07/07/01 03:34:21 tv2mib8o
織田信孝だな。
「昔より主を内海の野間なれば報いを待てや羽柴筑前」
3:人間七七四年
07/07/01 11:04:40 UuEeieCY
つうか信孝は秀吉の主君ではない気がするんだが
百歩譲っても精々主筋ってとこか
秀吉も苦笑しただろうな
4:人間七七四年
07/07/02 00:53:12 fOiqYQdr
清水宗治
5:人間七七四年
07/07/06 20:45:33 xc4ediIV
やっぱり秀吉
6:人間七七四年
07/07/06 20:46:14 xc4ediIV
辞世の句ってあらかじめ用意しておくようなものなの?
戦場で書いたりできないよね
7:人間七七四年
07/07/06 20:50:08 ZrOOWhUp
予め用意されてるものもあれば後世の仮託も多い
8:人間七七四年
07/07/06 22:00:30 pv8Lkd5T
俺は、清水宗治ですね。
「浮世をば今こそ渡れ武士の 名を高松の苔に残して」
9:人間七七四年
07/07/12 18:02:43 ZPIMxRu8
上杉謙信。
四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒
酒好きの謙信らしい歌だなぁと思う。カッコイイ。
10:人間七七四年
07/07/13 19:42:33 Ie8Dp13+
11:人間七七四年
07/07/14 01:03:13 XO7044Hv
信長の見たかった。急死しなきゃなぁ。光秀のお馬鹿…
12:人間七七四年
07/07/14 01:07:08 mgQDnGt1
人間50年 是非も無しでいいだろ
13:人間七七四年
07/07/24 08:09:29 dpk24kKK
家康のやつ
秀吉と違って生き抜いた感がある
14:人間七七四年
07/07/28 00:12:24 PqLvwcll
思いおく 言の葉なくてついに行く 道は迷わじなるにまかせて
15:うんこ麻呂
07/07/28 00:16:27 PqLvwcll
↑黒田孝高のやつ、
16:人間七七四年
07/07/28 00:40:43 p2eHHoQo
なかなかに世をも人をも恨むまじ 時にあはぬを身の科にして
悔しともうら山し共思はねど 我世にかはる世の姿かな
氏真のコレ、句とは裏腹に無念がこれでもかというぐらいにじみ出てるよなぁ
それにしては滅亡後は好きに生きてた気がするけど
17:人間七七四年
07/07/29 21:33:13 NBrg5LKL
>>3
普通にこんな物残されたら怖いだろ…
18:人間七七四年
07/08/06 00:21:19 27qmfvpD
七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空
19:人間七七四年
07/08/08 02:29:02 nkxk8UNY
出でいなば 主なき宿と 成ぬとも 軒端の梅よ 春をわするな
20:人間七七四年
07/08/08 02:32:32 nkxk8UNY
吹くとふく風な恨みそ花の春 もみぢの残る秋あればこそ
21:人間七七四年
07/08/08 02:34:24 nkxk8UNY
討つ者も討たるる者も土器よ くだけて後はもとの塊(つちくれ)
22:人間七七四年
07/08/21 08:21:44 6YofpmJl
23:中山幸盛 ◆c1ZKiGzz62
07/08/21 18:41:38 Z4zPcGFk
五月雨は つゆかなみだか 時鳥 わが名をあげよ 雲の上まで
24:人間七七四年
07/08/21 18:42:34 RybPA2BD
討つ者も 討たるる者も もろともに 如露亦如電 応作如是観
大内義隆の辞世の句。
25:人間七七四年
07/08/21 20:22:42 RybPA2BD
↑「討つ人も 討たるる人も」の間違いでした。
すんません。
26:人間七七四年
07/08/22 00:57:32 1AROTs0y
限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風
27:人間七七四年
07/08/22 01:02:14 MasFiLkS
>>17
しかも呪いがバッチリ効いてるしな・・・w
28:人間七七四年
07/08/22 01:15:21 xWz4Oj7x
此ほどは 浮世の旅に 迷ひきて いまこそ帰れ あんらくの空
29:人間七七四年
07/08/22 02:59:30 eG0YOvOd
>>17
残されたというか初めて出たのは江戸時代の川角太閤記
30:人間七七四年
07/08/22 03:50:55 NyDg3LEx
31: |ω・`)
07/08/22 05:37:40 LTHTRbu+
改行うざいぞ氏ね
32:人間七七四年
07/08/22 12:22:10 Qy8HIM+q
>>3
この句は秀吉が信孝の主だと言っているわけではないよ。
33:人間七七四年
07/08/22 12:27:25 Qy8HIM+q
歌と詠んだ人の名前と両方書いてほしいなあ。いちいちググるの面倒
34:人間七七四年
07/08/22 18:29:46 05DsuYBW
>>3
後世の創作だとしても
意味としては仕えて来た織田家を乗っ取ろうとしてることを批判した句だと思ってた
35:中山幸盛 ◆c1ZKiGzz62
07/08/22 19:41:08 ud4e7KNS
>>18 七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空 朝倉義景
>>19 出でいなば 主なき宿と 成ぬとも 軒端の梅よ 春をわするな 源実朝
>>20 吹くとふく風な恨みそ花の春 もみぢの残る秋あればこそ 北条氏政
>>21 討つ者も討たるる者も土器よ くだけて後はもとの塊 三浦義同
>>23 五月雨は つゆかなみだか 時鳥 わが名をあげよ 雲の上まで 足利義輝
>>26 限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風 蒲生氏卿
詠んだ人の名前を書いていない句を調べてみましたが、27がわかりません
どなたか、教えて下さい
36:人間七七四年
07/08/23 06:09:31 CHCN8nev
ほい。歌の説明
URLリンク(rekiaru.onishi-lab.jp)
信孝は秀吉の主筋でいいんじゃない。曲りなりにも主人の息子なんだから。
>>32
よく読みなよ。>3は秀吉が信孝の主なんて言ってないじゃん。(自己レス)
>>34
ああ、後世の作なの。それならおっしゃる通り批判だろうね。
>>35
サンクス!
>>28は黒田長政だった。「あんらくの空」でググったら出てきた。
37:中山幸盛 ◆c1ZKiGzz62
07/08/23 07:11:39 XHyaITW1
>>35
今さらながら、「27がわかりません」
→「28がわかりません」に訂正
>>36
ありがとうございます
38:人間七七四年
07/08/25 14:14:16 VB0kkX5g
死にともな ああ死にともな 死にともな
深きご恩の 君を思えば
39:人間七七四年
07/08/27 01:12:59 KU/VDPuL
かへらじと かねて思へば梓弓 なき数にいる 名をぞとどむる
40:人間七七四年
07/08/27 01:43:22 L8xJc4Fo
有名な句ですが僕は光秀が好きなんで
時は今 雨が下しる 五月かな です(*^_^*)
41:宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c
07/08/27 08:23:19 fY9p0G41
石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ
42:人間七七四年
07/08/27 17:23:32 Ql8LlT6J
>>39
楠木正行ですな
既出だけど、足利義輝と蒲生氏郷の辞世の句。
義輝のものは、将軍の野望と無念が、まさににじみ出ていて、気概を
感じる。氏郷のものは、天命に対する無念がひしひしと伝わってくる。
やはり彼にも天下への野心があったように感じるな
43:人間七七四年
07/08/27 19:42:52 KPFUdZlo
>>42
氏郷の句は確かに裏に野心も隠れてそうなんだけど、
「吹かねど花は散るものを」
という句が混じってる時点で、結局自分の器の限界も言い表してるように思えてならない。
ちなみにこの句の風はもちろん、自身の病を示している訳だけど。
一方で秀吉を表してるんだろな。
>>35では同じく秀吉を春の風に例えてる人物が居て面白い。
44:人間七七四年
07/08/30 01:24:45 OC2D87Wt
>>43
「限りある命は病など得ずともいつか散るが、病により天命が
ここで尽きてしまうことも、結局はそれだけの器でしかなかったことか」
という無念とも読めるような。
45:人間七七四年
07/09/16 14:26:26 YDd5HNo8
義輝に一票。
将軍家復興を目論んでいた義輝にとって、
裏切りで命を落としたことは本当にくやしかったと思うよ。
46:人間七七四年
07/09/16 17:55:05 IGbPdxjj
>>45
義輝もまたそれに価する行為やってるわけだし、同情の余地なし
47:人間七七四年
07/09/16 18:41:17 rgeW9BCR
討つ者も 討たるる者も 諸ともに 如露亦如電 応作如是観
48:人間七七四年
07/09/24 18:46:22 2KsWD4WO
やっぱり織田信孝のが一番キテて好きだ。
49:人間七七四年
07/09/28 00:57:28 jUcQWxC9
武将じゃないが千利休の「ひっさぐる 我得具足の 一太刀 今此の時ぞ 天になげうつ」だっけか。
商人の出で茶人の利休がこんな句を詠むのは、天下人気取りの田舎者への皮肉なんだろうか。
50:人間七七四年
07/11/26 00:09:39 qok/eTJl
51:人間七七四年
07/11/26 22:27:11 vDLW+kgA
姫だけどガラシャの句が好き。
52:人間七七四年
07/12/16 22:13:38 m9S8OkI5
四十九年一睡夢
一期栄華一杯酒」
(わたしが生きてきた四十九年は一睡の夢に過ぎなかった。
この栄華は 一杯のお酒のようなものである)
上杉謙信
53:人間七七四年
07/12/19 13:47:55 E0ZR31B/
無念とか諦観とか憤怒などが大半を占める中で
徳川家康の辞世は異彩を放ってるよな。
嬉やと 再び醒めて 一眠り 浮き世の夢は 暁の空
54:人間七七四年
07/12/19 14:51:25 v9BImvOf
>>52
辞世ではありませんが、亡くなる前年ということで、有名すぎますがこれもいいですよね。
「九月十三夜」 不識庵 上杉謙信
霜満軍営秋気清 霜は軍営に満ちて秋気清し
数行過雁月三更 数行の過雁 月三更
越山并得能州景 越山并はせ得たり能州の景
遮莫家郷憶遠征 遮莫(さもあらばあれ) 家郷の遠征を憶ふは
>>52
家康の辞世 いいですなあ。
55:人間七七四年
07/12/23 02:29:59 XqXjdXJz
真心のあるかなきかはほふりだす腹の血潮の色にこそ知れ
林忠崇
56:人間七七四年
07/12/23 02:55:32 5zdi+Hf2
明智光秀「心しらぬ人は何とも言はばいへ身をも惜まじ名をも惜まじ」
辞世の句とは、そして歴史とは時を越えた会話なのだなと思う。
57:人間七七四年
07/12/23 19:43:35 dKLDOv+H
曇りなき 心の月を先立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く
伊達政宗
58:人間七七四年
08/01/03 15:30:46 NV7nbCwX
政宗の手紙
思いもよらぬ細やかなお手紙を、また起請文までいただきました。
本当に恥ずかしい次第で、何を言っても愚かなことのように思えます。
さてさて、先日の夜は酒の上に何をしたか、何を言ってしまったか、
大弱りしております。
そこから貴方を疑う気持ちがあったなら、そのことを手紙に書くか、
でなくば伝蔵か横目の者どもから申し伝えて、貴方のことをあきらめもしましょうが、
あなたをあきらめることなどできません。それで、とくに何も申しませんでしたが、
私は酒の上に何を言ったのでしょう。夢にも覚えていないのです。
昔私のところへ出仕されてないとき、貴方にかの者が惚れているとのことを、
ある乞食坊主が落とした文の中に書いてあったのです。
その坊主は行方知れずになってしまったので、とても詮議はなりません。
そんなことはない、と自分に言い聞かせましたが、あまりに貴方のことをよく知っていたので、
どうにも気持ちを抑えきれず、貴方のお心を確かにしたくて確かにしたくて、
酒に酔った勢いで言ってしまったのだと思います。
酒の上とはいえ、私の言ったことをお聞きになって、恨みに思われたのでしょう。
このように仰るのはよほどのことと思います。
承れば、腕を傷つけてこのように血判を押されたとか。なんてことを、と心苦しくてなりません。
私がその場にいたならば、御脇差にすがってでも止めたものを―。
せめて私も指など切るか、そうでなければ股か腕を傷つけるのでなければ、貴方のお心に応えられるものではありません。
59:人間七七四年
08/01/03 15:31:25 NV7nbCwX
けれども、私もはや、孫や子どもを持つ年頃になってしまいました。
人は口さがないものですし、行水のときなどに小姓どもにそれをみられて、
「いい年をして似合わぬことを」
と言われましては、子どもにも恥になると思い、気持ちばかり逸って暮らしております。
ご存知のとおり、若い頃は酒の肴にも腕を裂き、股を突き、衆道の証をごく当たり前にしていたものですが、
今は世の笑い事になってはと、差し控えております。
日本の神々に誓って、腕・股を突くことを嫌だと思って差し控えているのではありません。
私の腕や股をご存知でしょう。傷のないところの方が少ないのです。
このように昔は衆道の証をたてるのを誇った私ですが、時代の流れは是非もありません。
これではあまりにあまりに心元なく思われるでしょうから、伝蔵の見ているところで起請文を書き、
血判を押して進上いたします。
どうかこれにてお許しください。今日よりはいままでにもまして心を通わせ、
お情けに預かることができれば、海よりも山よりも忝く思います。
なお、伝蔵にも私の気持ちを伝えるよう、言ってあります。
恐々謹言。
正月9日 政宗(花押)
返す返すも恥ずかしくてなりません。
どうか私の気持ちをわかってくださいますよう―。
解説
「伊達政宗の手紙」で有名になった、政宗の恋文。 伊達政宗文書2865号。
ともかく恋々とした長文に、訳してても 「もう勝手にやってて!」 な気分。
自分の身体を傷つけて気持ちの証をたてる風習が、既に見られるのが面白いですね。
「我ら腕・股を御覧候え。あまり空き間もなき様に、昔はさようの事好き候てつかまつった」との一文が中にありますが、つまり作十郎は、政宗の「腕」や「股」をよく知っているわけです。
無数の傷は政宗がそれだけ恋多き男だったことを物語ります。作十郎は今、確かに政宗の寵を受けていますが、平行して実姉の多田氏が政宗の側室となっています。
上司である小姓頭青木掃部丞もかつて政宗の寵を受けていましたし、それぞれがどんな思いで政宗の傷跡を見ていたか、は想像がとても及びません。
それでもなお、自分の腕を傷つけて自らの証をたてた作十郎なのです
60:人間七七四年
08/01/22 09:52:42 yGdR9lUZ
島津義弘
天地の ひらけぬ先きの 我れなれば 生くるにもなし 死するにもなし
61:人間七七四年
08/02/17 01:39:00 APnAe3qk
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな
62:人間七七四年
08/02/17 02:28:12 APnAe3qk
こちふかば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて はるをわするな