07/12/20 10:52:17 ZI0e7RO90
岡山市で02年に短大生が飲酒運転の軽乗用車にはねられ死亡する事故があり、岡山検察審査会
は12日、業務上過失致死容疑で書類送検された女性(23)を不起訴とした岡山地検の処分に対し、
3度目となる異例の不起訴不当を議決した。同審査会事務局は「3度の不起訴不当は聞いたことが
ない」としている。
事故は02年12月21日、同市の短大生、中桐裕子さん(当時19歳)が軽乗用車にはねられ、
翌22日に死亡した。
議決書では、飲酒運転をしていなければ、衝突回避行動が取れた、などの理由を示している。女性は
道交法違反(酒気帯び運転)の罪で罰金刑が確定。業務上過失致死容疑で書類送検され、03年8月、
岡山地検は女性を不起訴処分にした。
過去2回の不起訴不当議決について岡山地検は「酒気帯び運転が事故の決定的な原因とする証拠は
認められない」などとして不起訴とした。
中桐さんの父裕訓さん(56)は「娘の誕生日(12日)に不起訴不当を報告できてよかった。検察には
再度説明を求めたい」と話した。業務上過失致死罪の公訴時効は今月22日に迫っており、岡山地検の
村瀬正明次席検事は「議決内容を至急検討した上、必要な対応を迅速に取り、結論を出したい」とコメント
した。
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