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KDDIの4-12月期、営業利益23%増・契約数伸びる
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KDDIが25日発表した2006年4―12月期の連結業績は、営業利益が前年同期比23%増の3160億円だった。
番号継続制度導入を機に携帯電話の契約数を伸ばした。
固定電話事業の赤字幅が縮まったことも全体の利益を押し上げた。
昨年10月24日から始まった番号継続制度では、NTTドコモやソフトバンクからの転入者がKDDIからの転出者を上回ったほか、新規契約者も獲得。
携帯電話事業の営業利益は12%増の3358億円となった。
固定通信事業は、割安固定電話の契約数が伸びて赤字幅が183億円縮小した。
連結売上高は10%増の2兆4624億円、純利益は21%増の1910億円だった。
携帯電話事業の好調を受け、07年3月期通期の予想営業利益を前期比15%増の3420億円とした。
従来予想を240億円上回る。
3月の春商戦に向け広告宣伝費などを積極投入し、東京電力の家庭向け光ファイバー通信事業との統合が響き、07年1―3月期の営業利益は259億円と前年同期から34%減る見込み。
だが、4―12月期の好調が寄与し、前期実績を上回る。