08/01/27 20:14:50 TJzYNdDu0
まぁ見るべき所が無いでもない作家の佐藤亜紀が結構的を射た意見を言ってるね(笑)
URLリンク(home.att.ne.jp)
「おそらく「思想」の最大の問題は、普遍的な真理の存在を前提にすることだと思います。
しなけりゃ問題はないんですが。某哲学の巫女は、何が真理かを知れば、全人類は完全に一致し、恒久的な平和が訪れるとか言っていましたが、これがその種の発想の典型でしょう。
個人的な感触から言わせて貰うなら、何が真実か、は最後の瞬間には個々人のオーガニズムに帰着するもので(一昨年だったか、『文藝』が「何故人を殺しちゃいけないの」特集は面白かったですよ―二、三十人分のコメントがかっきり四分類できる)、
いかに論を尽くしても納得させることは不可能じゃないかと。全人類が真実のもとに一致するには、まあざっと75%を虐殺することが必要でしょうね。」
ここで言っている「哲学の巫女」って言うのは今は故池田晶子の事なんだけど、このスレの巫女の言っている事にも当てはまるからおかしい(笑)
「何が真理かを知れば、全人類は完全に一致し、恒久的な平和が訪れる」まさにそれだね(笑)
「何が真実か、は最後の瞬間には個々人のオーガニズムに帰着するもので」という意見が一番健康的だと思うけど(笑)
他にも専ら西洋だけど宗教や輪廻転生にもシニカルな意見を提示しているね。