08/02/18 21:19:48
>>610
陰陽道と宿曜道
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●奈良・平安時代の星辰信仰について
日本は、星の神話や伝説が少ない国と言われていますが、天体自体に興味がなかったわけではなさそうです。
政治をつかさどる人々が、星祭と星占いに明け暮れていた 時期もあるのです。
その時代は平安時代。 大陸では、自然科学・哲学であった陰陽五行思想は、日本 では”星の宗教”陰陽道となり
道教と合体して占い・呪術 として独自の発展をとげました。奈良時代までは、ここぞという時の秘伝であった陰陽道が
平安時代には、日常のあらゆることの吉凶を占うのに使われる ようになったようです。
さらに9世紀、空海・最澄が密教を伝え、密教の占星術で ある宿曜道も時の占星術ブームにのって盛んになりました。
宿曜道は、インド原産でヨーロッパ色の強い新しい占星術で、たびたび陰陽道と対立し、お互いの要素を吸収しあいながら
最後には民衆にも広まっていきました。
●宿曜道
宿曜道はインド原産の27宿占星術が基本となっており、基本の教典「宿曜経」(本当は長い名前)もインドの教典がもとになっている。
インドのホロスコープ占星術は、西洋から伝わったものであるので、宿曜道も西洋風のホロスコープ占星術を行なう。