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@@ 戦時中・戦場でのほのぼのとした話し4 @@ - 暇つぶし2ch702:名無し三等兵
08/05/05 17:39:18
61 名前:劉月侠 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp] 投稿日:2008/05/05(月) 16:29:56 ID:bQ0pa8080
 >>58
 それはちと内容がゴッチャになっとるな。日本の兵士が缶詰くれるきっかけ
になったのは柔道の試合や(笑


62 名前:劉月侠 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp] 投稿日:2008/05/05(月) 16:41:11 ID:bQ0pa8080
 民國29年(1940年)、抗日戦争を戦っていた劉雲樵は日本軍の捕虜となり、
山西運城監獄に一ヶ月あまり収容された。

 収容所では日本軍の兵士が柔道の稽古をしていたが、よく捕虜の中国兵が実験台
というか稽古相手にされていた。イジメみたいなもんやな。ホンマは捕虜虐待とい
うことになってしまうからあかんのやろうけど。
中国兵はみなロクなものを食ってないから体力も落ちてるし、日本兵相手にマジに
なってもかえってイジメられるだけやから、投げられるままやった。
ところが劉雲樵は自分の正体が天字一号ということはもうバレていて、近いうちに
間違いなく処刑されるやろうと思ってたんで、やけくそで日本兵をみな投げ飛ばし
てしもうた。
ところが天字一号のことはバレてはおらんかったようでな、劉雲樵は日本軍からも
「なかなか勇気があるし武道の腕前も確かだ!」と一目置かれるようになり、それ
で缶詰云々・・・というわけや(笑


63 名前:劉月侠 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp] 投稿日:2008/05/05(月) 16:46:12 ID:bQ0pa8080
 ちなみにこれで日本軍の劉雲樵に対する監視がちと緩んだらしく、しばらくして
劉雲樵はスキを見て軽功で監獄の塀を飛び越え(“壁虎功”となっとるから、実際
には忍者のように壁を這い上がっていったものと思われる)、脱走に成功したということや。


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