何故弩は一般化しなかったのだろうかat SENGOKU
何故弩は一般化しなかったのだろうか - 暇つぶし2ch550:人間七七四年
07/09/08 08:08:23 MYiAUegn
>>536
ハッティンの戦いではイスラム弓騎兵に矢を雨霰と降らされて、十字軍はあっさりと壊滅したが。
フル装備のヨハネ騎士団もテンプル騎士団も共に全滅。

551:人間七七四年
07/09/08 12:04:10 ydIyVjyn
>>9
コピペ乙

552:人間七七四年
07/09/08 14:06:37 hr3GKGcK
>>550
ハッティンで射倒されたのは人より馬。
それも戦闘が進み外周の歩兵を失い孤立し、勝負がほとんどついていた段階の話だけどね。
それよりも重要な敗北の原因は、水不足と疲弊したところに待ち伏せを喰らい包囲分断されたこと。
損害の大半は包囲を突破しようとしたときに出ている。
無謀な乾燥地帯の強行軍による自滅に近い。
弓は昼夜問わず射掛け疲弊と混乱を招いたことと、騎士の乗馬を失わせ相手の突破戦力を削いだという
意味では重要なファクターとは言える。

553:人間七七四年
07/09/08 21:49:33 FCjpORfv
>>544
ボウガンと言えばボウガン社

554:人間七七四年
07/09/09 11:19:31 J8pfazQm
中国には弩騎兵なんてのもいたらしいな
もしかして日本や西洋にもいたのか?

555:人間七七四年
07/09/10 01:00:45 YNhTjor3
クロスボウ・ナイトか

かっこいいなぁ

556:人間七七四年
07/09/10 23:37:26 MaHy8VdG
>555
騎兵は「cavalryman」だぞ。
騎士が「knight」だ。

とすると「crossbow cavalryman」か?
何か違う気もするが。

557:人間七七四年
07/09/10 23:47:07 q75vcioq
>>556
考えるんじゃない!
感じるんだ・・・(´・ω・`)

558:人間七七四年
07/09/10 23:59:50 2Xt2sK1y
twだとmounted crossbowmenだな

559:人間七七四年
07/09/11 19:22:05 rULDuuii
見る限り中国のとそんな変わらないね
強弩も出土してくれ・・・

伊治城跡から出土した弩の復元品
URLリンク(www61.tok2.com)
中国古代の弩
URLリンク(en.wikipedia.org)
URLリンク(military.china.com)
URLリンク(elib.lib.tsinghua.edu.cn)

560:人間七七四年
07/09/11 19:31:49 rULDuuii
ただ、別のHPにのってる復元品
URLリンク(www.mahoron.fks.ed.jp)
とくらべると、
>>559の資料館の復元品は弓(翼)の部分が木じゃなくて、金属でできてる。
同じ伊治城の出土品を元にしてるのになんでパワーアップしてるんだ?w

561:人間七七四年
07/09/11 22:48:18 DN8O6Sym
復元担当者が韓国人?

562:人間七七四年
07/09/12 00:03:32 aE2BxruL
>>560
この写真、何か適当なピストルクロスボウのやつを流用したようにも見えるんだが…。
まあ、弓部に何を使用したかとか、そういう細かいとこは分かってないんじゃないか?

563:人間七七四年
07/09/12 00:05:01 aE2BxruL
アンカー間違えた…
>562のは

URLリンク(www61.tok2.com)

のやつな。

564:人間七七四年
07/09/12 20:09:19 Xtwi+7Pa
前九年の役で使われたんなら厨川柵跡に大量に埋まってるんじゃないか?

柵に蓄えられていた律令制式の弩を安倍側が使ったとされているけど、
1062年の戦いにおいて8世紀だか9世紀に作られた、150~300年前の兵器を使えたんだろうか?
弦や矢はもとより、木の部分は経年劣化で朽ちて使い物にならないのでは。

安倍側が部分補修して使用したと考えるのが妥当だろうが、備蓄品を元に新たに製造したという可能性はないのかな?

565:人間七七四年
07/09/12 22:14:18 aE2BxruL
>564
官軍の武器やら何やらが焼失したとかって記録がなかったか?
どこの何の記録だか忘れたが。

566:人間七七四年
07/09/12 23:05:17 w9siCeDR
宋代以降の武者絵には、
腰にハンドクロスボウをぶら下げたものが時々あるね

567:人間七七四年
07/09/13 16:35:32 wt44HsBj
上の写真の弩って矢短くね?
これだと初速のある近距離ならともかく遠距離では弓に威力逆転されうるんじゃ?
存外そういう点も日本で流行らなかった理由にあるかも

568:人間七七四年
07/09/13 23:27:42 5PgRgX67
引き金部分しか出土してないんだから細かい事なんて全然分かってない。
つうか、弩が日本で実際に使われてた時代の弓ってどんなもんだったんだ?
丸木弓だったりしたら威力逆転もへったくれもないぞ。

569:人間七七四年
07/09/14 00:03:48 gSzMw/Mv
>>568
丸木弓だよ。合成弓ができたのは10世紀になってから。

570:人間七七四年
07/09/14 00:08:17 +NLGMKLI
>>568
そうなん?
十分な存速というアドバンテージが無くなったら後は矢の重量という要素が意味を持ってくると思ったんだけど。
ちがうの?

571:人間七七四年
07/09/14 01:23:38 zfqS8co7
>570
あの時代の日本の弓が>569氏の通りなら、ヘタすると弓は使い物にならない。
初速を稼ぐどころか、ただ矢を射られるだけの代物の可能性もある。

それから矢より前に、物そのものの完成度とかも関係してくる。
某雑誌の弩の復元・射撃実験で、たぶん180kgくらいの張力を得られただろうなんてやったやつが
予想を大きく裏切って、矢の飛距離が全然伸びなかったなんて例もある。
もっとも、これは中国ネタのやつで、日本人が復元実験やったやつだけど。


どうでもいいけど、この分野はあまりにも情報なさすぎだ(´・ω・`)

572:人間七七四年
07/09/14 05:19:13 H1GBFny3
弩は石、鉄球、陶片などせも射出してた

573:人間七七四年
07/09/14 19:57:12 3zgx7QoF
>>568 >>571
??? もしかして、丸木弓はなべて使い物にならないほど弱い弓とでも言いたいの?

574:人間七七四年
07/09/14 22:23:09 zfqS8co7
>573
いっぺん、ヒノキででも丸木弓を自作してみな。
矢なりを発射する場所はきちんと選べよ。

575:人間七七四年
07/09/15 07:25:13 c057GPmc
源平時代の弓と比べると、丸木弓の有効射程は半分くらい。

576:人間七七四年
07/09/15 09:50:44 VQR18t8F
>>574
何、素人がまともな弓を作れると思ってんの? バカかお前。
しかもヒノキってなんだよヒノキって。

577:人間七七四年
07/09/15 10:28:12 0tXXKz9N
日本の弓が丸木弓だった頃、じゃあ弩は何で作られてたんだ?

578:人間七七四年
07/09/15 21:33:25 yvpsaxqc
>575
やっぱりそんなもんだよな。

>>576
弩の時代の弓はまさにその素人レベル。
弓の進化は10世紀以降だ。

>>577
ある程度完成したもんが日本に「入って来た」。

579:人間七七四年
07/09/16 00:12:09 s9tAWnrv
必要量全部輸入で賄ってきたわけでもあるまいし、その場合製造法ごと入ってきたんだろうが、
その技術が弓に応用されなかったのは謎じゃね?

580:人間七七四年
07/09/16 01:23:14 j+Vpth34
イングランドのロングボウも丸木弓なんだよな・・

581:人間七七四年
07/09/16 19:53:46 F+/EAnNX
>>580
当然イングランドのロングボウも素人レベル。
ただ矢を射られるだけの代物。
いっぺん、ヒノキででもロングボウを自作してみな。

582:人間七七四年
07/09/16 20:10:43 KFqEpkst
まーた変な本読んだのか?

583:人間七七四年
07/09/16 23:07:38 et1JoM7v
>>579
「日本書紀」とかを見る限り、高句麗が戦利品を朝貢って形で日本に持って来ただけだし、
技術者が滞在したとかって記録も特にはないから、そこから考えれば弩の製造技術が
入って来たかどうかは疑わしいところ。
もっとも弩が複数あったんだとしたら、一つくらいはバラしてどんなもんなのか見ては
いそうだけど。

>>580
時代(千年ほど)、気候、植生、技術水準が違う。
比較する要素は特にはないよ。
5世紀の日本なんて、ようやく鉄器が入って来たような時代だからね。

>>582
気にしてやるなよw

584:人間七七四年
07/09/17 01:26:12 Ly3T87/F
ロングボウは日本の弓とくらべると飛ばない。

585:人間七七四年
07/09/17 07:34:08 Ly3T87/F
祭祀用のレプリカの可能性があるにしろ、弥生時代にすでに弩が入ってきていたってことは
ローカルにレプリカは作られてたのかな?
国衙工房製の規格品の量産が本格化する8世紀よりずっと前から
国産弩は供給があったのかどうか・・・
しかし、律令日本が弩という単なる武器に専門の役職を設けてまで情熱を傾けたのが、
数百年で跡形もなく姿を消したとはなんとも不思議だな・・・

586:人間七七四年
07/09/17 07:39:40 Ly3T87/F
というか>>13で結論でてないか・・・

587:人間七七四年
07/09/17 07:55:12 Ly3T87/F
騎射戦を身上とする武士には、馬上の装填などの問題があってやっぱり弓だったんでないの。
歩兵部隊向きだよな弩は
武士の台頭以降、南北朝時代になるまで歩兵の地位は郎党に成り下がって影が薄くなるわけだし

588:人間七七四年
07/09/17 09:59:23 eXB54uoD
>>586
いや、中央政権が弱体なヨーロッパ諸国でも弩は定着しているし、
それは答えになっていないよ。

589:人間七七四年
07/09/17 21:54:22 YLulrEAL
>>585
島根のあれね。
レプリカというか、弩と同様のものは世界中に存在するからね…。
武器ではなく狩猟の道具として存在したりするし。
発射態勢の保持って考え方はそう変わらないみたいだね。

>>587
武士が台頭してくる前に弩は姿を消してるよ。

590:人間七七四年
07/09/18 04:42:55 3KTSH2Sp
欧州でも中国でもメインウェポンとして発展してるよね
イスラム世界ではどうだったんだ?

591:人間七七四年
07/09/18 08:05:36 IabjMZHu
>>590
イスラムには優秀なトルコ系の弓騎兵が存在したからメインウェポンにはなれなかった

592:人間七七四年
07/09/18 08:48:38 nAXZPexl
>>589
国衙軍制
URLリンク(ja.wikipedia.org)

軍団制と弩の廃れる時期と、武士の原型である自衛武装集団が成立し
朝廷や国府が彼ら職能武人を反乱鎮圧の担い手にする時期は被ってないかな?
それで戦術に大きな変化があったということでは。

593:人間七七四年
07/09/18 12:41:16 d747ff6j
メインかな?むしろ補助兵器では

594:人間七七四年
07/09/18 18:34:20 vRXPsOA+
>>590
イベリア半島や海軍、初期のイエニチェリなどではそれなりに使われていたようだ。

595:人間七七四年
07/09/18 22:54:05 HNB1qGl3
なんで いしゆみ と呼ぶのだろう?

596:人間七七四年
07/09/18 23:52:17 4V9Svy0f
>>592
リンク先読んだよ、文読むの遅いから時間かかったけど(;´ρ`)
武士の「原型」の形成時期って事なら、確かに被ってる部分はあると思う。
ただ、律令体制の形骸化で実際に弩に関する諸々にかかわる弩師も
形骸化したみたいだし、国家体制の変化による衰亡って部分もあると思う。
そもそも「普及」と言えるほど数を作ったのかどうかも疑わしいし…。

>>595
時代が下って、「石弓」と混同されたとは言われてるね。

597:人間七七四年
07/09/22 11:46:08 tLEq1Dxh
応仁の乱以前も中国から武器防具はずっと日本に輸入されてて
西洋銃伝来以前の鉄砲といえる銅手銃や焙烙火矢なんかが入ってきてた。
その中に様々な弩が入ってきていてもおかしくないはず。使い道はいくらでもあると思うんだが。

598:人間七七四年
07/09/23 21:51:41 eBGwSqqB
日本人は大陸式の武器にはいくらでも接しているんだよ。
日本では使えないから使わないだけで・・。

599:人間七七四年
07/09/23 22:45:43 4qxokfA1
似合う似合わないでいうと似合わない。日本人が弩を構えてもイマイチ様にならないよなw
那須与一がクロスボウで扇射るの想像してみろよw
なんか興ざめだしすごい違和感ある。

600:人間七七四年
07/09/24 22:32:11 XEwOchAa
>599
それこそ日本で使われてこなかったからだろ。
つーか、那須与一のあの後は悲惨の一言に尽きるぞ。

601:人間七七四年
07/09/27 12:32:12 SFg6xi8c
>>599
長弓を構えて息子の頭の上におかれた林檎を狙うウィリアム・テル並に様にならないな

602:人間七七四年
07/09/29 22:33:45 nOCJIree
>>599
和弓を構えて恋人達を狙うキュー○ピッド並に様にならないな

603:人間七七四年
07/09/30 20:52:11 gALBxbSq
>>599
ボウガンを構えてスサノオを威嚇する天照大神並に様にならないな

604:人間七七四年
07/09/30 21:50:49 72cdrlNs

何故、靴は一般化しなかったんだろうか?

鎧兜に草鞋なんて、、ヘンだ!

605:人間七七四年
07/09/30 22:38:18 gALBxbSq
そうでもない

606:人間七七四年
07/10/01 00:48:07 M+f7kidi
たぶん、地形と植生の違いだと思うよ。
見渡す限りの広大な平野、なんてものは日本には無い。
狭隘で錯綜した地形、ヤブや雑木林が自然にいくらでも生えてくる気候。

遠距離から強烈な一撃を与えられるが、一発撃つのに時間がかかる石弓は
こういう場所では、あまり有効ではないのでは。
隠れる場所がいくらでもあり避けられやすい。射程より手数が重要になるのでは。

広々~とした大陸の平原で戦車戦とかやるなら石弓もいいだろが・・・・
狭い日本では使えないんだろね。

607:人間七七四年
07/10/01 00:54:46 M+f7kidi
靴が普及しなかったのも、気候の違い、それだけしょw
平均気温と平均湿度、降水量の違いだな。

大陸の本格的な長靴など、日本ではとてもとても履けるものではない。

608:人間七七四年
07/10/01 09:32:56 xrvgaDLU
今だってできることなら地下足袋で通勤したいくらいだ。


609:人間七七四年
07/10/01 12:15:54 sqRbZdUX
草鞋なんか、一定時間歩けば擦り切れてボロボロになるんだぜ。
その上、濡れに弱いし。
竹の切り株や石で、簡単に怪我をする。

610:人間七七四年
07/10/01 15:48:56 xLQPi4RP
蒸れるんだよ、靴は。
正直日本の気候にはあってない。

611:人間七七四年
07/10/01 19:36:23 1CrNHr+v
夏の季節、
蒸れるの気にしてたら、鉄の兜なんか、かぶってられないよ(笑
それに、戦争は夏ばかりとは限らない。

612:人間七七四年
07/10/01 20:16:04 2BZ5D8KJ
裸足で草履とは限らない

613:人間七七四年
07/10/01 20:39:09 SnJT+zAK
>>606
石弓≠弩

>>607
普及しまくってますが何か
君が外出時に履いてるものは何ですか?

614:人間七七四年
07/10/01 20:45:30 AUSCWEXc
>>611
最初は烏帽子からはみ出た部分だけを剃ってた月代が戦国時代になると頭頂部全体にまで拡大したのも、
防御力向上の為に兜が密閉化して余計蒸れるようになったからだったね。

615:人間七七四年
07/10/01 20:56:46 RrqiTfYc
>>606
しかし、火縄銃は瞬く間に普及するんだよね。
初期の火縄銃なんて威力も射撃するまでの時間も弩大して変わらないわけだが。

616:人間七七四年
07/10/01 22:21:14 AUSCWEXc
>>615
武器製作のノウハウを蓄積できる職人団の形成と大量動員による需要のタイミングがドンピシャだったんだろうね。

617:人間七七四年
07/10/02 00:45:20 03RnLZWX
>>138
何そのバリスタw

機関砲で歩兵を直接射撃しちゃいけない国際条約思い出したw

618:人間七七四年
07/10/02 02:24:56 9AtZ8hCw
弩を使っていた軍団制時代の兵士の復元像では、
兜と篭手のついた挂甲を着用し革沓(かわぐつ)を履いていた。
市民は藁沓。源平合戦でも武士は毛沓だね。
草鞋は奈良時代に大陸から伝来し、平安中期から鎌倉初期にかけて普及し今の形になったらしい。
ローマ軍やギリシャ軍、マケドニア軍もサンダルだな。

619:人間七七四年
07/10/02 02:31:47 9AtZ8hCw
平安前期までの騎馬兵は、脛の半ばくらいまである靴を履いてたみたい。
草鞋は庶民のものと思われていたみたいで、貴族や上級武官は靴を好んでいたようだ。

620:人間七七四年
07/10/02 03:48:56 2XT2vbrA
信長も、戦争に行くときは草鞋を5・6足準備して行った。
ある時、裸足で戦っている若い侍を見て、草鞋を分けてやったという逸話が残っている。

やっぱり、草鞋は擦り切れるのだ。
それにしても、あの信長にして草鞋愛好者だったとは!

621:人間七七四年
07/10/02 14:07:03 Vj//ju5a
>>617
バリスタ?
>138のリンク先はWikiのクロスボウの項だが?

622:人間七七四年
07/10/02 20:31:20 w3hSgTMT
>>606
その風土は弩にとっても(どころか、とってこそ)有利に働くのだが。
走破性の悪さ・障害物の多さは、チャージタイムの長さを覆い隠し、
手数よりも正確な一撃の方が価値が高くなる。
山がちで森林の多く、そしてクロスボウをよく使ったスイスなどはいい例だ。

623:人間七七四年
07/10/03 01:06:21 DwdPk0iP
>>622
たしかに森林で長弓を使うのは入り組んだ枝葉が邪魔して場所を選ぶね。
弦を引き絞るときキリキリ音が鳴るし、いちいち周囲に障害物が無いか確認しないと。
弩はそれに比べてコンパクトで、スタンバイ状態のまま無音で待ち伏せできる。
伏兵にも向いてる?東南アジア起源だし。

624:人間七七四年
07/10/03 07:02:00 A8s0npmW
そういう使い方だと必要な数が少なくなるから製作技術を維持するだけでも面倒な弩は廃れてしまう
近所にイタリアでもあるならおこぼれでおkだが

625:人間七七四年
07/10/03 16:00:24 iFQg+8Se
弩系統のものが猟師の罠の仕掛け矢として使われたのは江戸時代以降?

626:人間七七四年
07/10/03 23:10:47 DwdPk0iP
弓馬の習いを幼少時から嗜みにしてきた武士には慣れた弓のがいいだろうし
籠城戦か足軽で弓を使えない者くらいにしか使い道がないのでは?
弓が通用しないほど硬い、重騎兵や重歩兵がいるなら需要があっただろうけどね。
鉄砲伝来以前の鉄と革を混ぜた札鎧には弓で十分だったんだろう。

627:人間七七四年
07/10/03 23:15:50 DwdPk0iP
欧州や中国みたいに弩が普及した地域は鎧が重装甲化するから、もしあのまま使われていれば
日本も装甲騎兵や重歩兵が発展してた可能性がある・・・かも?

628:人間七七四年
07/10/04 00:27:29 M1Ls8cJj
竹束がもっと早い段階で普及するだけの気もするけどな。

629:人間七七四年
07/10/04 23:43:14 n1UEGxNj
>>626
>>1から読み直してみ。

630:人間七七四年
07/10/05 00:24:05 K2yGQJuZ

狩りの道具としては、弓や火縄銃より優れてる気がするな。
速射できないけど、弓より射程長いし、構える姿勢が自由だし。
火縄銃は匂いで動物は気づくし、発射音でその辺にいる獲物が全部逃げるし。
でも、一般化しなかった。なーぜ?

631:人間七七四年
07/10/06 16:43:12 PZA8Fkwk
>>627
日本が戦国時代だった頃の明兵は、倭軍の甲冑より軽装甲だったぞ。
日本じゃ通用しなかった三匁玉が、朝鮮出兵だと充分通用したし。

後、日本の当世具足は、欧州だとキュイラッサーに相当する防弾仕様の重装甲。
無論、全部が全部鉄砲を防げた訳じゃないがな。

632:人間七七四年
07/10/08 12:40:42 bM4uV+dB
>>622
>その風土は弩にとってこそ有利に働くのだが。
走破性の悪さ・障害物の多さは、チャージタイムの長さを覆い隠し、
手数よりも正確な一撃の方が価値が高くなる。

射程が長いのが弩の長所なのに、その長所が無意味になる点は無視?
多くの障害物を利用して互いに隠れながら打ち合う態勢では、姿を
現した相手をしっかり狙うって行為自体が困難だと思うが?
敵が、いそうな場所に連射しなくては話にならんと思うが?

自然の遮蔽物が多く、弩の長射程が意味を持つほどの遠距離戦が想定しにくく、
すぐに接近戦になるような環境では、連射がきかないという弩の欠点は非常に
大きいとしか思えないなあ。

633:人間七七四年
07/10/08 21:06:36 My4CYWQh
>>631
16世紀の明の鎧は弩というより鉄砲への防御を意識したものだけど、なかなか重装甲だよ。
朝鮮の役のフロイスや日本側の記録でも、日本刀や槍が明の鎧に通用しなかったとある。
銃兵は綿袍の表面に鋲を打ち裏に札を貼ったもの、槍兵は衝撃吸収性に優れた山字甲を綴った明光鎧、
騎兵は全身を環鎖鎧で覆い、腕の部分は札で補強。
いずれの鎧も顔と手以外の全身を装甲で覆うようにできている(銃兵の戦袍は靴が非装甲の皮ブーツ)。
日本の当世具足はかなりの防御性があるだろうが、大多数が足軽具足だったことを考えると、明の方が重装甲といえる。
朝鮮軍が軽装歩兵主体なのと比べると好対照。

ただ、ラメラーアーマーや鎖鎧は防刃性能に優れる反面、防弾性能はどうだろうか。
明では1560年代に鳥銃の量産態勢に入り普及が始まっていたものの、日本の鳥銃と違い銃身が鋳青銅だったため連射に難があり
銃身が三つあるが威力の弱い三眼銃も広く用いられていた(明は火器の装備率は極めて高い)。
明の環鎖鎧は銃に対応したものだが、日本の銃に耐えられたかはわからない。
現代の防弾チョッキでは、ケプラー繊維だけでは尖った弾頭や刃物に対抗できないので
なかに衝撃吸収として鎖鎧をはさむそうだが。

634:人間七七四年
07/10/09 14:00:22 6SOIDltE
お隣の中国でも弩が活躍したのは古代の話で、時代が後になるにつれ弓にその役割を
奪われていったからな。
戦術の進歩と共に弩から弓へと移行するのは自然な流れ。

635:人間七七四年
07/10/09 23:29:26 OZAOFw9r
>634
弓つうか鉄砲(火薬兵器)だろ・・・

636:人間七七四年
07/10/09 23:32:24 OZAOFw9r
ああ、連投になるが・・・
>>632
ベトコンがジャングルに夜伏耕戈(実質)仕掛けて米兵イパーイ狩ったね。

637:人間七七四年
07/10/10 14:33:32 5zc6Saxh
>635
いや、弩→弓→鉄砲という流れだよ

638:人間七七四年
07/10/11 00:14:45 Cv5y0wBP
>637
ああ、そう言うことね。

639:人間七七四年
07/10/11 00:22:19 OnOqACAs
一応中国じゃ弩と弓は並立して使われてたんじゃ?
戦術的にも弩が遠距離、弓が中距離という使い方ぽい。

640:人間七七四年
07/10/13 21:13:16 XJAs2PtF
>>632
まあ色々考えても結局、障害物の多い地形で弓が有利になる要素も不利になる要素もあり
弩もまた同じ、そして弓か弩の選択に地形が及ぼす影響などあって無きが如しなんだろうけどね。

>>634
この板が日本史系列と思って出鱈目言っちゃいかんよ。
弓の時期を、元代~明初期の火気が普及するまでの時期と考えてるなら話は別だけど。

641:人間七七四年
07/10/14 05:08:47 U9ypPALQ
>>630
狩みたいな密度の低い需要じゃ専門職人が必要な弩の生産を維持するのはきついと思われ
また広範囲の狩での需要分をひとつの都市で生産、壊れたらもってきてじゃ使えない時期をしのぐ
弓のスキルが結局必要になると思われ

全部想像だけど

642:人間七七四年
07/10/14 17:31:32 6zFOGR8O
>>641
でも、江戸時代の鉄砲はほとんどが狩猟用だったわけだが

643:人間七七四年
07/10/14 23:58:33 oe5ORZ+0
で、どうして弩は一般化しなかったの?

644:人間七七四年
07/10/15 12:10:32 nXhC5gTd
めんどくさいから

645:人間七七四年
07/10/15 15:18:51 bSJGA+hj
火縄銃のほうがめんどくさいと思うが

646:人間七七四年
07/10/15 15:35:58 XDwaQUdK
弩は装填に時間がかかりすぎるから。
懐に入ってしまえば連射の聞く弓や、工夫と訓練で装填時間を短くできる鉄砲とは違うからな。

647:人間七七四年
07/10/15 21:58:56 QWQkAjNq
火縄銃スレに興味深いレスがあったので転載。

104 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/26(水) 01:49:35 ID:NenJ/iB8
銃が弓矢を駆逐して普及した主な理由として、威力や射程の優越と矢弾のダウンサイジングとかは良く聞くけど、
他板のスレでその他の理由の一つにユーザーの裾野を広げたってのがあったのを読んだ事がある。

1・銃やクロスボウは弓と比べて命中精度が高いので技量の低い者でも扱える。
2・銃はクロスボウと比べて装填に体力を必要としないので非力な者でも扱える。

この2大要因によって大量動員をかけ易くなったって主旨のレスがあった。
理由1は良く見るけど、理由2は正直盲点だった。クロスボウは撃つだけなら体力はいらないけど、
装填となると巻き上げ器を使ってなお腕力がいるからね。
ただ、これらはあくまでヨーロッパでの事情だから、戦国時代での銃と大量動員の関連性はどんなもんだったんだろう?

105 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/26(水) 20:50:56 ID:CI5uvJ3H
弓も腕力いるぞ。
戦国日本では女でも使ってたらしい。

106 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 13:43:10 ID:SFg6xi8c
弓は腕力も含めての「技量」でしょう。
どちらにしても大量動員には向かない、と。

107 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 15:50:22 ID:5JAP7Jpc
まとめると、

弓・・・・・・・・・・技量も腕力も要る
クロスボウ・・・技量は要らないが腕力は要る
銃・・・・・・・・・・技量も腕力も要らない

って事になるのかな。確かに使用可能なユーザーは銃が一番多いね。

108 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 17:20:47 ID:8XJe8r+N
技量も腕力もいらない、と書くと誤解されそうだけどね。
しかし相対的にはそういう事だろう。

109 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:27:10 ID:VxN/4idA
たしかに素人が弓を実戦で使用するまでの訓練を考えれば、
鉄砲は比較的技量はいらないだろう。
弓は動力が人力でコツが要り、鉄砲は火薬の爆発が動力だから。
ただ装填手順なんかを考えればやっぱり訓練は必要だし、照準は技量で左右されるもんだな

648:人間七七四年
07/10/16 05:12:43 T1B12raa
西洋だと火力密度重視で横の人間との距離をつめて並べるってのも大きい
それでも馬の突撃阻止には不足で槍のお世話になるけど

649:人間七七四年
07/10/30 06:04:16 vDXzHMUZ
パイク

650:人間七七四年
07/10/30 06:21:28 EDcH0KLe
遊牧民族の騎射戦術は、広大な平原を馬に乗って遊牧する習慣がなければ生まれない。
歩兵が槍をもって密集するのは、対騎兵・はっきり言えば対遊牧民族のために
編み出された農耕民族の戦術であり、歩兵でなければ扱えないクロスボウも、そのために
開発された武器だろう。

日本は狭い。長射程だが連射できないクロスボウの特徴がまったく生きない。
日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない。
日本にはクロスボウなんて必要なかった。
以上。

651:人間七七四年
07/10/30 07:41:47 XDYix+GH
確かに中国じゃ初期は騎兵に対しては槍衾か弩を大量に並べての待ち伏せぐらいしかなかったみたいだな

652:人間七七四年
07/10/30 20:49:29 p3GjR5Wa
鮮卑、遼や金、西夏、後金など馬まで鎧で覆った重騎兵を主力とする遊牧国家には、弓では威力不足だったんでは。
金の連環馬なんかは後退不可能な鉄の壁が迫ってくるようなもので、よほど巧く戦わないと戦列が崩される代物だった。
盾車を並べて進路妨害したり、斧で馬の脚を狙うなんて撃退法も考えられたが。
ヨーロッパはクロスボウの威力と騎士の鎧の防御力のいたちごっこな気がする。
>>650
うーんだけど、平安~鎌倉の騎射戦術や戦国の槍衾もあったわけで・・・

653:人間七七四年
07/10/30 20:58:00 J43QOYdw
平安末期から鎌倉じゃ武士は名誉こそが大事だから騎射戦術は発展しても
クロスボウは卑怯ってことで発展しなさそう

戦国時代じゃ大量動員の足軽にクロスボウを揃えるような経済力はないだろうし
足軽の装甲は西洋と比べると軽装なんで弓や石でも十分だし、
その頃には火縄銃が入ってきてるのでクロスボウを必要としないんじゃ。

654:人間七七四年
07/10/31 00:08:25 0WOLyXtr
>>653
だから、足軽が発生しているのに、火縄銃が入ってくる前に、なぜ弩が一般化しなかったのか?という疑問だろう

足軽の経済力は関係ない。鉄砲は大名が購入して足軽に貸し与えてる。

655:人間七七四年
07/10/31 01:15:02 EfCWnEgZ
>>650
聞き飽きた
何か他の事家

656:人間七七四年
07/10/31 01:39:50 FjwlmBaL
「町が城である」という大陸の普通の習慣の有無かもと思った。
大陸は洋の東西を問わず、普通、町は必ず城であり城壁をもつだろ。
そして、城壁で囲まれた城のまわりは一望の平原だ。

日本の場合、町自体が城という構造は皆無に等しい。
もちろん、このほうが世界的に見て異常だ。
そして城のまわりは一望の平原ってこともなく、たいてい自然の遮蔽物がある。

城である町にこもって防戦するから射撃兵器が重要になり、クロスボウが作られ
投石機が作られ大砲が重視される。洋の東西を問わずにね。
日本はクロスボウは作られず投石機なんて無いに等しく大砲を軽視した。

町が城であるという、大陸の普通の都市設計が、日本には無いという特殊性。
ここがカギではないかと思った。

657:人間七七四年
07/10/31 02:12:06 YOEaDcmG
>>656
言語も宗教も同じ者同士っていう馴れ合い意識から来る殲滅戦への危機意識の欠如と、
なまじ利用できる地形が多い事による城壁構築への資金的技術的追求の必然性のなさが二大要因かな。

658:人間七七四年
07/10/31 02:14:59 0RPjMCg1
寄せ手にも身を隠す天然遮蔽物があるなら、公算射撃でばんばん撃ってく弓の速射性が
あまり活きないから弩の短所がなくなるとか言うこともできる

生産者に熟練がいる弩
使用者に熟練がいる弓
律令軍時代と比べてどんどん地位向上していき自前の権力領土軍隊を持つようになる使用者
ってのがポイントだと思うが

659:人間七七四年
07/10/31 14:20:12 bqpLe9rL
町ごと城壁で囲むのは遮蔽物の少ない平原の発想。
町ごと囲む城壁を築くより山間の通り道の要所に砦を築き防衛したほうが良いはず。
それに攻撃側からすれば歩肖線式に敵兵が配置されるよりも、兵力を集中させられたほうが嫌


660:人間七七四年
07/11/01 01:20:48 ZwDZdtka
>>650
>日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない。
大海の孤島で孤立してたから?

661:人間七七四年
07/11/01 01:34:15 yrmHw+RP
>>650
>日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない
つ【蒙古襲来】

台風でシパーイスマスタけど。

662:人間七七四年
07/11/01 02:20:02 vzewyAxg
騎兵の海上輸送は歩兵のそれよりも何倍も大変だろうしねぇ。

663:人間七七四年
07/11/01 03:40:22 c2ZhBayy
つか、元寇の主力は元軍じゃねぇ

664:人間七七四年
07/11/02 00:07:37 tRiHsH07
どっちにせよ元寇の時代よりはるか前に無くなってるんだしどっちでもいい。

665:人間七七四年
07/11/05 17:34:00 xScYac1o
>>663
元寇の主力は元軍だよ

666:人間七七四年
07/11/05 18:36:51 L7VifKvZ
文永の役は高麗が、弘安の役は旧南宋が主力だと思ったけど。
勿論その両方に元軍は参加してるけど、メイン主力ではなかったみたい。

667:人間七七四年
07/11/05 22:26:48 KfNwad8J
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/


こ こ か ら 超 濃 厚 な 水 掛 け 論 に な り ま す。


           ご 期 待 く だ さ い ! !


/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

668:人間七七四年
07/11/06 00:41:09 zB6nIYma
超濃厚な水を掛け合うのか。

なんかゲル状チックで嫌だな。

669:人間七七四年
07/11/06 01:42:09 siMsg9+G
一瞬こっちのスレと間違えたかと思ったw

【貴殿の竿が】男色大名信玄 七穴目【拙者の穴に】
スレリンク(sengoku板)

670:人間七七四年
07/11/06 10:21:50 wcg/Sp77
>>666
文永の役は元軍が2万5000で高麗軍が8000。
あきらかに元軍がメイン主力です。
弘安の役でも旧南宋兵の江南軍は1ヶ月近く遅れて到着してるから、戦っていたのは
もっぱら元軍が主力の東路軍だし。

671:人間七七四年
07/11/08 15:30:06 lHYk/ysP
>>630
弦を張った状態で山野を駆け巡るのがどれだけ危険なことかしらないだろ
よく弩擁護派に弦を張ったまま移動すればいいじゃんみたいなことを平気でいう人がいるけど
暴発して発射してしまう可能性は充分あるんだぞ
さらにいえば矢が落ちないようにしなければいけない以上はげしく動くこともできんし
獲物を見つけてから巻き上げるようじゃあ時間がかかりすぎるし、巻き上げる音で獲物が気づくだろ
普通に考えれば弓のほうが遥かに狩りに適してると分かるだろうが

672:人間七七四年
07/11/08 23:46:58 MDfmz1WE
>>671
クロスボウは基本的に移動する時は弦を張ったままでもOKですが、
矢は激しく動く時は念のため外して走り、目標に到達したときにサッとつがえれば大丈夫です。
クリップがあれば落ちませんがぶつけることもあるでしょうからね。
現在、原住民等を除けば、弓よりもクロスボウの方が世界各国で狩猟に利用されていますよ。

673:人間七七四年
07/11/09 11:48:12 AeAfNimu
>>671
獲物を見つけてから巻き上げるって、アフォですか?
それに巻き上げる音って何?
普通に、足と背筋を使って弦を引けばいいだろうが。

674:人間七七四年
07/11/09 12:24:12 P2QlbsIB
671のしったかっぷりには驚くね

675:人間七七四年
07/11/10 08:39:16 cwCB8z1R
>>671>>673も変なこと言ってるな

676:人間七七四年
07/11/10 18:54:55 uCY4ovxS
何故弩は一般化しなかったのだろうか

677:人間七七四年
07/11/10 19:53:07 4W5b7fDF
昔は一般化していた
しかし、その後淘汰された

678:人間七七四年
07/11/10 21:39:06 Zx0fkV1H
日本って鉄砲伝来まで、弩を除いて
基本的に複雑なメカを持った武器が発達しなかったよな
大型投石機とか攻城塔とか破城槌とか

679:人間七七四年
07/11/10 22:50:20 4W5b7fDF
大型投石機も攻城塔も破城槌も複雑なメカなんて持ってないじゃん

680:人間七七四年
07/11/10 23:03:20 Zx0fkV1H
大半はそうかもしれないけどトレビュシェット投石機とか複雑じゃない?

681:人間七七四年
07/11/10 23:22:52 uCY4ovxS
トレバは紀元前とかローマのやつよりはるかに簡素。

682:人間七七四年
07/11/11 00:49:57 wobnKDUJ
>>678
島国だし、
大規模な平原での攻城戦闘がなかったからだよ

金属加工や皮革加工のインフラが全国レベルで
未発達だったこともある

中国から買ってきても
メンテや再生産ができなかったんだ

683:人間七七四年
07/11/11 02:17:09 NgZXJKAF
中国だって大型投石機が中東から持ち込まれたのは13世紀後半だろ

684:人間七七四年
07/11/11 04:22:15 wobnKDUJ
その時代の中国には砲兵部隊があったよな

685:人間七七四年
07/11/14 02:13:54 ZB/U3JH9
というか出番のない投石器や城攻塔をどうやって運用すんのよ

686:人間七七四年
07/11/17 11:14:05 EBrOwJqt
>大規模な平原での攻城戦闘がなかったからだよ
海外では小型の投石器なら野戦や海戦で使われてたし、日本古代でも石弓が使われてた。
なぜ石弓は廃れたのだろうか?

687:人間七七四年
07/11/17 19:34:58 rKaBSok4
そういや石弓はともかく、投石機って戦記物ででてきた記憶無いな

688:人間七七四年
07/11/17 19:49:23 WdDDdA3z
攻城用の井楼櫓なら、秀吉による勝家の北庄城攻めに使われたらしいぜ

689:人間七七四年
07/11/17 22:01:00 /hUhe245
>>686
石弓は仕掛ける場所が限られるからな。
山の上とか崖の上とか。

690:人間七七四年
07/11/17 22:18:46 EVq6jQoN
>>689
たぶん>>686がいいたいのはそっちの石弓じゃなくて
弩のほうの石弓だと思う

691:人間七七四年
07/11/17 23:42:35 /hUhe245
>690
そっちか。
「石弓」って書いてあったから思わずな。

692:人間七七四年
07/11/18 16:36:34 JmUWPFL9
弩を引き絞った状態で移動し、その後に的を定めて矢をつがえ放ったとしても、
その後は結局装填に時間のかかる、弓に劣る兵器でしかない。
これを有効に使うとするならば、あくまで自分は移動せず城壁の内から外の敵を撃つのが
最も安定した効果を期待できる。

機動する兵に弩を持たせるのは、如何なものかと思う。
その場合は一撃離脱するか、一撃放った後は抜刀して切り込むかしか使い道がない。
コストパフォーマンス的にどうなのかと。

693:人間七七四年
07/11/18 16:46:59 JmUWPFL9
中世近世はじめまでの城跡歩いたことがあるが、難所ばかりでぶっちゃけ
『こんな中で速射と機動力を犠牲にしてまで、矢を遠くに飛ばす必要があるのか?』
と思った。


694:人間七七四年
07/11/18 19:01:46 Ybr9y5Od
>>692
つ「矢楯」

695:人間七七四年
07/11/18 21:34:56 5XxAeNMG
弩兵の運用は鉄砲の用兵に近いだろうな
曲射もできるから自軍の兵士の後ろから撃つこともできる
敵とは常に距離をとって、後方からの支援射撃に徹する
対新羅戦では日本側の主力兵器だったようだが

696:人間七七四年
07/11/18 22:28:33 JA3DOXwr
>>692
それは、火縄銃でも同じだろ

戦国時代に火縄銃が普及し、それ以前からあった弩が普及しなかった理由にならない

697:人間七七四年
07/11/18 23:02:01 WvsZxvCX
弩は生産側に熟練が必要で、使用者よりも、弩そのものをいかに揃えるかという点に問題が集約されてしまう
数を揃えることができれば、そこらの素人にでも渡して基本的な使い方だけ教えてしまえばそこそこ機能する
武家としてはこれは面白くない
自分たちの価値を高めるためには、素人の付け焼刃ではどうにもならない弓を使ったほうが
侍すげええええええええを示すことができる

よって歴史の前面に武家がでてくる時代になると弩は廃れ弓が流行った

698:人間七七四年
07/11/18 23:02:45 WvsZxvCX
とテキトーぶっこいてみる

699:人間七七四年
07/11/19 01:02:28 fj+C2yr0
騎射戦術を取り入れた敵に歩兵や弩では機動力で対抗できなくなって、
自分らも馬に乗り弓を使うようになった。
それで従来の矛兵・弩兵・弓兵といった歩兵に代わり、弓騎兵が主力となり弩は廃れたという話だったと思う

700:人間七七四年
07/11/19 02:53:51 vbSwikSF
>>697
>弩は生産側に熟練が必要で、使用者よりも、弩そのものをいかに揃えるかという点に問題が集約されてしまう
>数を揃えることができれば、そこらの素人にでも渡して基本的な使い方だけ教えてしまえばそこそこ機能する

火縄銃も全く同じだろ

701:人間七七四年
07/11/19 11:38:12 ApFNVgdW
新羅の海賊行為が盛んになるまで、一旦は弩師が廃止されてたんだから
威力が優秀でも、維持費が大変なんじゃね?

702:人間七七四年
07/11/19 14:18:34 kzj+meyZ
>>697
だから武家だの侍だのが発展する前に弩は無くなってるんだっての。

703:人間七七四年
07/11/19 19:46:45 M3hebcAo
>>699
主語は?

704:人間七七四年
07/11/19 20:46:41 Qi69Bv5s
>>696
>>700
鉄砲も、初期のうちは威力もなく速射もできず、弓との併用。
その後、鉄砲そのものの改良と運用方法のノウハウの蓄積によって戦場の主力兵器になった。

弩に速射と機動性を犠牲にするだけの鉄砲ほどの威力があるかな~と。


705:人間七七四年
07/11/19 23:01:15 NTOZbvru
弩がなくなったのっていつごろ?

706:人間七七四年
07/11/19 23:34:09 kzj+meyZ
>705
平安末期くらいじゃね?
室町の頃にはもう無いっぽだし。

707:人間七七四年
07/11/19 23:48:02 D3G9buIg
律令軍が自然消滅した頃

708:人間七七四年
07/11/20 00:30:37 8Q8252t+
それがいつごろなのか

709:人間七七四年
07/11/20 00:56:25 UYkcXD5/
東北地方を完全制圧し終わった9世紀頃かな?
律令軍を解散してコン弟(漢字忘れた)制度によるコン弟を募集し、やがてはそのコン弟も自然消滅。
それとほぼ大差ない時期に各地の富農や地方移住した貴族らが武装・終結してそれらが武士になっていったと思った。
でもこれうろ覚えなんで、不安な人は自分で確かめて。

710:人間七七四年
07/11/20 03:23:37 wdKIDp5s
室町時代の中期(?)に、足軽が発生してきたから、
こいつらに弩を持たせれば相当な戦力になっただろう。
おそらく、製作技術が伝わっていなかったんだな。
それで、室町後期に鉄砲伝来。
足軽隊に鉄砲もたせた信長が天下布武。

711:人間七七四年
07/11/20 10:16:20 0LaRLblC
弩がどんな場合でも有利とは限らんよ。
確かに破壊力はあるが,発射に時間がかかる。
速射に勝るイングランド軍の長弓部隊が
弩を中心に編成されたフランス軍を壊滅させた百年戦争のクレシーの戦いみたいな例もある。

712:人間七七四年
07/11/20 14:07:05 0LaRLblC
>>709
9世紀の新羅の対馬来寇のときはまだ弩はあったみたいね。
かなりの新羅兵を弩でヌっ殺してる。
その後の刀伊の入寇(1019年)のときは弩は記録には出てこず,
騎射戦がメインになってるから,弩が廃れたのはその間の期間じゃなかろうか。

713:人間七七四年
07/11/20 14:35:04 kBO/2JXX
白紙にもどそう遣唐使で、軍制まで白紙に戻ったとか、そんなオチか?w

714:人間七七四年
07/11/20 15:25:39 0LaRLblC
どうだろね
直接の関係はわからんが,
律令国家体制の見直しが始まった9世紀末に
それまでの律令的な軍団制度も見直されてるから
そのあたりの時期が一番可能性高いかな,弩を使わなくなったのは。

715:人間七七四年
07/11/20 15:30:49 uP3qF5fV
弓兵の育成システムが発達した国では、弩は淘汰される。
弩は弱者の武器。
いつまでも弩を使い続けていた国が、弱い国ばかりなのを見ればあきらか。

716:人間七七四年
07/11/20 18:13:39 iNgtbUAh
>715
おまえうるさいよ

717:人間七七四年
07/11/20 18:22:37 iNgtbUAh
>>711
ロングボウとクロスボウと言えばクレシークレシー言われるが、
あれはフランス軍の戦略のまずさが原因。
何にも考えないでクロスボウ兵を前衛に放り出すわ、たまらず崩れた
クロスボウ兵に業を煮やした騎士様がいきなり敵陣に突撃かますわな戦い方。
そんなんで勝てる訳ねえっつの。
つうか、単一兵科で戦争を語るなよ。

718:人間七七四年
07/11/20 23:58:48 cWSXRglo
諸侯やら荘園領主の私兵と傭兵からなる寄せ集め封建軍隊だから軍紀がゆるゆるなのはしょうがない

719:人間七七四年
07/11/21 00:17:30 o0rLUOeH
軍紀よりか騎士様の方がラテンの血が騒いだんだろうね。

720:人間七七四年
07/11/21 07:47:27 xFdJnkUU
<中国の弩と弓>

戦国時代から漢代にかけて、あらゆる局面に応用された弩も、南北朝時代には弓矢に押
されてさほど活用されなくなる。北朝の鮮卑族が騎射による狩りを生業とする民族であっ
たことや、馬上から後方に矢を放つパルティア射法が野戦で思いのほか効果をあげたこと
が原因である。

721:人間七七四年
07/11/22 04:06:36 por1xWv9
弓は戦術以前に基礎教養みたいな役割があったから残ったんじゃないかな。
弓の試合も重要な社交の場だし。

ない話しだが、もし特権階級が戦わず市民が守ったり攻めたりしたらなら、
強力かつ、最低限の訓練で実戦に耐えうる武器を選択しただろう。

722:人間七七四年
07/11/22 11:29:17 18ZhrMkf
>721
どこの国について言ってるんだ?
中国か?日本か?ヨーロッパか??

723:人間七七四年
07/11/22 16:02:10 ym63QSjM
欧州なら共和制ローマ、
日本なら惣村と、例に事欠かないよな・・・ >特権階級がが戦わず云々

724:人間七七四年
07/11/23 00:30:07 YJqviCzD
ローマじゃ弓や弩より投槍のほうが一般的だった
歩兵はみんな投槍持ってたからな

725:人間七七四年
07/11/23 01:07:28 8/xdVPEF
ローマ軍の飛び道具のメインが投槍なのは、
弓にしろ弩にしろ両手が塞がって盾を持てなくなるのを嫌がったからかな?
あの頃の歩兵は盾を並べてスクラム組んだ密集陣がデフォだったからなぁ。

726:人間七七四年
07/11/23 04:43:51 vc3xtv1m
中国も東南アジアもインドも投げ槍はあるよな

中国騎士なんか背中に何本も標鎗を背負って戦うイメージさえある

727:人間七七四年
07/11/23 12:44:49 Cqef+GC8
>ない話しだが、もし特権階級が戦わず市民が守ったり攻めたりしたらなら、


織豊政権の兵農分離より前は・・・・・・

>強力かつ、最低限の訓練で実戦に耐えうる武器を選択しただろう。
日本でも農民兵の飛び道具では投石が中心だったよ。
安価に入手できるなら弩は残っていたと。

728:人間七七四年
07/11/23 23:22:26 YJqviCzD
有名なバレアレス諸島の投石兵は、亜鉛を鋳た金属弾を使っていたそうだな。
もちろん石も使うが、
城壁の矢狭間に身を隠した兵士を狙い撃ちできるほど命中率が高い上、
盾、金属の兜や鎧を砕くほどの威力だったそうだ。

729:人間七七四年
07/11/23 23:31:53 rBqs/1Yk
必要な訓練量を並べるとどうなるんだ?

弓、投石、マスケット、弩
隊列組んででの団体行動の訓練は別で

730:人間七七四年
07/11/23 23:56:11 zMF79z1H
標槍は日本に伝わらなかったのか?

731:人間七七四年
07/11/24 01:09:11 VpYconzR
槍を投げるのは犬槍と呼ばれ、武士としてあるまじき戦い方とされたんだよ。


の割には結構やってる人多いけどね。

732:人間七七四年
07/11/24 01:37:53 rzjXQVds
>>725
というか投射兵の持つ武器というより、白兵戦を任務とする歩兵の補助武器だったから。
投射兵の武器となると、弓やスリング、スコルピウス(野戦用小型バリスタ、据付けの弩)になる。

733:人間七七四年
07/11/24 12:54:17 SIAnDVvi
>>728
自分の子供に「標的のパン撃ち落とせなかったらメシ抜き」ってアレか?

>>731
そりゃ誰だって氏にたかねーし…。
銃器にしたって映画みたいなのは現実にはあり得ねえよ。

734:人間七七四年
07/11/25 16:20:49 bt3Uan3W
>>731
>槍を投げるのは犬槍と呼ばれ、武士としてあるまじき戦い方とされたんだよ。
>
>
>の割には結構やってる人多いけどね。

戦国時代まで、実は多用されていたけど、
江戸時代のお座敷芸化した古武道の流行から
こぼれ落ちてなかったことになってたりしてね。

投石、フレイル(大型ヌンチャク)、手投げ矢、
尾布付きの手裏剣、持ち盾、メイス(槌や鉄棍)、
戦斧など見てくれの悪い、「雅な趣」の無い
実戦武術や武具が江戸時代にはたくさん消滅している。

明治以降の武芸小説や時代劇に出てこないからといって
無かったわけではない武具や武芸はたくさんあったんだろう。

735:人間七七四年
07/11/25 20:58:58 8GE49TQk
盾スレ見てくればわかるけれど、
持ち盾は世界的に中世までに廃れていっている。
江戸に入って消えた訳ではなく、
武具が進化して、戦闘方式が変遷していく過程で廃れた。

736:人間七七四年
07/11/25 21:10:51 bt3Uan3W
古代薩摩隼人の持ち盾(儀礼用になっていった)、
平安時代に鉾と共に使われた持ち盾(儀礼用になっていった)、
東北や北海道アイヌの持ち盾(戦闘用、猛獣狩猟用)、
沖縄の持ち盾(明治の併合時まで練習されていた)、
守城戦で用いた金属製防弾用の持ち盾、
幕末に新撰組などが用いた防弾用の結束青竹持ち盾、
日本帝国陸軍が研究開発し試験的に用いた防弾用の持ち盾、
機動隊が装備するジュラルミンやポリカーボネイト製の持ち盾

持ち盾は今日も現役だよ

江戸時代の座敷武芸の趣味に合わなかったから
武芸としての伝承が廃れたんだよ

もっと役に立たない武芸が残ったのにね

737:人間七七四年
07/11/25 21:16:53 bt3Uan3W
琉球唐手術が明治時代に大日本武徳会に編入されて
日本空手道に改変されるとき、審査の過程で
「持ち盾は日本ぽくないから採用拒否された」のは史実だよ

738:人間七七四年
07/11/25 22:40:31 8GE49TQk
>>736
儀礼用や後進地域(琉球は武具を取り上げられている)ばっかだな。
あと機動隊はあくまで暴徒鎮圧であって、戦争用途じゃないよ。

竹束は持ち盾の側面はあるが、土嚢同様に置き盾形式で運用される。

金属製防弾用の盾は知らない、ソースは?

739:人間七七四年
07/11/25 22:41:46 8GE49TQk
ああ、そうそう。
機動隊の盾は、二重にしても拳銃貫通した実績があったよな。

740:人間七七四年
07/11/25 23:48:34 bt3Uan3W
>>738
>金属製防弾用の盾は知らない、ソースは?
探してみなよ、あるから
時々、城や県の展示会で展示もされてるよ

741:人間七七四年
07/11/26 01:51:45 QgpQoVDu
>>734
江戸時代初期に興った山口流には
武器の投げ方と武器を投げられた場合の避け方があったみたいだな。

742:人間七七四年
07/11/26 12:32:42 mTJ/NstJ
>>738
自衛隊にも対破片防御用の盾は
正式装備として採用されるよ

743:人間七七四年
07/11/26 15:43:42 thHXqMFT
両手で小銃を扱う現代の兵士にも
状況によっては必要なモノだよね

744:人間七七四年
07/11/26 18:01:41 UEdm6wTP
徴兵制度もととのえられないんじゃ弩なんて配給しても
渡した瞬間盗られるか売られるだけじゃん。素人でも使えるんだから
そんなもん民間に流出すれば治安の悪化や反政府ゲリラをつくるだけ
逆に常備兵やら職業軍人ならそんなもん使うより弓使った方が
連射が早いし、弦の強度も感覚で調整可能で使い勝手がいいだろう


745:人間七七四年
07/11/26 22:02:05 N2YhR6ut
>>738
金属盾は戦国後期以降登場し、塹壕を掘り鉄盾に隠れて攻城戦を行なうこともあったみたい
画像やウンチクはこのスレにあったと思う
日本人が持ち盾の兵士を主力として使っていたのは律令軍団制までだが、
置き盾は世界的に見てもかなり多用されていた

なぜ盾は日本で普及しなかったか
スレリンク(sengoku板)

746:人間七七四年
07/11/26 22:41:07 dGqf9iVF
太古から10世紀:木枝の盾から木板の盾まで持ち盾全盛
10~12世紀:持ち盾は残り、投石や矢への防御として置き盾が普及
13世紀:持ち盾を装備した北日本アイヌ軍が樺太経由、黒竜江河畔で元軍と衝突
    北日本アイヌ軍の敗北後に、九州に軽装騎兵の元寇襲来
14~16世紀:投石と矢、長槍、そして鉄砲の普及で持ち盾が衰退
16世紀:朝鮮半島に進出しての銃撃戦で日本側は持ち盾を活用
17~19世紀:江戸の太平期に「雅でない」持ち盾の伝承は著しく衰退
19世紀:新撰組など旧幕府軍側が対銃弾や砲撃破片防御用に持ち盾を復活
19~20世紀:日本帝国陸軍は持ち盾や置き盾を試作し続けた
20~21世紀:暴動(内戦)鎮圧用に持ち盾の研究開発と採用が続く
21世紀:テロの時代に入り、用途別の持ち盾の研究開発が進んでいる


持ち盾はいつの世にも、日本人と共にある

江戸の平和ぼけ時代と、その時代の妄想武道精神好きの精神だけが例外

747:人間七七四年
07/11/26 22:54:09 qRnl9wud
弩が普及しなかったのはそれらを生産する事の出来る社会が
鉄砲伝来の頃までなかったからじゃないの?
つまり機械的な物を生産する様な生産理論が無くて
まだ職人が寄り集まって作ってたっていうか・・・
そんで
信長の楽市楽座とかで社会的に生産効率が上がった所で入ってきたのが
鉄砲だった。
そしてその社会の生産体制の発展と共に鉄砲が広がった。
つまり弩の存在は日本社会には早すぎた。
日本社会が機械的な物を生産できる頃には既に鉄砲が入ってきたと言う事ではないか?


748:人間七七四年
07/11/26 23:01:15 qRnl9wud
つまり生産体制とか生産技術の発展と武器の生産ってのは
比例するから弓と弩の時代はまだ大量生産と言う概念がなかったんじゃないか?

749:人間七七四年
07/11/27 00:03:48 i6zfkfB9
>>747
日本の火縄銃生産のベースは刀鍛冶の技術。
信長が本格的に活動し始める前に、火縄銃生産は始まっている。

750:人間七七四年
07/11/27 00:35:37 +5dKNou0
>>749その頃ってまだ小規模でしょ?
なかったとは言わないけど大量生産の意識がなければ作れないと思うんだよね。
多分国の生産能力と技術が関係してるんじゃないだろうか?
もちろん刀の技術はあったし作ろうと思えば作れたんだろうけど
その技術を体系化して大量生産体制に移れたか?と言うのと
職人に技術力があるというのはまた別の話しだからね。

751:人間七七四年
07/11/27 06:02:18 +AzAISox
そんなん弓も生産効率こそちがえど
大量に作るとなれば弩と同じ生産土壌が必要だろ
矢だって職人が一本一本竹延ばすんだからよ
それに刀鍛冶も技術力高いが宮大工も技術力はすげえよ
権力者が寺の造営するから技術の断絶もなかったろうし
弩如きつくるとなれば武家人が自作するぐらいわけないよ
くらべて
鉄砲は南蛮渡来で作り方がまったく分かんない
ネジの発想がそもそも日本になかったっていわれるくらいだからな
しかも材料が高価だろ、鉛玉や火薬、扱い方も技術指南が必要。
弩とはちがいすぎる

752:人間七七四年
07/11/27 15:52:05 WPmuy89/
>>744
律読んで来い。
話はそれからだ

753:人間七七四年
07/11/27 16:55:27 GcOaMt6N
律令制度なんぞすぐ崩壊したがな


754:人間七七四年
07/11/27 19:10:18 +5dKNou0
>>751
俺が言いたいのはそういった生産技術や生産方法が人口に比べて
行き渡ってなかったんじゃないか?ってこと。
しかも宮大工は昔技術があったとしても鎧を作ったのか?刀を作ったのか?
弓は弓の職人が代々作ってて刀鍛冶はカタナを作って大工は家や建物を作る。
そういったようにたがいの技術の広がりはなかったと思ったが?
そもそもそういった技術を他の人と共有しないで独自の技術としてやってきた
人達が「職人」といわれる人達でしょう?
それともどっかの業者が金具部分だけ刀鍛冶に頼んで、弩に張る弦は弓職人に頼んで
本体部分は宮大工に頼んでたのか?
そんな「分業」と言う概念が出てきたのは色んな情報や生産技術や生産理論が一般的になってきた
信長の時代のちょっと前ぐらいでしょう?

755:人間七七四年
07/11/27 19:15:05 +5dKNou0
そもそも日本の産業ってのはお互いの職業が完全に分かれて
独自の技術を守り伝えてきたと言う形を取っていた。
つまり
城の様な大きな物ならいざしらず
弩のような言ってみれば小さな機械工芸品に対して
分業で各部品を各職人に作らせて組み立ては百姓がやってみたいな
「ファクトリー」の概念は当時の日本にはあまりなかった。



756:人間七七四年
07/11/27 19:23:17 +5dKNou0
複雑な物が絶対作れなかったとは思わないし
複雑な物を少数作ろうと思えばできたでしょう。
でも
それを「大量生産」できたか?と言えば
話しが違ってくる。
一つ作れれば1000個でも10000個でも
いくらでも作れたはずと言うのは
早計すぎる。
生産物は生産技術と「生産工程」と「生産理論」が
比例していないと出来ない物だから。

757:人間七七四年
07/11/27 19:31:09 +5dKNou0
弓の方が原始的で太古の昔から生産してこれて
それでいて当時の遠距離武器としても遜色がない。
弩は大量生産するのに時間もかかるし生産管理も必要になってくる。
それで弩を作る職業もあったみたいだけど職人気質の技術者が
作ってただけで「工場」があった訳でもない。
つまり
武器にもその国の文化とテクノロジーと概念にあった
武器が使われるって事。
アフリカの部族が投石器とか大砲とか鉄砲を使ってなかったように
日本も
世界が弩を作れた頃は日本には弩を大量に生産し使えるほどの
段階では無かったと言う見解になる。

758:人間七七四年
07/11/27 20:05:08 WPmuy89/
>>757
コンゴで簡素な作りのクロスボウが発見されてるぞ。

759:人間七七四年
07/11/27 20:30:08 GcOaMt6N
俺が言いたいのは弩も弓も構造は変わらないんだから
弓が大量生産できるなら弩も大量生産できるだろって話。
弩のほうがつくるのがむずいってんならそれより技術力のある宮大工が
いるんだからそこで食いっぱぐれた人間がつくってみようと思わないはずがないからありえない。
鉄砲が広まって、弩が広まらないのは、それまで技術力がなかった証拠じゃないか
というのには、鉄砲と弩とでは専門知識の必要量がちがいすぎるから
同列に扱うのはおかしいって話。


760:人間七七四年
07/11/27 20:31:12 GcOaMt6N
弓矢は
弓師、弦師、矢師が分業してるよ

761:人間七七四年
07/11/27 20:41:40 GcOaMt6N
そうやあ、熊野筆も見学しに言ったときかなり分業してあな

762:人間七七四年
07/11/27 20:46:30 WPmuy89/
>>759
弩がいつの時代のもんだと考えてるんだ?

763:人間七七四年
07/11/27 20:52:14 GcOaMt6N
80ポンドのボーガンて手で弦引けるの?

764:人間七七四年
07/11/27 20:55:09 GcOaMt6N
>>762
鉄砲伝来前までに広まってポピュラーな武器になってれば
技術力ではなく、単に需要がなかったで済むって話をしてるんじゃないの?

765:人間七七四年
07/11/27 20:55:26 WPmuy89/
>763
36kgちょっとをどう考えるかだな。

766:人間七七四年
07/11/27 21:02:00 WPmuy89/
>>764
弩の興亡は鉄砲伝来の7~800年は前に終了してる話だぞ。
西暦3桁の頃な。

767:人間七七四年
07/11/27 21:14:53 GcOaMt6N
ほう 倭の時代?

768:人間七七四年
07/11/27 21:41:38 PW81fFJ6
日本では7~9世紀に、厳密に品質管理された規格品の弩を生産していた。
毎年品質にバラつきがないか政府がチェックするんだからハンパじゃない。
生産は弩師の置かれた国府の国衙工房のみで行なわれていたと思われる。
製造法が国家機密でで、市井の職人には作り方が知りえなかったから廃れたんじゃないのかな・・・
同時期のヨーロッパは、「弩って何?」状態だったわけだし。

769:人間七七四年
07/11/27 22:31:06 WPmuy89/
>>768
おおw
ところで、国衙工房と政府の品質チェックに関するいい資料なり史料なりって
何かないか?
これについては探してるんだが見つからんからなぁ…。

770:人間七七四年
07/11/27 23:10:47 L1t+WswR
だいたいおまえら、弩に夢を見すぎなんだぜ。
鉄砲ほどの威力はないし、矢継ぎ早もできない。
初期の鉄砲だって、威力はないし故障はするしで弓と併用されていたくらいだから


771:人間七七四年
07/11/28 02:37:36 1Euw3iUu
>>759
おまえ勝手な事言ってるけど
宮大工が武器生産したかどうか現在の宮大工の歴史とか民芸の歴史
調べてみろよ。
「金剛組」が武器を作ってたのかよ。
社会全体で考えてみてよ。

772:人間七七四年
07/11/28 02:41:44 1Euw3iUu
武器を作る技術は誰が宮大工に伝授してたんだよ。
お互いの技術交換など当時は無いに等しいよ。
だから系列職人同士の縦繋がりの社会だったんだから
異種の技術交流なんてほとんどない。
あったとしても稀な例で
弩の生産技術が国内の需要を満たすほど広がらない。

773:人間七七四年
07/11/28 02:45:22 1Euw3iUu
インターネットで何処そこの情報がすぐに分かって
新聞があってテレビがあって本屋で印刷された本がいつでも
自由に買えて職業選択の自由があって・・・
っていう時代じゃない事は分かるはず。
そんないわば
昔の社会で生産技術や生産ノウハウ。生産工程やら
すぐに分かるようになる訳無いだろ。
字だって読めない。算数だって出来ない。一般人だらけの
社会だってことを考えてみてくれ。

774:人間七七四年
07/11/28 02:50:38 1Euw3iUu
そもそも俺達は弓も鉄砲も刀も大砲も知ってるかもしれないが
当時の「ネジ」すら分からなくて四苦八苦してたってぐらいだから
弓が作れれば弩も作れるって舐めすぎでしょ。
弓の作り方を弓師に教わって弩を作ってみなよ。
実用に耐えられる奴をな。
インターネットもテレビも本屋の本もアマゾンで取り寄せも禁止な。
自転車も使わずに馬かロバで山の中で作ってみろ。

775:人間七七四年
07/11/28 02:59:14 1Euw3iUu
俺の言ってるのは同じ技術畑内の「分業」じゃなくて
「異種技術間の分業」ね。
そりゃ職人でも同じ技術内では違った物を受け持つけど
機械的な武器と言うのは「異種間テクノロジーの分業」が出来なくては
絶対に作れない。
特に細かい武器なんてのにそこまで色々四苦八苦してまでつくるほどの
余裕も無かったし
そこまでして作らなきゃいけないほど絶大な武器と思われなかったんじゃないか?
鉄砲や大砲はそこまでして作るものと思われたみたいだがね。

776:人間七七四年
07/11/28 03:04:55 1Euw3iUu
言って見れば
俺たちがすぐ作れたはずってのは俺たちがそれほど進んだ
産業に住んでるから思える事って事を知るべき。
アフリカの奥地で暮らして「地球ゴマ作ってみて」って
言われたら作れるか?
地球ゴマなんぞ理論も産業内で分かりきってるもんだが
お前は一般人として作れるか?
当時の農民や一般商人にとっては弩がおまえの「地球ゴマ」に
当たるかもよ?

777:人間七七四年
07/11/28 03:10:33 1Euw3iUu
そもそもそういった世界規模からみれば
閉鎖的な経済を改善する為に楽市楽座とかが始まって
武器生産の量と技術の上昇率、普及率が加速し始めるわけでしょう?

778:人間七七四年
07/11/28 03:14:44 1Euw3iUu
と言う訳で「武器を作る技術力」ではなく
「社会の生産能力」が足りなかった為と思われる。
弩は当時の日本には早すぎたんだよ。
やっと産業化の片鱗が見えてきて色々と社会が整い始めた時には
もう銃の時代になってたって訳だ。
で銃を大量生産しきって朝鮮になだれ込んだら
お隣の社会生産レベルでは何を使っていましたか?何が作れましたか?
って事でしょう。




779:人間七七四年
07/11/28 03:31:02 WLyv+8H4
>>778
>「社会の生産能力」が足りなかった為と思われる。
>弩は当時の日本には早すぎたんだよ。
同意。

780:人間七七四年
07/11/28 07:50:31 kwzadyov
>>1
つクレーシーの戦い

781:人間七七四年
07/11/28 08:42:20 1Euw3iUu
要するに鉄砲を生産出来る様になった頃のような
軽いマニュファクチュアのレベルまで達して無かったって事。
なのに
小型工作武器でもある弩をなんで大量生産できるのか?
って事なんだよね。

782:人間七七四年
07/11/28 08:58:32 +67USjHL
英仏の100年戦争でもロングボウ>>クロスボウ

ようするに実用面で弩がダメだったんだろw

鉄砲など高度な技術が必要なものでも、実用性に優れていれば
瞬く間に普及している

生産能力の問題じゃなかろうw


783:人間七七四年
07/11/28 09:36:17 joKdaQHG
>>780,782
このスレを見返すことを薦める。

784:人間七七四年
07/11/28 10:22:12 YpwIbAXe
このスレを読めばあきらかに実戦ではロングボウ>>クロスボウ

785:人間七七四年
07/11/28 11:09:10 +67USjHL
国民性もあるだろうなw

支那事変では、日本軍が「わー!」と声を上げて突撃すれば
支那人は武器を捨てて逃げて壊滅する
延々とこれの繰り返しだったらしい
中国は国土が広いからこれが果てしなく続いて泥沼化したようだが

敵軍に突撃を行うような日本人にとって、弩などなんの役にも立たないのだろうw

786:人間七七四年
07/11/28 11:22:53 +67USjHL
中国人同士や欧米人同士なら、お互いがチキン戦法で
より遠くから撃てるほうが有利だ!って発想じゃね?w

787:人間七七四年
07/11/28 12:09:27 ve7vLr5b
どうやらこのスレに劣化した冒険が張り付いたようだな。

>786
騎士は相手ヌッコロしちゃったら生活できませんが何か?

788:人間七七四年
07/11/28 15:57:48 YpwIbAXe
中国だって弩が中心だったのは戦国時代や漢時代などの大昔のみ。
その後、戦術の進歩に伴って、弩が廃れて弓中心の軍編成へと替わっていった。
日本の弩が廃れて弓が台頭するという流は、世界の武器の進歩の流れに一致してる。
いつまでも弩が中心だったのが、進歩から取り残された遅れた地域。

789:人間七七四年
07/11/28 17:59:44 4pVqojlb
おすすめ2ちゃんねるワロス
確かに弩はシューティングだよなw

790:人間七七四年
07/11/28 20:16:53 mbck3YQ9
>>788
鉄砲の普及まで弩にこだわり続けたドイツ・フランス・イタリアのことかー!!
ブリテン島を除く西ヨーロッパは投槍(古代)→弓(フランク王国時代)→弩(中世後期)→鉄砲(近世)と世代交代していったな

791:人間七七四年
07/11/28 20:22:45 mbck3YQ9
東アジアは弩→弓→鉄砲という流れ。
ただ中国は鉄砲伝来まで弓と弩が併用され続けた。

遊牧勢力の影響を受ける地域はやっぱり弓の影響が強いね。
日本やイギリスはそうじゃないのに弓重視。
両国とも騎射と徒射、普及のくだりも違うとはいえ、長弓なのは共通してるな。
ほかに長弓が隆盛した国はあるんだろうか?

792:人間七七四年
07/11/28 20:56:43 kwzadyov
技術とか戦術の遅れとかじゃなくて、単に日本の合戦では連射がきく弓の方が効率良かったってだけでしょ?

793:人間七七四年
07/11/29 00:54:23 FuBNBqPi
>792
>>1からこのスレ読み直せ、ってのは既出。

794:人間七七四年
07/11/29 02:34:24 +ZZ/JjU5
>>782
>ようするに実用面で弩がダメだったんだろw
お前、バカだろ

795:人間七七四年
07/11/29 02:35:55 +ZZ/JjU5
>>790
>ブリテン島を除く西ヨーロッパは投槍(古代)→弓(フランク王国時代)→弩(中世後期)→鉄砲(近世)と世代交代していったな

正しい歴史理解だね

796:人間七七四年
07/11/29 02:39:02 +ZZ/JjU5
>>791
>ほかに長弓が隆盛した国はあるんだろうか?

未開の地域、特に高温多湿なところ

例えばニューギニア高地は長弓だ

弓自体の加工が稚拙だから弓の長さで飛距離や威力を稼ぐしかない
弦が切れたり矢が尽きたら棒や即席の槍として使って戦える

797:人間七七四年
07/11/29 07:21:40 zLqVazKv
弩がそんな優れた兵器なら、日本にだって太古から存在するのだし
戦国期の大名が誰一人として着目しないのはおかしい。
狩猟用の道具程度の価値しかないと思われ。

798:人間七七四年
07/11/29 07:24:24 AnPvMGhv
十分な訓練を与えられる範囲の動員兵力なら弓でよい
それを超える分は弩か鉄砲

799:人間七七四年
07/11/29 07:59:22 iZa0UmGk
>>796
高度な加工技術を駆使した日本の弓とは根本的に違うじゃん

800:人間七七四年
07/11/29 09:07:52 2fqSjhVn
日本の長弓は、飛距離、威力、精度において
近隣国中、がくんと最下位(>_<)。

801:人間七七四年
07/11/29 09:34:03 iZa0UmGk
>>800
鎌倉遺文 第十四巻 10559号
「傅日本国武芸超過諸国、弓箭無有比類、甲冑令怖鬼神、雖然、彼国(日本)武道之故、・・・」

日本の長弓は、飛距離、威力、精度において
近隣国中、最強の武道の国ですが

802:人間七七四年
07/11/29 10:00:41 s01a+swJ
>>800
はいはいちゃんと教科書読んでて偉いねー

803:人間七七四年
07/11/29 10:59:41 FuBNBqPi
>>797
存在知らなきゃ着目もへったくれもねえんじゃねーの。
仮に知ってたとしても製造法知んなきゃ作れねえしな。

804:人間七七四年
07/11/29 18:44:01 c3Afy5gD
連射できなかったってのが弩を使わなかった理由かも。
まあノブナガトーナメントを使えば連射できなくもないんだけど
それはノブナガの時代に生まれたみたいだから(あった。なかった。は無しね)
連射できるのは弓だよね。


805:人間七七四年
07/11/29 19:36:19 s01a+swJ
そもそも本当に一概にクロスボウ>>弓って言い切れる?
状況と用途によるでしょ

806:人間七七四年
07/11/29 19:49:15 FuBNBqPi
毎度の事だが話題がループしてるな。
これで一体何周目だ?

807:人間七七四年
07/11/29 20:19:27 iZa0UmGk
>>805
どこからクロスボウ>>弓なんて話がでてきたんだ?
戦場では弓>>クロスボウ
過去スレ読めよ

808:人間七七四年
07/11/29 20:56:51 ukRbZQ19
カタパルト式の石弓なら、
日本の戦国時代にも使われていたけどな。

というか、幼少の頃より武芸を鍛えている武士が、
態々、弩に関して需要があるとは思えないな。
威力なら三人張りの弓で充分だし。

809:人間七七四年
07/11/29 22:12:55 hQtoxzpY
なんか遅くなったけどレスな
>>771-773
技術の応用は可能。でなきゃ鉄砲つくれんかったろ
うちは鉄砲つくってないんでって理由でつくらないんなら
そもそも鉄砲なんて種子島だけにとどまってるし
>>774
ネジすらってなんだよw雑貨屋でうってるわけじゃねんだぞ
おまえはネジどうやってつくるか考えれんのか?おすめす
うなもん大量生産されたのだって近代入ってだからな

さらに異種技術間の分業ても
太刀というもんをつくるのに、刀身つくる人と鞘はつくる人は異種技じゃん
漆器だって職人がいちいち漆とりにいかねーし
近代の分業ってのはつくる人が他分野で何やるか知らないで
たんたんと自分の仕事だけやることを指します
ネジならネジをつくりつづけるだけ。だから人間疎外が問題にされたわけです。

810:人間七七四年
07/11/29 23:10:11 c3Afy5gD
>>809
そういう技術の応用が大々的に行われ始めたのが
銃が生産され始めた時代っていってんだろ?
それとも弩の時代にそれだけの生産力があったのなら
その時代に銃を持っていっても大量生産できたんだな????



811:人間七七四年
07/11/29 23:14:29 c3Afy5gD
大体鉄砲つくるんだってネジが作れなくて生産できなかった
ってぐらい知ってるよな?
つまり
機械的な仕組みが良く分かってなかったんだよ日本は。
剣や刀を作るのと弩や鉄砲作るのは技術的なレベルでは
違うんだよ。
剣とか刀はもう古代から作られて確立されてる技術なわけ。
刀が分業で作れたから弩も大量生産できるって言う
お前の理屈に賛同する奴はいないよ。悪いけど。

812:人間七七四年
07/11/29 23:15:52 Pa6mFevH
>>809はネジの話を知らなさそうだな

813:人間七七四年
07/11/29 23:30:51 iZa0UmGk
中世日本って東アジアでは武器輸出国だよ。
武器の製造にかけては最も進んだ技術を持った国。

814:人間七七四年
07/11/29 23:33:43 c3Afy5gD
刀を研ぐ技術とか鉄から鍛造する技術とか
つばを付けたり作ったり鞘を作る技術と
梃子の原理を使った構造を踏まえてから
カラクリ的に射出できる物を大量生産する技術では
技術レベルが違う。

815:人間七七四年
07/11/29 23:40:59 c3Afy5gD
俺がつねづね思うのは
世界的に弩が使われていた時代に
日本で弩を大量生産できる生産体制と生産技術の確立
が出来ていたのか?って事。
「作る能力」じゃないよ?作られてたのは知ってるから。
俺が言ってるのは
「どこの大名家でも大量に使えるほど大量生産力があったのか?」
って事。

816:人間七七四年
07/11/29 23:46:37 c3Afy5gD
つまり
「大量生産して下さい」と言われたら
全国の遠距離部隊に供給できるぐらいに生産できたのか?
って事。
そもそも
世界的に弩が使われていた時代の日本と
銃が使われだした時代の日本の
レベルの差ぐらい分かった上で話して欲しいが。

817:人間七七四年
07/11/29 23:53:04 FuBNBqPi
世界的に弩が使われてた時代ってーと紀元前だな。
日本は縄文末期だ。

818:人間七七四年
07/11/30 00:02:31 ML/MdNQv
>>815-816
当時の民間のファクトリー能力、いや、国家直属の職人集団でも無理だったろうね。
律令軍が存在してた頃に国家直属の職人集団に一定数を発注するのがせいぜいだと思うし、
そして律令軍がなくなったとたんに効率の悪い保護生産的発注を取りやめたんじゃないかな?

819:人間七七四年
07/11/30 00:11:17 9j8ZRBXl
>>818
>>768の人でつか?

820:人間七七四年
07/11/30 00:17:58 Vgy+XI5k
考えても見ろ。
例を出すが
「やあやあ我こそは」っつって大鎧で一騎打ちしてた時代を例にして
考えてみて。
すでに弩が大量生産できるほどの生産技術が日本に広がっていたと?
大量生産できたけど何らかの理由で採用しなかった?
そこまで市場経済も生産工程も技術情報もすぐ伝わる程
日本のレベルが確立されてたら
鎌倉幕府は元が来ても神風いらねーよ。
弩の三段打ちでもやってりゃ済む話。




821:人間七七四年
07/11/30 00:21:43 gJf6HtPM
>>810
鉄砲が大量生産されたことと技術の応用がそのときからはじまったことと関係ねえじゃん。まったく
そのとき鉄砲が生産されたのはそのときに伝来したからだろ
そんで大量生産されたのは需要があったからだろ
もちろん、刀鍛冶の技術力ありきのはなしだけど
刀鍛冶がいたのだってその需要があったからだしな

>>811
鉄砲の中のある部位というひとつの生産機構が分からないだけで
なんで機械全般の仕組みが分からないことになるんだよw
弩は原理的にも弓といっしょだし、難しいものでもなんでもないだろがww

あと現状で誰が賛同してるかとか議論の正否になんの影響も及ぼさないからw
真理が多数決で決まるんなら今ごろ太陽が地球の周りを回ってるからw


822:人間七七四年
07/11/30 00:24:59 gJf6HtPM
>>820
やあやあ我こそはと技術力がどう関係するのかその妥当性ある見解を聞きたい
いや問いつめたい

823:人間七七四年
07/11/30 00:27:29 gJf6HtPM
一方、弩をつくってるころの中国は星の動きを理由に皇帝に禅譲を要求してたとさ

824:人間七七四年
07/11/30 00:30:48 Vgy+XI5k
>>821
弩は原理的にも弓といっしょだし、
難しいものでもなんでもないだろがww

それを知ってるのは俺たちが情報化社会の中に居るからだってのが
分からないみたいだな。
いままで出てきた色んな国の武器の歴史と種類を見てみれば
弩がどのくらいの武器か?っつーのが分かる。
だけど当時は最先端の武器なんだよ。日本にとってはさ。

825:人間七七四年
07/11/30 00:33:20 gJf6HtPM
>>824
意味不明
現物があるんなら直観で分かるし。
弩って漢字にもう弓ってヒントがあるし

826:人間七七四年
07/11/30 00:33:32 Vgy+XI5k
>>822
「やあやあ我こそは」って言ってた時代ね。
んーだから
そう言う時代に
戦争で大量に消費できるほど大量生産できたのか?
って聞いてんだからまず答えろよ。
出来たのか?
出来なかったのか?


827:人間七七四年
07/11/30 00:34:52 gJf6HtPM
>>826
何がだよw
矢なら大量生産されとるがな

828:人間七七四年
07/11/30 00:37:24 gXRpQROX
そもそも「やあやあ我こそは」って言ってた時代なんてないし

829:人間七七四年
07/11/30 00:43:21 Vgy+XI5k
>>826
弩だよ。
大量生産できたのか?できなかったのか?
こうすればできたとか言う希望的観測は無しな。
そんなもん今の考え方でいきゃいくらでも導きだせるわな。
当時の水準で
弩が大量生産できる社会だったのか?って事だ。


830:人間七七四年
07/11/30 00:46:58 Vgy+XI5k
お前らに聞くが
日本は古代から今まで時代が進んできたよな?
じゃ俺が間違っているとすれば
お前らにとって
日本のいつの時代から
弩が戦争で大量に使えるぐらい大量生産できる
体制の社会だったと思う?


831:人間七七四年
07/11/30 00:48:40 gXRpQROX
源平の戦いにしろ南北朝の戦いにしろ、双方何万という軍勢が戦う大量生産・大量消費の戦争じゃん。
弩が役に立つ武器だったら、当然大量生産してただろ。

832:人間七七四年
07/11/30 00:49:16 9j8ZRBXl


833:人間七七四年
07/11/30 00:56:59 gJf6HtPM
需要があれば自然と広まってる
当時は完全なレディメイドなわけで
技術不足で急な需要に応えられないこともあるかもしれないが、
需要があるなら供給人口は着実に増えていていい
大量生産できるかさして問題ではない気がする
むしろ大量生産できるようになるかが問題
当時は今のように作る側の市場競争なんてないからな

834:人間七七四年
07/11/30 01:01:08 9j8ZRBXl
つうかそんなに作ってどうすんだ。

835:人間七七四年
07/11/30 01:13:58 gJf6HtPM
当時はオーダーメイドですた
作りすぎいかん

836:人間七七四年
07/11/30 01:18:02 Vgy+XI5k
俺が思うのは弓に取って代われるほど
生産出来ない生産率の悪さ(製造するのに掛かる時間とコスト)

当時の日本の生産能力が大量生産できるほどの
時代じゃなかったと言うのが持論だな。
当時の生産能力でそんなに時間とコストを掛けるのなら
生産能力に合った弓を作った方がたくさん作れて即戦力になる。




837:人間七七四年
07/11/30 01:31:17 9j8ZRBXl
>836
おまいがこの問題についての参考として読んだ本をあげてほしいんだが。

838:人間七七四年
07/11/30 01:45:15 Vgy+XI5k
わざわざ参考にした本なんてないな。
そもそもこの問題を解決する為にわざわざ本を買ってくる
奴っているか?
お前は?何読んだ?
そこになんか書いてなかったか?

839:人間七七四年
07/11/30 01:52:16 Vgy+XI5k
戦争で弩が効果的に使えるレベルまで配備するのに
どれだけの数が必要なのか?
そして弓と取って変えても問題ないほどコストの問題は
無かったのか?
そしてそれだけ配備できるほどの生産能力はあったのか?
今現在の同様の武器に取って代わるほどの利点は何か?
そもそも今現在の武器で間に合わせる事はできるか?
新しい武器を導入するなら色んな事をクリヤーしてなきゃ
導入されんわな。
そういった問題をクリアーした武器か?
源平合戦で使えたか?
そして生産できたか?
してたのか?
と考えても面白い。

840:人間七七四年
07/11/30 01:55:26 9j8ZRBXl
そうか。よく分かったよ。
俺か?俺は……そうだな、国史大系は基本だな。
あとは大日本古文書だが、これって本の製作段階で正倉院文書と対校が終わって
ねえんだよなw

841:人間七七四年
07/11/30 01:55:28 Bgd3kKv5
まず基本的に騎射をする武士の時代には弩はゴミだろ
弩では馬上で矢をつがえることなどできんし

足軽が台頭する時代にも、やはり戦術の発展から
弩を大量に揃えたとしても有効な戦力にはならんだろ

需要のない代物だ

842:人間七七四年
07/11/30 02:02:54 Vgy+XI5k
で一向におまえらから
「この時代から弩は大量生産できた」
が出てこないねw
待ってるわ。
大量生産のいらない狙撃武器だったから
大量生産はいらないってんなら
元々弓に取って代わる用途として使われてなかったと言う考察もできるな。



843:人間七七四年
07/11/30 02:10:10 Vgy+XI5k
>>840
弩を生産出来たのはいつからとかわかる?
そして
弩を大量生産できる社会の産業水準はいつ頃
整ったか?とか。
それが分かれば弩が作れたのになぜ配備しなかったのか?
って事も考えられるだろう。
でも
もともと生産できる社会じゃないならどうやって
生産して戦争で使われたのか?
って段階。



844:人間七七四年
07/11/30 02:27:46 9j8ZRBXl
>843
まず最初に言っとくと、弩は高句麗が日本に朝貢として持ってきたってのが
文献的には最初とされてる。これが推古天皇の頃。
実際に国内での生産時期を明確に示すもんは無いけど、天平宝字六年四月二十二日条に
大宰府に初めて(始めて)弩師を置いたって記述があるから、国内生産はこの頃からじゃ
ねえのかね。
あと、その後の文献見ても弩を大量生産したような記録はない。
上の方でも言われてるが、国衙軍やら工房やらで限定的な生産に留められてたようだ。
一般人は所持ってだけで重罪になったりしたみたいだから、朝廷が技術を隠匿したかったみたいだな。

んじゃもう寝るわ。

845:人間七七四年
07/11/30 02:34:37 0EJy3S4T
弓に比べて製造費用、パーツ数と機構の複雑さからくる信頼性や耐久性の問題もあるだろうけど。
最新の技術が入りにくい地方では補給が難しいからかもね。
畿内では調達できても関東では難しいかもしれないし。

846:人間七七四年
07/11/30 02:39:21 a90Z2SBw
>>813
大砲やロケット弾、弩、大型攻城兵器、軍艦は中国じゃね?

847:人間七七四年
07/11/30 03:13:48 zMwj9Ts6
>>843
おまえが何の資料もあたらずに妄想垂れ流しているだけのageバカってことは
理解してあげたんで、自分の一部分が理解されたことを感謝し、
もう二度と湧いて出てこないこと。

848:人間七七四年
07/11/30 07:19:04 5Cpo/0SW
弓道をやっている人か、その方面の武器を取り扱っている店の人に聞けば分かると思うが、日本の弓は、かなり特殊な物で、技術的には、下手な石弓より高度なもの。
技術以外の原因を考えた方がいいと思う。

849:人間七七四年
07/11/30 12:24:21 Vv4KjzV3
弩や投石器や大砲などは大陸型の城砦の攻防に用いられたものであり、日本には
大陸のような、一つの町を丸ごと城壁で囲む構造の城=町というもの自体が存在
しなかったために、その種の兵器は発達しなかったのだろうと結論がはるか前に
出ているにもかかわらず、あいかわらず無限ループかw

技術的な問題かと言い出せば、じゃあ鉄砲はどうだったんだとかの話でこれも無限ループw
射程と速射性能の関係も、前々から際限なく・・・・
まあ頑張れw

850:人間七七四年
07/11/30 12:57:22 7Nqwq3OV
>>805
>本当に一概にクロスボウ>>弓って言い切れる?
一概には言い切れないだろ

ボルトアクションの狙撃ライフルと
ガス反動装填のアサルトライフルの
優劣比較みたいなものだろ

馬上の甲冑騎士を農民兵が狙撃射殺できるのがクロスボウ

大量の矢幕を張ったり、矢が尽きたら棒がわりに振り回せるのが長弓

851:人間七七四年
07/11/30 13:03:30 7Nqwq3OV
>>817
>世界的に弩が使われてた時代ってーと紀元前だな。
バカだろ、お前は

西欧に本格的にクロスボウが伝わったのは
元軍襲来以降だよ

火薬(イタリア)、形のある剣術(ドイツ)、
体系化された拳法=ボクシング(イタリア)も
元軍襲来によって西欧にもたらされたんだよ

852:人間七七四年
07/11/30 15:37:33 v7umZEj8
どさくさに紛れて中華信者がきましたよ

853:人間七七四年
07/11/30 16:22:18 gCmrNjUF
アイヌは弩みたいな形の武器を使って動物を狩っていた。
アマックというんだけど。

854:人間七七四年
07/11/30 16:52:55 5Cpo/0SW
>>一つの町を丸ごと城壁で囲む構造の城=町というもの自体が存在
しなかった
↑けっこうたくさんあったし、違うと思う。

855:人間七七四年
07/11/30 19:46:46 /TTRUPUU
>>851
火薬は兎も角としてお前は取り敢えず一回西洋の格闘技の歴史勉強しろ

856:人間七七四年
07/11/30 20:13:07 6LRoy2fX
>弩や投石器や大砲などは大陸型の城砦の攻防に用いられたものであり、日本には
>大陸のような、一つの町を丸ごと城壁で囲む構造の城=町というもの自体が存在

クレシーの戦いでも野戦で弩は使われていましたよ。

857:人間七七四年
07/11/30 20:28:20 qev1Fg2h
>>855
>西洋の格闘技の歴史勉強しろ
ボクシングは、中世のイタリー発祥の
頭突き、体当たり、蹴り、裏拳や手刀、肘打ち有りの
拳術教室が発祥だよ。それ以前のボクシングは
ギリシャやローマの時代のものだが、継承されて無い。
それをボクシングの元というのは、松濤館空手道から分かれたテコンドーに
二千年の歴史があるというのと同じくらい荒唐無稽なホラになる。

20世紀初頭まで、そのルールでボクシングは
練習と試合が行われていたんだよ。
ムエタイやラウェイと大して変わらない形だった。
フレンチ・ボクシングと呼ばれて残っている
サファーデにその名残が見られるよね。

西欧剣術も、図や形の名前がある資料が残っているのは
中世ドイツからだよ。それ以前には一つもない。


858:人間七七四年
07/11/30 20:30:01 qev1Fg2h
>>853
>アイヌは弩みたいな形の武器を使って動物を狩っていた。
>アマックというんだけど。

実物が、登別クマ牧場の資料館で見ることができるよ。

859:人間七七四年
07/11/30 20:31:05 6LRoy2fX
>弩や投石器や大砲などは大陸型の城砦の攻防に用いられたものであり、日本には
>大陸のような、一つの町を丸ごと城壁で囲む構造の城=町というもの自体が存在

また攻城戦だけでなく野戦陣地戦、海上戦においても弩や小型の投石器や大砲は使用されていました。


860:人間七七四年
07/11/30 20:42:29 6LRoy2fX
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)

ここに出てるよ。
丸木の弓を台座に固定した粗末なもので戦場で使われていた弩とは
とても比較対象になるものではないと。

861:人間七七四年
07/11/30 20:48:19 9j8ZRBXl
クアリ(クワリ)とかアマックとかって方言みたいなもんなのかな。
さすものは同じみたいだけど。

862:人間七七四年
07/11/30 21:20:57 gCmrNjUF
>>860
アイヌには弩を使うような大きな戦いがないから「退化」したのかもしれない
でも中国からアイヌに直接伝わったとしたら興味深い

863:人間七七四年
07/11/30 23:02:56 6LRoy2fX
>でも中国からアイヌに直接伝わったとしたら興味深い
アイヌは黒竜江あたりと交易してたよ。

864:人間七七四年
07/11/30 23:55:05 IjjGic9A
単純に連発能力じゃねーの?

865:人間七七四年
07/12/01 00:19:03 MWMEcQRh
火縄銃と違って、装填を短く工夫できないからなあ・・・。
火縄銃は名人だと、早合使って六秒ほどで発射できるとか、
普通でも十秒で一発なら、弓と比べてもやや遅い程度だからな。

866:人間七七四年
07/12/01 00:41:52 STwtUTUc
>>865
それと腕力の問題もあるね。弩は時間もかかるうえに腕力も求められるけど、
銃だと時間はかかるけど腕力は関係ないからね。
一見地味な差異だけど、これで使用可能なユーザーの裾野がかなり違ってくるよ。

867:人間七七四年
07/12/01 02:47:21 M1VutuhF
>>860
>丸木の弓を台座に固定した粗末なもので戦場で使われていた弩とは
>とても比較対象になるものではないと。

狩猟用の仕掛けクロスボウと
戦闘用のクロスボウを混同してはいけない

簡素な作りの狩猟用仕掛けクロスボウは
雲南やベトナム北部の山岳民族が今でも使っているよ

868:人間七七四年
07/12/01 08:38:42 PYdvB1i7
ではアイヌは戦闘用の立派なクロスボウを使用していたのかと。


869:人間七七四年
07/12/01 11:08:48 MWMEcQRh
>>866
だな。
発射速度と、
>>647で多スレから引用されている要求される技術とかを組み合わせてみると、
弩の鉄砲に対するアドバンテージは消音くらいしか見あたらないくなるし。

870:人間七七四年
07/12/01 11:22:14 fIeiD+ML
回避行動や移動しながらの装填発射ならまた違うかも

871:人間七七四年
07/12/01 13:27:37 xRR0PE7X
>>866
腕力じゃなくて腰だ腰。
腕の力程度で引けるようなやつなんて大したもんじゃない。

872:人間七七四年
07/12/01 14:03:25 kfLBJksj
俺の背筋力は160kgから覚えてないぜ
ちなみに高校のときな、しかも帰宅部だ

873:人間七七四年
07/12/01 14:21:47 OvSZPUfi
>869
鉄砲は殺傷能力よりも轟音による士気低下の方が重要だとする研究を見た事があるから
音は一概に不利な点とも言えないかも

874:人間七七四年
07/12/01 14:47:39 GiNdYx4W
>>873
それ鈴木でしょ

875:人間七七四年
07/12/01 17:54:29 GwvpDBbP
しかしまあ、
音が指揮を左右するのは確かだからな。

鬨の声だって勝手気ままにやって良いわけではなくて、
場面場面で効果的な声を麾下の兵卒に発させることで、
相手を威圧させるのも前線指揮官の役割だしね。
生で火縄銃の射撃を見たことがあるが、結構いい音する(と煙が凄い)からな。

ただ、音も煙もだけど相手に自分の位置が丸わかりになるから
野戦や攻城戦といった正規の戦いはともかく、ゲリラ戦には向かないと思うぜ。

876:人間七七四年
07/12/01 23:26:21 LwkbS8GS
>>868
>アイヌは戦闘用の立派なクロスボウを使用していたのかと。

元帝国とのアムール河畔での大戦に使ったようなクロスボウのことか

877:人間七七四年
07/12/02 09:27:51 nVQwvFfO
指揮?士気?まぁそれはどっちでもいいとして、
威嚇目的の轟音といっても威嚇音はあくまで副次的な効果で銃弾による殺傷力=勢圧力がやはり主だったろう。
鈴木氏は殺傷力の乏しい鉄砲が普及したのは音で敵を驚かせ敗走させる効果があったからと述べているが、それだと篭城の際に
使う鉄砲狭間をわざわざ城壁に設けていたこと、攻城側も弾受けの竹束を用意していたことなど、野戦以外でも少なからず鉄砲を
意識していたことの説明がつかない。
つまり、音程度で敗走を促す威嚇を続けるには限界があるという。

878:人間七七四年
07/12/02 11:51:12 HD81GmMN
>>877
「士気」と書こうとしたけど、「指揮」でもまー間違ってもないなーと思って訂正はしなかった。

鉄砲だけに限っての発言じゃないぜ。
「指揮」でも間違ってないと思った理由は、
先にも述べたけど突撃するとき、槍衾のとき、それぞれ場面に応じてかけ声を出させることで
こちらの士気を鼓舞したりタイミングを合わせたりする一方、相手を威圧する効果もある。
それを差配するのは司令官の指揮能力だしな。
「威圧」以上の効果はなく、もちろん実体を伴った効果は無いのは確かだけど、
戦場心理と言う点では軽視すべきものでもない。

あくまで統制の取れた音であって、効果的に使わないと無意味どころか逆効果にもなる。
まあぶっちゃけ、声に比べれば威圧の効果は低いとは思うがな。

879:人間七七四年
07/12/02 14:16:40 Hkc6mjPd
つうか、日本人の体力では扱えないだろ
それ以前に、日本の鎧なら弓矢で十分貫けるから
不要だっただけじゃないの?

880:人間七七四年
07/12/02 14:41:20 nVQwvFfO
>>878
どっちにしても鉄砲という兵器は射撃音がメインということはなさそうだ。
鉄砲は殺傷能力よりも轟音による士気低下の方が重要とする鈴木氏の説には不同意ってこと。
音や声による威嚇に効果がないとは言わんが、偶然や必要に迫られた場合以外でそれらに最初から依存した戦い方や
それを主目的にした兵器が重要な位置を占めるということは考え難い。ましてそれが理由で甲冑や部隊編制にまで変化が
見られるようになったというのは理解に苦しむ。
集団行動のタイミングを合わせる用途で掛け声を出させるにしても、それは集団を的確に機能させる為に必要なもので
あってこの場合も敵への威嚇効果は副次的なものになるだろう。

それと無能な指揮官でも威嚇の声出しを兵に指示することぐらいは出来ると思うんだが・・・
突撃や迎撃の際の威嚇の声出しのタイミングを計るのに指揮官個人の能力差が顕著に出るか?

881:人間七七四年
07/12/02 15:07:17 NJS7Rwd5
火縄銃の音はものすごかった
落雷の音に似てると思う

882:人間七七四年
07/12/02 18:14:03 e7zboomU
わずかの飛距離と引き換えに失うものの方が多すぎる。

日本人の体力云々は関係ないと思うぞ。
古代は使っていたし、強力なクロスボウはどこの国でも装填するのに両足まで使う有様だから。
それにゆとり世代の体力と過去の日本人の体力を同一に扱うのは先人に失礼というものw

883:人間七七四年
07/12/02 18:48:06 mlXwDFzc
>>882
弓に対してクロスボウが優れている点
射程
殺傷力
命中精度
すぐ発射できる態勢で保持して置ける点
素人でも扱う事ができる点

逆に劣っている点
連射性の悪さ
一丁当たりの単価の高さ


884:人間七七四年
07/12/02 18:56:37 B85IiNzy
確かにいつも謎に思っている。弓と併用されても不思議ではない。
あと、盾がないのも凄い不思議。盾がないのは日本ぐらいじゃないの?
西洋、アラブ、インド、中国、モンゴル、大きさに差はあれどこも
盾をもっている

885:人間七七四年
07/12/02 20:29:43 hIyWqwxc
>>883
素人でも扱えるというのはどうなのかな
強い中央集権体制が確保されていれば地域の治安は安定するが
地域に豪族が幅を利かせて、その土地の住人と癒着している状態では
弩なんぞを自立性の高い郎党からなる軍に配備すると逆に治安が悪化し
群雄割拠の状態を招くのではないか
日本も秀吉が刀狩りしたよね。あと、年貢をとりたてまくって
土地の潜在的な軍事力というものを奪い尽くそうとした。
また、朝鮮にあまった地域の軍事力の不満をそらせ、あるいは外国に
目を向けさせ日本の武士や商人が海外へ雄飛していった。
その家康によって年貢の過剰な取り立てがつづくが結果的に300年の
泰平の礎を気づくことになった。これは大きいよ。


886:人間七七四年
07/12/02 21:11:39 mlXwDFzc
>>885
別にそんな大きな話じゃなくて、ただ単に弦を引いて矢をセットして
狙いをつけて引き金引けばいいから、素人でも扱えるって書いただけだよ

後、その話は”素人に扱えない”じゃなくて
”素人には扱わせる事はできない”でしょ
微妙に論点がずれてる

887:人間七七四年
07/12/02 21:43:18 hIyWqwxc
いや、ずれてないよ
素人でも扱えることがクロスボウの優れている点として扱われていることへの疑問だから。

888:人間七七四年
07/12/02 22:00:48 mlXwDFzc
>>887
成る程、そういうことか納得したわ
誤解スマン

889:人間七七四年
07/12/02 22:57:20 HqYGamIa
>>879
>日本人の体力では扱えないだろ

欧州、中東、インド、タイ、中国、ラオス、ベトナム、台湾、
沖縄、奄美、東北アイヌ、北海道アイヌ、みんなが使ってました。

890:人間七七四年
07/12/02 23:00:49 HqYGamIa
>>884
>盾がないのも凄い不思議。盾がないのは日本ぐらいじゃないの?

持ち盾の影が薄かったのは12~15世紀と江戸の太平期だけ。
太古~平安時代、幕末~現代まで日本は持ち盾が
対外戦争や内戦用にいつも用いられているよ。

戦国時代や江戸時代が舞台のチャンバラ時代劇だけみてると
そんな気がするだけで、錯覚だよ。

891:人間七七四年
07/12/03 00:12:33 T/GBoK8P
>>880
話が通じてない事は理解した。
まあおまえさんの言いたいことがほぼ俺の言いたいことだよ。
なんで反論形式とられているのかは理解できないが。

最後に基本的に名将の用件の一つに、
どれだけ迅速に的確な指示が出せるか(判断が下せるか)という点は外せないと思う。
そして一つ一つを見ればそれは当たり前のことなんだけど、それを効果的にするのって案外難しいんだぜ。
まあそのうちわかるよ。

892:人間七七四年
07/12/03 02:08:44 tWlCIdCL
戦争用のクロスボウの弦の引き方って、どういうのが主流だったの?
現在のだと後ろについてるレバーを回して巻き上げるのが主流だったと思うけど。

893:人間七七四年
07/12/03 05:40:45 ixIuoXjj
いろんなのがあって、どれが主流かわからないが、高度な物なら巻き上げやてこの原理を利用した機械がついているのがあります。
単純な物なら、弓の根元部分を両足で踏みつけ、両手で弦を持って、背筋の測定みたいな格好でただし足や腰の力も使って引っ張って、留め金に引っ掛け矢をセットします。
普通に引っ張って留め金に引っ掛ける威力の弱いのも有ります。

894:人間七七四年
07/12/03 09:43:28 o2tRMi9N
故障が多かったことは容易に推測できるな

895:人間七七四年
07/12/03 09:46:59 o2tRMi9N
鉄砲ほどの威力もないのに、速射連射もできないということはなかなか使い方に困るな。
威力を出そうとするとますます装填に時間がかかるし。



896:人間七七四年
07/12/03 21:43:30 F8fckehO
>>891
話を噛み合せないようにしてるのは理解した。
俺としてはこれ以上主張することもないんだけどな。
反論というより無理なレスにレスで返してるだけという実に他愛もない非建設的な応酬。

>どれだけ迅速に的確な指示が出せるか(判断が下せるか)という点は外せないと思う。
どこをどう読めば名将の用件(条件?)まで否定していることになるのやら・・・
ま、お前さんが解かろうが解かるまいが俺の知ったこっちゃないけど。

897:人間七七四年
07/12/03 21:51:36 2gOECPwM

なんだこいつ

898:人間七七四年
07/12/03 21:56:13 F8fckehO
>>897
ん?最後にレスしないと気が済まないとか?
何かまだ言い足りないことでもあるのか?


899:人間七七四年
07/12/03 22:39:50 2gOECPwM

な(ry

900:人間七七四年
07/12/03 22:42:54 F8fckehO
>>899
やっぱりかw

901:人間七七四年
07/12/04 00:00:41 ZMsuWUK0
野球、日本勝った

902:人間七七四年
07/12/04 01:29:02 4uaYhvjR
>>892
「ウインドラス」。
機構としてはそれなりに大掛かりなもんだから巻き上げに時間はかかったが
まあ威力との引き換えだろう。
ちなみに大盾に隠れて装填した。
場合によっちゃ大盾を持つ従者もいたとか何とか。

903:人間七七四年
07/12/04 01:47:55 uEsjp+Rp
>>902
篭城戦とかだとすごく使いやすそうだね

904:人間七七四年
07/12/04 01:56:51 4uaYhvjR
>903
まあ、無理なく装填の時間が稼げるような状況ならそこそこ楽に使えるかもな。

905:人間七七四年
07/12/04 12:42:44 AbcN2FRx
威力は鉄砲より上で、命中率が高く、雨でも使える。
代わりに、再発射まで時間がかかる。
故障が多かったのはどちらも同じだし、発火ミスが無い分上だったみたい。

906:人間七七四年
07/12/04 12:50:27 2jRP4p7J
そんなに凄かったら鉄砲以降も一般的になるだろw

907:人間七七四年
07/12/04 15:06:05 4uaYhvjR
>906
鉄砲が真の意味で主力兵器になったのなんてつい最近だろ。

908:人間七七四年
07/12/04 16:01:00 2jRP4p7J
それが何だというのかと。
鉄砲よりも威力があり命中精度がありもちろん雨でも使えて故障も鉄砲と同等ならば、鉄砲の時代は来なかったはず。

しかも原材料にも不足することはないしコスト的には鉄砲より下だろうから。

お前等の想像通りのクロスボウだったら今でも戦場の主役になってそうだw

909:人間七七四年
07/12/04 19:48:23 AbcN2FRx
最大の理由は、向こう側では楽市楽座が、無かったからかな?
ギルドとか言うこっちの座に当たるのが、製造の権利を独占してたので、やたら高額で、数もなかなか揃わない。
しかたなく、鉄砲でガマンしてるうちに、鉄砲の方が、だんだん進歩したみたいな事を聞いた覚えがある。
誰か詳しく知らない?

910:人間七七四年
07/12/04 20:14:27 EJ0q3EAc
弩の場合は、弓と同じで持ち運び出来る矢の数が少ないからな。
鉄砲の鉛玉なら大量に持ち歩ける

そもそも、持ち運びも筒状の鉄砲の方が楽じゃないか

911:人間七七四年
07/12/05 04:32:09 9UjCA9gY
>>910
火薬のことも考えんと。硝石は基本的に輸入に頼るしかなくて高額。

912:人間七七四年
07/12/05 07:02:44 oBrlrWcO
1550年代に足利将軍が土硝法をちゃんと調べて書物にまとめてるけど
堺に大量輸入される頃になるとかなり値下がりして生産するまでもないようになっちゃったんだよね

913:人間七七四年
07/12/05 08:12:31 smgO9lnT
技術的課題を克服し改良を重ね原材料を輸入までして大量生産した鉄砲。
数百年間見聞きしていたにも関わらず見向きもされなかったクロスボウ。


914: ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
07/12/05 19:26:27 hmrr0Vki
   |/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
   | . : )'e'( : . |
   ` ‐-=-‐  
   /    \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\.          \      ∧_∧
||. .\\          \    ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ)
.    \\          \ /    ヽ.  
.      \\         / .|   | |
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         ( ´,_・・`)(目合わせるなって)∧_∧ 
.         _/   ヽ          \  (     ) (うわ、こっち見てるよ)

915:人間七七四年
07/12/06 09:33:49 xXqZCzQb
自分が大将だったら戦でクロスボウ(携帯でドが変換できない・・)をどう使う?

916:人間七七四年
07/12/06 10:11:48 eXV9RCoQ
伏勢
大将暗殺用だな~


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