08/01/15 00:11:21 qjwrPcPK0
まあ、俺は小学生のころ恐竜博士として有名だったからな
当時はジュラシックパークが公開されたときで、
にわか恐竜ファンどもがやれティラノだラプトルだブラキオだのミーハーなことかましてたぜ
恐竜博士としてはしっかりと独自性をもった恐竜チョイスに迫られてたな。
俺がチョイスしたのがギガノトサウルス、ラエリナサウラ、ミンミ、
俺は当時マイナーだった恐竜羽毛説に強く引かれてな。直感的にダチョウと恐竜の類似性を感じてたぜ。
そこらへんの恐竜オタクではなくしっかり洞察していたのさ。
フィールドワーカだった俺は週末には化石を発掘にも行ったぜ。
発掘しては隣町の博物館まで行って掘った化石を学者に見せてな「頼もしいな、希望の星だ」とか言われて
その人も忙しかっただろうけど俺の相手を親切にしてくれて、研究中の化石や
酸につけて溶かしてる化石やら、いろんな面白いものを見せてくれた。
そして今気づいてみれば彫刻家になっちまった、
ガキのころ土を掘ってた感動と、素材を掘り起こすときに感じるものはまったく同じものだ