06/07/01 22:38:10
★任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の圧倒的人気の陰で、
ハード(ゲーム機本体)間の“格差”が拡大している。出荷本数が520万本を超えた
「脳トレ」シリーズがDS市場を 牽引(けんいん)する一方、プレイステーション(PS)2市場を
代表するスクウェア・エニックスの人気RPG「ファイナル・ファンタジー」の最新作は、
発売から3カ月足らずで半額以下で投げ売りされている。
この、いびつな状況に、ゲーム業界人は頭を抱えている。
「これは格差なんてものじゃない。DS市場以外は砂漠みたいなもんですよ」と話すのは
中小ソフトメーカーの関係者だ。「5000万円以上の開発費をかけたPSP用ソフトの
受注が1万本に届かないのに、2000万円程度で作ったDS用ソフトの受注は5万本を超えている。
うちとして、PSP用ソフトの方が売れてほしいんですけど…」と、この関係者はため息をつく。
今藤弘一編集長は「任天堂はDSだけでなく、今年末に発売される家庭用ゲーム機『Wii(ウィー)』でも、
つねに新しいことへの“わくわく感”を提供してくれる。こんな気持ちを与えてくれるのは、
(ゲーム機メーカーの中では)いまのところ任天堂だけではないか」と分析する。
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