07/12/08 19:02:10 rNlF2IJj0
今から四十余年前、俺の歳がまだ一桁の頃に住んでた場所なんだが、
何と言うか、一番記憶に残っている華やかな出来事が、コンビニができた事だ。
二十四時間営業。夜中でも電気がついて、物を売っている。衝撃だった。
是非夜中に直接見たいと親に頼んだ所、彼らも興味があったのか、すぐに承諾してくれた。
感動したわけではないが、実際、見てみると軽くハイになった記憶がある。
冬に備えて、薪を拾っていた事もあった。
弟と二人で拾いに行き、いびつな薪を弟に、まっすぐな薪を自分が背負う。
重労働ではあったが、必要な仕事であった。
今、周りの同僚や友人に聞いてみても、私のような経験を持っているものはいない。
私の住んでいた村は、それなりに発展が遅れていたのだろう。
とはいえ学校もあったし、上下水道も当然あった。
日本昔話に出てくるような、『昔々の日本の村』では決してないので、勘違いしないでいただきたい。
藁を編んだりはしていたけれど。