07/10/04 02:15:52 UFiyotVx0
>>78
> ３６協定って何か詳しく教えてくれ
労働基準法では３２条で労働時間を１日８時間以内、週、３ヶ月………と制限を
定めて、それを越える長時間労働を罰金や懲役など刑事罰をもって禁止している。
その例外規定として３６条に、職場の過半数を代表する者、労働組合と、書面による
協定を結べば３２条の制限を超えて労働させても罰せられないと定めていて、
この協定を通称「３６協定」と呼んでいる。
３６協定は本来長時間労働の免罰協定なのだが、資本の意を受けた最高裁は、
日立武蔵残業拒否解雇事件の判決で、先ず高裁裁判官に干渉して、36協定があれば
残業強制できると逆転判決を出させ、その不当干渉をした当人が最高裁判決に加わって
残業拒否解雇正当！の反動判決を確定させた。
しかし、まともな労働組合は３６協定文に「個人の意思優先」を書き込ませたり、実績で跳ね飛ばしたり
最高裁反動判決の効果を粉砕しており、何より困ったのが当事者日立で、
高裁判決の場に未払い賃金支払い用の小切手まで持参しながらまさかの逆転勝訴判決となった代わり、
残業しなくて首ならそんなとこ行かない！と新卒採用者にそっぽをむかれ、子会社は採用ゼロ！の惨状に至り
数億円の宣伝費を掛けての必死のイメージアップ作戦に追い込まれた。
その後のＮＴＴ有給休暇拒否処分裁判では、解雇原因のたった１時間の残業拒否より影響が大きいのに解雇有効とはできず下級審差し戻しにした。ざまみろ最高裁（ｗ