08/01/25 00:18:26
先生「はい、じゃあ今からちょっとみんなの笛を見せて下さい」
皆が自分の机の上に笛を出し始めた。さっきまで吹いていたのに今さら隠すのは不自然だ。
幸いにもというか俺の席はクラスの一番後ろだ。先生がそれぞれの笛をチェックする間の時間は稼げる。
俺は笛に書かれた名前を消そうと、親指や消しゴムでこすってみたものの油性マジックで書かれた
それは消えるどころかかすれる気配も無い。
すると前の方で声が上がった。「あ!こいつの笛マジックで塗りつぶしてある!」
そいつは臭くて馬鹿なので嫌われているNだった。確かにNの笛の名前の書かれていた
であろう部分がマジックで塗り潰されている。
問い詰められ泣き出すN。
「すいません。Sさん(俺の好きな子)の笛取りました・・・」
たちまち絶叫がクラスを包んだ。泣き出すS。
「じゃあ、あの笛はあなたのなの?Nくん!」
だが待て。すると俺の持ってるこの笛は誰のだ?
「でも僕のじゃありません。僕ばれないようにSさんの名前書いて戻しておきました。」
「何でそんな事したの!」問い詰める先生。
「Sさんに僕のいろんな所なめてもらいたくて、チン○とかお尻とかになすりつけておいたんです」
Sと俺は同時に吐いた。