08/02/13 17:52:43 Wumg/I8+0
自分の体験談ではないのだが、実際におきた不思議な事件の話なら
たくさんあるので試しに書いてみる。
『その確率は10億分の1』
それは、1950年3月1日の夕方に起こった。
アメリカ・ネブラスカ州にあるベアトリスという小さな町の
教会での出来事である。
いつものなら、午後7時半から始まる合唱の練習に十五人の聖歌隊員は、
その日に限って誰ひとりとして教会に現れなかった。
といっても、彼らがこのとき、とりたてて特定の事件や事故に巻き込まれた
わけではない。隊員それぞれに、どうしても避けられなかったちょっとした
十五の出来事があり、いけないと思いつつ遅刻してしまっただけなのである。