07/07/31 05:47:02 IFdGZFFt
【関屋記念】GIへ再出発!カンパニー9カ月ぶりも不安なし
GIIの産経大阪杯など、重賞2勝のカンパニーが今週の関屋記念から始動する。
9カ月ぶりながら坂路での乗り込み量は十分すぎるほど。秋に飛躍するためにも、
陣営はここを勝って弾みをつけたいと意気込んでいる。コンビを組むのは、
先週土日で3勝を挙げ、新潟コースにも慣れてきた福永祐一騎手。6歳とはいえ、
まだまだ若いカンパニーの走りに注目だ。
9カ月ぶりでも仕上がりに不安はない。6月23日に放牧先から戻って以来、
カンパニーが坂路で叩き出した時計は計7本。
その数の多さに、陣営の今年にかける意気込みが感じ取れる。
昨年のGI3戦(安田記念11着、宝塚記念5着、天皇賞・秋16着)は、
道中の不利やゲート難が響いて、いずれも“不完全燃焼”に終わったが、
今年はここをステップに秋のGIへ再スタートだ。
「放牧先の牧場で右トモのツメを傷めてしまいました。確かに時間は要しましたが、
今はすっかり治っていて、いい雰囲気。特に先週、併せ馬でビシッと追って(4ハロン51秒5)からは、
息遣いもスムーズです。9カ月ぶりでも大丈夫、いけると思いますよ」と担当の澤調教助手は希望に目を輝かせる。
これまで京阪杯(05年)、産経大阪杯(06年)の2重賞を制覇。GIIでは常に上位争いを演じてきている。
それだけに今回のメンバーでは実績上位の存在。また、マイル戦への適性も高く、陣営がカムバックの舞台に
ここを選んだのも当然の成り行きか。もちろんコンビを組む福永騎手も復帰戦に前向きだ。
「年齢(6歳)を感じさせないくらい、体も気持ちも若いね。1週前追いでは攻め駆けする
トシザヘネシー(牡5、オープン)をねじ伏せたし、今週はもう反応を確かめるだけでいいでしょう。
あとはレース当日、落ち着きがあれば…。どんな競馬をしてくれるか本当に楽しみです」と声を弾ませた。
舞台は、直線が長くて平坦な新潟の外回り芝1600メートル。紛れの少ないコースというのも有利な材料だ。
この秋に飛躍を誓うカンパニーが、真夏の越後路でGI級の破壊力を見せつける。