火事場泥棒ぐらいの
イメージ。

255:名無し三等兵
08/03/20 18:39:15
>>254
第一次大戦も第二次大戦も?
臣民ってチャーチルも入ってますよね?

256:名無し三等兵
08/03/20 19:06:46
もちろんですよ。アシカの最中にThis was their finest hourなんていう
お人が米国の助けを乞うはずがありません。第二次世界大戦回想録なんて
偽作ですよきっと。

257:名無し三等兵
08/03/21 20:14:34
ウェルネル・フォッス

フォッスは、リヒトホーフェン、ベルケ、インメルマンの三人に次ぐ大戦のすぐれた
駆逐飛行して、49の敵機を撃墜して、若き生命を祖国に捧げた。
1897年4月13日に、ドイツ西部のクレツフェルド市に生まれている。
父業は染物師であった。陸軍の学校に学び、大戦開始の翌々年に少尉になった。
その年の8月以来飛行隊に属し、最初は偵察飛行士であったが、次いで操縦教育を受け、
有名なベルケの駆逐中隊に加わるようになった。
彼の非凡な戦闘技術は、ベルケの指導によるところが大きかった。
うちつづく空中戦闘に敵機を多数撃墜して、プール・ル・メリット勲章を授けられたが、
リヒトホーフェンは彼を指して、「私の最も親しい競争者」と呼んでいた。

1917年5月、28機撃墜の後に、第五駆逐中隊長に任ぜられたが、
当時彼はわずかに20歳の若さであった。
この若き中隊長は第九十六、次いで第十駆逐中隊長に転じ、常に中隊の先頭に立って戦い、
49機撃墜の後、1917年9月23日に戦死を遂げた。

その日の夕刻、彼は三葉機に乗って出動した。敵の編隊と遭遇して2機を撃墜したが、
西武戦場フレツツエンベルグの上空で僚機と別れたまま帰らなかった。
その後行方が不明のまま戦士と認定されていたが、
翌月の初めになって英国の一飛行機がドイツの陣地へ彼の戦死の場所を知らせる通信筒を落としていった。
死の原因については明記されていなかったが、その後捕虜になった英国の士官の口から始めてその模様が明らかにされた。



258:名無し三等兵
08/03/21 20:16:34
それによると、フォッスは敵地の上空で5機の英国機に包囲されたが、俄然これに向かって反撃し、
十分間の死闘の後、最後まで英機をおびやかし、ついに力尽きて墜落したという。
彼を撃墜したのは、ヴィクトリア十字勲章の帯勲者で有名な英国の飛行隊長ダヴィット大尉であったが、
英国機は衆をたのみフォッス一人に悩まされ、その飛行機のいずれも弾を受けなかったものはなかったといわれている。

その勇気と戦闘の巧妙さに感嘆した英国の飛行士たちは、相手の墜落を見届けて帰還したが、
それがリヒトホーフェンか、フォッスかとにかくドイツの最も名のある飛行士に違いないと語り合った。
彼らは味方の陣地からの通知により、その遺骸の発見されたことを知ったが、
「それは果たして、胸間にプール・ル・メリット勲章を輝かしたウェルネル・フォッス少尉であった」という。

259:名無し三等兵
08/03/29 14:47:33
フライボーイズなかなか面白かった
恋愛話は余計だが

所でおまいらお勧めのWWI映画を教えてください

260:名無し三等兵
08/03/29 15:02:50
ブルーマックス、西部戦線異状なし

261:名無し三等兵
08/03/29 19:56:05
アフリカの女王。

あと、これからだが期待
URLリンク(zoome.jp)
URLリンク(jp.youtube.com)


262:名無し三等兵
08/03/30 17:24:20
西部戦線異状なしは、モノクロ版の方がいいなあ。

263:名無し三等兵
08/03/30 17:28:25
>>261
日本でも公開されるのか?
リヒトホーフェンの中の人、格好いいのう。

264:名無し三等兵
08/04/01 01:16:54
「ファイブ・デイズ・ウォー」って映画の戦闘シーンは中々見ごたえありますよ…
味方の砲撃が誤射して酷いことになったり…
あと、火炎放射器が怖ぇぇぇ

265:名無し三等兵
08/04/02 21:11:33
戦場のアリアは地味にいい映画だったが、主人公の元歌手の人が歌うシーンは口パク丸わかりで萎え。

266:名無し三等兵
08/04/03 23:42:18
キャンディキャンディにも、第1次大戦の場面があるな。



267:名無し三等兵
08/04/04 06:12:32
赤毛のアンも最後は第一次世界大戦の時代。
まあその頃にはアンの娘が主人公になってるんだけど。

268:名無し三等兵
08/04/07 10:27:16
URLリンク(www.jiji.com)
2008/04/07-08:53 イスラムの墓148基冒涜=仏

【パリ6日時事】フランス北部パドカレー県にある第一次世界大戦の戦没者墓地で5日夜、
イスラム教徒の墓148基が、ペンキで落書きされるなどの被害を受けた。
イスラム教で不浄の動物とされる豚の頭部が掛けられていた墓石もあり、
サルコジ大統領は6日、宗教冒涜(ぼうとく)だとして強く非難した。



269:名無し三等兵
08/04/10 00:38:56
ちなみに、「はいからさんが通る」はシベリア出兵。

270:名無し三等兵
08/04/11 15:00:33
歴史群像の第一次世界大戦は
写真の修正技術が上がっているのがわかるね。
戦後のフランスは第二次世界大戦後の日本そっくりだ。いたずらに防衛予算つぎ込むのも

271:名無し三等兵
08/04/14 20:58:44
保守

272:名無し三等兵
08/04/15 04:45:24
>いたずらに防衛予算つぎ込むのも
え?

273:名無し三等兵
08/04/16 23:04:50
チャーチルが中佐で大隊長として戦地に赴いているけど、
あのオヤジ、少尉から先はどうやって昇進したんだ?
ナポレオンや南北戦争とおなじく階級付与がゆるやかだったのかな?
と、間つなぎにネタふりしてみる。

274:名無し三等兵
08/04/16 23:11:31
>>273
英陸軍は士官の辞令を金で売買する制度が、19世紀の終わり頃までは残っていたはずだけど。
チャーチルが士官になった頃は、まだこの制度は生き残っていたっけか?

275:274
08/04/16 23:12:57
追記、英陸軍の階級売買制度は、WW1の頃は間違いなく廃止されてます。

276:名無し三等兵
08/04/16 23:59:14
早い反応Thx
中佐任務少尉とかじゃないよな。
いい加減だと思ってたけど、ナポレオンの頃は買官だったんだ。

277:名無し三等兵
08/04/17 07:12:28
鯖移転カキコ

278:名無し三等兵
08/04/17 21:41:49 O5/9txEm
気がついたら同じ山でばかり突撃

そしていつも同じ場所で死ぬ

諦めずにラクダで雪山行軍挑戦するけど、すぐにラクダが凍死

ドイツの支援があればカフカスの向こうまで着くけど

何回やっても 何回やっても ロシア軍が倒せないよ

あの蒸気ローラー何回やっても防げない

要塞に籠って防戦してもいずれは落とされる

ペルシャも攻めてみたけどエンベル馬鹿じゃ意味が無い

だから次は絶対勝つために僕はケマルだけは最後までとっておく


279:名無し三等兵
08/04/17 23:50:08
シュリーフェンプランを放棄して、最初から露に全力投球してたら9月頃には
モスクワ堕ちてたんじゃないか

フランスが最後まで静観してるとは思えないが、ドイツは国境線から前進せずに、
つっこんでくるフランス歩兵を撃ち殺すことだけやっとけば、自滅してくれそうだし

ロシアさえいなければブルシロフ攻勢も無いから、塹壕線がやぶられることもないし

280:名無し三等兵
08/04/18 01:13:30
強いほうを先に叩こうという、
はなから首を傾げざるを得ない超作戦だったからなあ
(突っ込みどころそれだけじゃないが)

まあモスクワ落とすにはやっぱ補給と行軍がきついと思う
一方、鉄道未発達でロシア側の内戦作戦が難しいというのはあるが

281:名無し三等兵
08/04/18 06:10:08
ロシアが動員始めたからフランスに攻め込まないといけない、っていう思考停止が先にあるわけで、
シュリーフェンプランを放棄できるくらいなら最初から大戦にならない可能性のほうが高い

282:名無し三等兵
08/04/18 08:51:23
まあ言われた規則は絶対主義のドイツ人のやることだからなあ……。
カーナビに「ここで左折してください」と言われたら、言われた瞬間に
ドライバーがハンドル切って道なき田んぼや川に車を転落させる国だぜ?
日本の金科玉条とはまた別次元の問題だよ。

283:名無し三等兵
08/04/18 13:45:09
>279,280
ロシア国内のインフラ、主として鉄道の不足で侵攻する独軍自身が
自分の体重を支えられんとオモ。軌道も違うから更なる手間アリ。
あとソ連ぢゃないから、ペテルブルクも合わせ不動産的目標として
必ず二兎(都)を追わんとイカンのもマイナス。

284:名無し三等兵
08/04/18 21:35:25
クレヴェルト先生なら「敵兵の存在以前に自軍の重みで自壊する」と評するんだろうな

285:名無し三等兵
08/04/18 22:59:37
鉄道局長のシュタープ将軍に諮ってみる位はしても良かったのにな。

286:名無し三等兵
08/04/18 23:32:09
第一次大戦東部戦線と言えば
「牧場の少女カトリ」も忘れないでやって下しあ

287:名無し三等兵
08/04/19 00:43:45
>>281
柔軟さがあれば、部分動員とかでチキンレースしつつ
皇帝なり外務省なりが裏でなんとか落としどころを探っただろうしなぁ。
これがゼークトせんせーが後に「敵だ」と言ってる軍の官僚主義なんでしょう。


288:名無し三等兵
08/04/19 01:15:43
>>280
小モルトケの後のファルケンハインも西部戦線のフランス軍こそが最大最強の敵であり
全力でこれに当たると言う考え。東部戦線とかは二の次の戦場だと考えていた。
ファルケンハインはロシアはオーストリアとトルコに任せておけば何とかなると考えていたのかな?
実際は何ともならなかったけどね。「西部戦線重視派」、「東部戦線重視派」が居たが
ドイツ参謀本部はファルケンハインを筆頭に「西部戦線重視派」が圧倒的数をしめていた。
明らかにシリューフェンの影響だな。

289:名無し三等兵
08/04/19 01:19:50
そして、それがベルダン要塞の大流血戦に繋がりブルシーロフ攻勢をも招く結果になった。
ファルケンハインって無能?

290:名無し三等兵
08/04/19 01:31:32
本当の事言うと小モルトケとファルケンハインはどっちが有能だったのか?
大モルトケとシリューフェンの能力差は明らかだが。

291:名無し三等兵
08/04/19 01:54:15
ルーデンドルフはヘタレ
これだけははっきりしている

292:名無し三等兵
08/04/19 09:47:15
>289、290
小モルトケだとオモ。
どうせシュリーフェンプランをやっても敵の抵抗が考慮されておらず、
鉄道等のインフラに裏づけされてない作戦案では、どのみち自壊する。
マルヌまで「行っちゃった」のもプラン17という敵失が最大要素に
なるし。だから小モルトケのやったのは「改良」であって「改悪」の
範疇ではないジャマイカ。
一方のファルケンハインのアピールポイントは消耗戦概念の発見なん
だろうけど、未発表の予言の価値ってねえ、、。初めから参謀本部で
そういう趣旨を説明してからやれば戦略家でなく戦略理論家としての
評価が少しは出来るんだけど、まさか「効率よく死んできてね」とも
胃炎だろうしなあ。

293:名無し三等兵
08/04/22 11:30:54
東部戦線の資料を探そうと思ったら全然ない件について。
たのみのOsprey様はイギリス軍に偏ってるし。
せめてキャンペーンでカポレットを出してほしい。(アミアンとか出版する前に!)
あと英語圏ではThe Eastern Front, 1914-1917(Norman Stone著)が東部戦線の古典なのかな?

294:名無し三等兵
08/04/22 15:23:04
昔のコマンドマガジン日本版でWW1の東部戦線を扱った号があったな

295:名無し三等兵
08/04/22 21:38:39
WWⅠはロシア側では何と呼称されているんでしょうね。
ナポレオンのロシア進攻が祖国戦争で、WWⅡのドイツ軍進攻が大祖国戦争。
WWⅠは中祖国戦争?

296:名無し三等兵
08/04/22 22:54:47
ろしやかくめい。嘘だけど。

297:名無し三等兵
08/04/24 21:16:51
>>294
見つけられんかったよ。西部戦線ならあるみたいだけど。

地図を買おうと思っているんだけど、「Military Atlas of the First World War 」がオススメなのかな?
でも「The Great War (West Point Military History)」もよさそうな気がするし・・・

298:名無し三等兵
08/04/24 22:20:56
ロシア対トルコのカフカス戦線も面白いよ。広義の意味で東部戦線。
常勝軍団ロシアの蒸気ローラーとエンベル・パシャのバカッぷりが楽しめます。
まさに何回やっても何回やってもロシア軍が倒せないよ~♪


革命が起きなかったら、あるいはケレンスキー攻勢の代わりにカフカス攻勢が行われていたら
オスマントルコは一年早く完全崩壊していたよ。

299:名無し三等兵
08/04/24 23:01:33
東部戦線でさえマイナーなのにカフカス戦線なんか調べだしたら地獄を見そうだw
Ospreyのトルコ軍もまだ買ってないし。

>オスマントルコは一年早く完全崩壊していたよ
トルコが早く降伏したとして、はたして大きな影響が出るかと思う。


300:名無し三等兵
08/04/24 23:02:27
カフカス攻勢行えるだけのインフラあったの?

301:名無し三等兵
08/04/24 23:33:44
ボスポラス海峡が一年早く打通されてれば、ロシア革命への影響が甚大なものにならないか?

302:名無し三等兵
08/04/25 22:29:39
WWⅠ以前に約150年の間に行われた、約10回に及ぶ露土戦争(最も有名な1877年の露土戦争及びクリミア戦争含む)
で過去のどの将軍たちですら望みながらも誰も達成できなかった東アナトリア打通作戦があと一歩で達成可能だった。
アルメニアの主要都市バンからさらに南まで進撃、ケマルが必至の防戦に努めたが攻勢限界点に達したロシア軍を
何とか押しとどめるとどまる。まるでバグラチオン作戦末期のドイツ軍の焼け石に水の反撃に等しい。
更にペルシャまで完全制圧寸前でトルコは本当に一貫の終わりだったんだけど。
ケレンスキーとレーニンのせいで・・・・
>>299
トルコが早期に降伏するとパレスチナ戦線とメソポタミア戦線のイギリス軍を西部戦線に回せるし、ボスポラス海峡から
弱い脇腹であるブルガリアをサロニカの軍と共に攻撃する事が可能になる。
特に西部戦線にイギリス軍を全部回す事が出来るのは影響大。

303:名無し三等兵
08/04/25 22:52:15
トルコの牟田口と言われるエンベル・パシャ。

ラクダで雪山進撃→ラクダが凍死で補給途絶→ほぼ全滅

牟田口廉也

牛で川を渡ろうとする→牛が川に流されて補給途絶→ほぼ全滅



ラクダは暑さに強く雪の降る地方に生息して居ません><
インドの牛は水牛じゃないので川を泳げません><


誰か生物学が詳しくて忠告してやれる奴いなかったのか?

304:名無し三等兵
08/04/25 23:21:35
>>303
>忠告

そんなことしたら怒鳴りちらされてクビだ。
君の会社にも居るだろう?w

305:名無し三等兵
08/04/26 02:09:16
>>302
例として、1917年11月の英エジプト派遣軍が約10個師団。
同じく1917年11月のメソポタミアのアングロ・インディアン師団の数が約6個師団に騎兵1個師団。
そのうち3分の2が西部戦線に送られるとすると約11個師団。
1917年の中ごろまで強襲戦法時代だから、11個師団だったら消耗してしまうかも。
ロシア革命が起きてソ連が休戦するなら、東部戦線のドイツ軍は西部戦線に移送されるだろうし…

対トルコ戦勝によってロシア革命が起きないのであれば、重大な影響をもたらしたかもね。

306:名無し三等兵
08/04/26 04:05:43
GWといえばグレートウォー。このスレ的には。

>>297
「Military Atlas of the First World War 」
ペーパーバック板オススメ。安くて300ページ超え。全頁白黒です。
メソポタミア戦線の地図さえ7枚もあるw
主要兵器のスペックシートもついてて、どこのルールブックかとおもったよ。
主要な機雷7種の断面イラストとかどうしろと。


The Great War (West Point Military History)もそのうち買ってみます。

307:名無し三等兵
08/04/26 10:17:19
>>303
「砂漠も夜は寒いから、寒い地方でも大丈夫だろう」
と考えたんでしょうか?

実際、フタコブラクダはかなり毛が長いし・・・

308:名無し三等兵
08/04/26 18:42:34
実際の所ラクダは馬と違って大量の飼料が要らないために経済的にも格安。あのコブのおかげ。
うだるような暑さと乾燥と言う広大な砂漠地帯を人や物を載せて疾走(結構力があり
スピードもある)できる。砂漠地帯は夜も寒くなるがそれにも耐えられる。
とにかく過酷な地域を少ない飼料で長時間移動するのに向いている。敵に強襲かけるような時は
より早く瞬発力のある馬の方が上だが、過酷な環境で移動するにはラクダの方が上。

だが・・・・・アラビア半島の砂漠地帯に雪は降らない、もちろんそんな所にラクダは生息していない。
トルコがロシアに宣戦布告したのは10月、後にヒトラーがバルバロッサ作戦を開始した時よりも更に遅い時期。
カフカスの山岳地帯は早くも雪に覆われており、零下20度~30度にもなっていた。険しい山岳地帯の一本道を
通ってロシア領に攻め入るほかなく山を走破するのに数カ月かかる。
ラクダは生まれて初めて見る極寒の猛吹雪によってバタバタと倒れていった。ラクダが補給物資を運んでいたので
前線に物資が届かなくなった。トルコ兵の生き残りはロシア軍の宿営地に白旗を上げて殺到したと言う。
まさにナポレオンの二の舞で冬将軍にやられてしまった。
ドイツのトルコ駐在武官はこの惨状にあきれ返ったという記録がある。


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