08/01/16 20:23:32
第一部
14世紀中ごろ、鎌倉幕府を倒幕した足利尊氏は経済改革を足がかりとし
日本全国(蝦夷を除く)に強固な基盤を築いていた。
尊氏がとった経済政策の中には特許制度があった。その影響により技術は今までに無いスピードで
大幅な発展をとげ例えば、伽羅倶船、伽羅部瑠等外洋航海に耐えうる船の発明もされるようになっていた。
また同時期に元を始めとするアジア諸国も日本と同様に大きな発展を遂げていた。
それにより大規模な貿易が始まると共に新たな活路を求め、各国はこぞって海外進出を目指し、
暗黒大陸と呼ばれるオーストラリア大陸及び先住民族を始め様々な発見がなされていた。
一方ヨーロッパ大陸では対立によりヨハネス、ニコラウスと二人の教皇がそれぞれ権力を
求め、激しく対立していた。これが基になりヨーロッパ大陸は後に長い戦乱の世を迎えることになる。
そして1492年チャンパ王国(現ベトナム)の探検家グエン・コロンブ・スーはヨーロッパ大陸を発見するために
航海に出たがその途中新大陸を発見することになる。
アメリカ大陸の発見はアジア各国を巻き込む、争いの導火線として
十分過ぎるほどの物であった・・・