08/01/15 10:48:02 FdWFkR400
ここで一つ怖い話
空に太陽がある限りって歌知ってるよな?
スター(笑)にしきののあれ
あれを耳元で歌われた事あるんだわ
五十代くらいのおばさんに
最初は気のいいおばさんだとおもってた。
いわゆる俺、フリーターってやつでさ。
バイト先で知り合ったのよ。
面倒見もよくて、朗らかで気さく。
非の打ち所のない先輩パートさんってのが第一印象。
色々恩があったけど、返す前に新しい(給料の良い)職場みつかって、俺あえなく退職。
ところが新しい職場に慣れた頃。
新しいバイトの人が来て、それがそのおばさんだった。
縁があるなあと思いつつ、前の恩返すぜと熱心にマニュアルよりさらに実践的なことまで熱心に教えたよ。
年いってる割におばさん物覚えよくてさ。
みるみるうちに力つけていったから、嬉しかったなあ。
お返ししてたはずなのに、俺の方が喜んでちゃ、お返しにならんよね。
ところがまた、俺もっといい時給のとこ見つけて、採用試験も受かっちまったんだよね。
そこでまたおばさんとバイバイした。
そのバイトはさ、ホスト。
初月時給二千円スタートのそこは、俺の目的にもあってた。
店のNo3をキープしてるインテリ系の兄貴に気に入ってもらえて、
ヘルプについたりしてるうち、酒に酔っても理性は失わないくらいには仕事にもなれたよ。
その頃におばさんが店に顔を出すようになった。
最初は我が目を疑ったよ。
化粧っけのない、財布だって軽い身分で、こんなとこにくるんだ。
いくら俺の入ったクラブってのがリーズナブルとはいえ、一応名店入りしてるとこ。
一時間いて十分間俺と話せたとしても、一万円程度の出費は毎回かさむ。
月四回もきてたらおばさんの生計が成り立たないってのは他人の俺からでもわかる。