06/06/17 15:36:35
このヒト陰茎に於いて手で容易に剥いたり戻したり出来る場合は仮性包茎といい、日本の成人では
60%程度が同種の状態であるといわれている。性交するという機能面では問題とまではされないものの、
不潔だとするイメージも聞かれ、当人の劣等感の元となるケースが見られる。成人の包茎(真性包茎)
人口割合は約1%から2%と推定されている。どちらも基本的に勃起の妨げに成らないのであれば機能上に
於いて問題無い(女性を妊娠させる事が可能)と言えるが、真性包茎の極端なケースでは、亀頭との
癒着部分や先端部が無理に伸ばされる事によって、勃起時に激しく痛みを訴える人もいる。
またこの真性包茎を無理な力で包皮を反転して亀頭を露出させてしまい包皮が元に戻らなくなった
状態を、嵌頓包茎(かんとんほうけい)と言う。嵌頓包茎は亀頭を鬱血させ壊死させる恐れがあるため
、緊急に処置する必要がある。このように勃起するという陰茎の機能面で問題が出るケースでは、
日本では外科的措置を受ける場合に於いて健康保険適用対象である。ただし容易に手で戻せる仮性包茎
や、勃起自体には何等支障のない真性包茎の場合は、陰茎の機能を何等妨げる物では無いため、主に
健康保険は適用されない自由治療となる。気になる場合は泌尿器科などで相談すべきだといえよう。