07/11/07 22:49:47 a6IF0eir0
最後に親父は正直、先生を救うのは難しいかもしれない。と言った。
それから先生は何度も教会に足を運んでくれたがポルターガイストは収まることはなかった。
先生は病院で「重度の鬱病」と診断され学校をやめて実家の田舎で養生すると言ってそれきり来なくなった。
何度か手紙が来たがポルターガイスト現象は実家でも起こると書いてあった。
その後、音信不通になってわずか半年で先生は自殺してしまった。
自殺した場所は勤務していた中学校。
都会で教師になることに憧れて夢が叶ったのに田舎に帰ったのがさらに追い詰めてしまったのだろうか?と俺は想像したが時すでに遅し。
自殺の一報を聞いた親父は自分の無力さに朝の懺悔を昼までしていた。
おわり。