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品切れ続出、905iシリーズ人気の裏に潜むドコモの弱点
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905iシリーズの人気機種が不足する状況は、東京や大阪、名古屋など大都市に限った話ではない。
全国的に在庫が乏しく、せっかくの商機を取り逃すことになった販売現場からは不満の声が上がっている。
「905iシリーズは確かに人気なのですが、売れ筋商品であるP905iとN905iが入荷数が少なすぎる」
「(ドコモショップでは)かなりの販売機会損失が発生しています」(地方の販売会社幹部)
「905iシリーズは、既存のお客様の買い換え需要が旺盛なだけでなく、他キャリアのユーザーも惹きつけています」
「特にauユーザーの905iシリーズに対する関心は高く、MNP(の流出入)で『勝てる』ようになりつつある」
「しかし、肝心の人気機種が品薄では、せっかくのいい流れが生かし切れない」(ドコモ地域会社幹部)
せっかくの好調に、“人気機種の品不足”が足かせとなっているのだ。
「もっと在庫があれば……」。
販売現場に近いドコモ関係者は、その歯がゆさに心底悔しがっている。
売れているときに、強気な賭けに出られない。
905iシリーズの人気とそれによる品不足は、皮肉なことに「流通で弱気」「見通しが甘い」というドコモの弱点を露呈してしまった。
特に今年の冬商戦は、auのハイエンドモデルの発売が遅れていたことで、ドコモはソフトバンクモバイルだけ意識すればよいという“有利な市場環境”だった。
バリューコースに対するユーザーの反応はよく、ハイエンドモデルである905iシリーズには追い風が吹いていた。
ここで迅速な決断と大胆な攻めに出られなかったところに、今のドコモの課題が垣間見える。