陰陽五行についてat URANAI
陰陽五行について - 暇つぶし2ch509:名無しさん@占い修業中
08/02/10 18:58:02
494です。亀レス申し訳ない。急に繁忙を極めることとなり、落ち着いてレスできません。
私は漢方を専門とする薬局の薬剤師です。
誤解があるといけないから、今はごく簡単にレスさせていただきます。
>>495
方剤でよりも、構成生薬の気味(乾地黄なら気は寒、味は甘)から考えていきます。
そのうえで方剤の五行を考えると、応用が利きます。八味地黄丸は「水」です。
構成役生薬の気味から、その口訣である「腎(機能性概念であり、泌尿器、生殖器、脳を支配する)
がふやけて詰まっているのを、排水して引き締める」ことが理解できます。
アリセプトよりもアルツの初期には効く。
また、水生木ですから、肝が支配する目によい。当然、効きすぎると「怒りっぽくなる」わけです。
古典によると、正しくは、「午前十時」と「午後二時」の二回にわけて
「白酒(米で作った酒のこと)」で飲むとされていますが、その理由も陰陽五行で理解できます。
実際、そうすると効果は大きいです。
診察に当たっては、時行の気と本人の命式も大事。
さらに、何年何月にどんな病気が流行るかは当然わかるわけで、これを薬の仕入れに役立てています。
薬剤師は医師よりも患者さんのお役に立てる機会が、これからは増えます。
同志がこの板にもおられると知って、うれしい限りです。
地域の皆様の健康のために、学習していきましょう。
中医学のように、明治時代に日本で、本土で失われて久しかった漢方を学んだ中国の医師らが
1950年代に創作した新しい医学や
日本で医師らが陰陽五行も学ばずわずか数年で診察に使用しているような
マニュアル化された自称漢方でなく
陰陽五行論と長い伝統に則った日本漢方を学んでいる同志は、着実に増えています。
東京で行なわれている高名な学習会になると、全国から毎月数百人単位で参加者があるようですが
地元の薬剤師で会を作って、古くからの伝統を伝えている地域もあります。
薬剤師が一番とっつきやすい書籍は、『新古方薬嚢』(荒木性次、方術信和会)でしょう。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch