07/11/27 00:56:18
終戦後の国鉄で運転された進駐軍専用列車ネタ。
深夜に運転される進駐軍専用列車では、
客車から蒸気機関車の炭水車を乗り越え、機関車の運転台にやってくる米兵がたまにいた。
機関車好きな若い米兵が好奇心でやってくるのだが、
日本の食糧事情が悪いことをよく知っていたのか、お土産を持ってくることが多かった。
真っ白な食パン、コンビーフの缶詰、丸ごと1本のハム、チーズ、缶入り粗挽きコーヒー。
また、「キャメル」や「ラッキーストライク」をカートンで置いていく米兵もおり、
有難く頂いた機関士は、蒸気機関車の運転台に米兵が添乗?することを許した・・・が、
激しい振動と騒音、ボイラーの熱・・・・に、30分もたつと客車に帰ろうとする米兵、
機関士は丁重にお引き取り願ったという。