07/11/09 04:57:55 jX+SaqhsO
アイガモ手が震えてきたよ、鬼だよこの会社
111:アイガモ ◆/wX/4vBvLU
07/11/09 04:59:14 jX+SaqhsO
それも残業代も出ないんだよ?
112:本当にあった怖い名無し
07/11/09 05:10:47 FcM6LbLMO
一昨日久方振りに夜勤に入ったとき、自分的にはものすごく怖い目にあったので投下。
ケイさんがいなくなってから一か月が過ぎ、周りも俺も最早ケイさんの存在なんか時折思い出すくらいになっていた。
しばらく家庭の事情で仕事を離れていた俺も職場復帰し、その日は久し振りに夜勤だった。ケイさんがいなくなってからは初めての夜勤かもしれない。
その日の夜勤は同期の松田と途中入社の新人の3人で、俺は4階に待機していた。4階はケイさんがいつも待機していた階で、俺もどことなく安心感があった。
そして夜12時を回った頃、早寝の俺は仮眠を取る為、ステーションを出て4階の仮眠室に入った。ケータイのアラームをセットし、薄っぺらい布団にくるまって眠りにつく。久し振りの夜勤で疲れたのか、俺はすぐに寝入った。
が、不意に目が覚めた。ケータイを見ればまだ30分しか経っていない。もう一眠りしようかと再び目を閉じた。そのとき。
ドンドンドンドン!!!!と激しく仮眠室のドアを叩かれた。松田か新人だと思い、「何の用だ?」と声を掛けるが返事はなく、
ドアはますます強く叩かれた。そこでようやく、おかしいと気付いた。仮眠室のドアは単なる引き戸だ。
用があるならすぐに入ってこれるはず。
なのに相変わらずドアは激しく叩かれている。まさか…と、血の気が引いた。しかしドアを叩く音は鳴りやむことはなく。さらには窓までドンドンと叩かれた。
「うわあぁあっ!!!」
俺は叫んで布団にくるまって、ガタガタ震えながら、鳴りやむのを待った。
こんなの、今までケイさんと体験してきたことに比べたら対したことじゃない。だが、今はもう頼りのケイさんはいない。それはものすごく不安要素だった。
しかも祈りは届かず、叩く音は激しさを増して行く。尋常じゃない恐怖だった。それに絶えきれなくなった俺は、恥も何もかも捨ててある番号に電話を掛けた。