07/12/27 00:52:25 tvssRR1a
>>135
越後国内の上田長尾VS古志長尾の対立は古く
この両者は謙信という存在で纏まっていた
景勝及び上田衆や、古志の十郎が幾ら有能な武将だろうが
「府中を奪った方が相手を支配する」といった構図に変わりはない
よって、個人が有能かどうかでは解決できない難問
古志としては(かつて長尾景虎を推戴したように)上杉景虎の後ろ盾になってでも
上田衆・景勝に対抗しなければならなかった
謙信も近江国出身の河田に古志を継がせようとするなど、
対立の構図を緩和させようと生前色々試みていたが
その矢先に亡くなってしまった
謙信は越後にとって扇の要
一人の英雄が無くなった途端、家中分裂>対立>衰退したのは織田家も同じ