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au端末に共通基盤 KDDIが高機能機種開発で
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
KDDIは16日、au端末について、高機能機種でも短期間・安価に開発できるようプラットホーム(開発基盤)を共通化すると発表した。
携帯電話の高機能化が進み、端末の開発が複雑化するなか、開発期間が伸びコストも増大する傾向が強まっている。
このため、端末の材料に関して共通仕様を導入することで、端末価格を抑制することにした。
同社はまず、携帯電話端末の駆動装置である半導体回路や基本ソフト(OS)、ゲームや電子マネーなど各種機能を動作させるアプリケーションソフトを共通化した。
その上で、KDDIに納入する端末を製造する各メーカーは、デザインや操作性、各種部品などで他社製品と差別化を図る。
KDDIはこれまでも、半導体回路などを共通化した開発基盤を導入していたが、今回は共通化部分を大幅に拡大した。
また駆動装置には米クアルコム製の高機能半導体回路を採用し、データのダウンロード速度や動画の処理能力などを高めた。
新たに開発された基盤は、オーディオ機器との連携機能などを高めた上位機種3機種に採用されている。
新基盤の採用による開発コストの押し下げ効果は、生産台数などにより異なるため明らかではないが、KDDIでは新たな基盤の導入により、これまで約1年半かかっていた高機能端末の開発期間を1年程度に引き下げたい考えだ。