07/10/10 11:27:02 NvyNFB7R
>>800
濃姫が龍興と一緒に自害がないにしても、織田家中で旧齋藤家一族のものが
冷遇されるのを見て信長に愛想を尽かし、自分の意思で織田家を出た可能性はあると思う。
壷事件の経緯を見ても、濃姫は、齋藤家を庇い続けただろうから。
だからといって、濃姫が当初から夫信長に不信感を持っていたとも思えない。
濃姫が、信長に美濃国を支配してほしくないという確固たる意思があったのならば、
そもそも父道三が信長宛てに美濃一国の譲り状を書く意味がない。
この頃は女性の守護も認められていたのだから、
道三が実娘濃姫を譲り状の宛て主としも良かったはず。
道三が譲り状を書いたのは、道三は信長を息子同様かわいがっていたこと、
濃姫も当時、これに同意していたからとみるべきだろう。
齋藤氏滅亡のあたりから、夫のやり方に不満が募って織田家を出た・・・・
というのならばありえそうだが。以降、濃姫の記載がないことの理由にもなる。
しかし、濃姫が光秀に加担したとは妄想が行き過ぎてる気が。
濃姫が光秀の協力者なら、本能寺の変の後で当然、処分されただろうし、
信長正室が光秀内通となれば、いくら武家が隠しても、公家が日記に書きたてただろう。
本能寺の前後に濃姫が登場しないのは、濃姫が無関係かつ、
なくなっていた可能性すらあるということだろう。