08/03/06 01:04:04 KJa/0lpE0
昔読んだ古い小説、タイトル作者ともに失念。
うろ覚えなのだが
ある夫婦に双子の兄妹(姉弟かも)が生まれた。
幸せな日々が続いていたが、ある頃から
夫は「子供が自分に似ていない」と思い始める。
片方はそこそこ似ているのだが、もう片方がどうも違う。
まさか自分の子供ではないのでは?と悩んだ夫は
離婚をも決意して、妻に問いただす。
最初はしらばっくれていた妻だったが、夫は信じることが出来ない。
夫は「きちんと検査をして証明しよう」と迫る。
(この時代はまだDNA検査が行われていなかったのだと思われる。
なので検査と言っても、血液型なんかの遺伝的要素を調べる感じで
曖昧さや誤差があるものらしい)
結果的に周囲の人間(夫の両親や、検査を請け負う人=知人だったかと)の
反対を押し切り、検査を依頼する。
検査の際、妻は自信に満ちあふれ、夫は一瞬、自分が間違っているのではないかと
錯覚する程だった。