07/11/11 11:11:46 Z9k1wqzK
>>338
2つの理由で無理。
一つは、隣接する家屋との距離が近いという車両限界。
二つは、ステップをつけているのはホームとの間に余裕があるわけでなく18m車でもカーブが
大きく湾曲しているせい。
特に伊賀鉄道の車体は単にナローなだけではなく高床車な点。伊賀上野なんか見ればわかるが
ホームがやや低く、大きく湾曲して運転台付近は結構ギリギリだけと擦りそうな気配はない。なぜか
というとホームより車体の角が上にあるから。これは高床車といって床上高が1240mm以上ある。
連結器の位置は880mmと決まっている(新幹線、路面電車、ミニ地下鉄、普通列車の連結解除でき
ない中間車両は除く)ので車体と連結器の位置を見ればわかる。今時の近鉄車を伊賀神戸で見て
みるとわかるが車体が連結器の周りで切り欠になって連結器がめり込んだようなデザインになってる。
これは低床車といって床上高が1180mm以下(通常は1150mm以下)の車両。こんな車両が伊賀上野に
入ると運転台がホームと接触してしまう。
つまり伊賀鉄の車両はホームがまっすぐなところはホームが高くカーブなホームなところはホームが
低いことで車両との接触を防いでいるので、今時の幅広な低床車は、カーブなホームがネックになって
いる、ということ。
鉄道雑誌に載ってる写真で、車体と連結器の位置関係をよく見てみると興味深いよ。