【一万年と】古代ムー大陸【二千年前】at OCCULT
【一万年と】古代ムー大陸【二千年前】 - 暇つぶし2ch750:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:04:36 xs+u8wov0
 第七話
彼らは静かにヤーコブの到着を待っていた。
トーマスはいつの間にか、あの黒い神像を握り締めていた。
 「・・・僕を、僕達をお守りください・・・。」

その時、ほんの数秒だったが風は静かになっていた。
その、わずか数秒の間に、
子供の・・・ながく響き渡る悲鳴のようなものを二人は耳にした・・・!
ヤーコブのものに間違いなかった。
遠くのようでもあり、すぐ近くのようにも感じられる。
彼らはじっと同じ姿勢のまま、かすかな音さえも立てないようにしていた・・・。
そのまま、何十分経っただろう? 
彼らは、自分達がやって来た森の茂みの中で、ガサガサ何かがいるのに気がついた。
それはこっちへ向かっており、しかも何やら呪文を唱えているようにも聞こえる。
 ガサッ・・・ 狐か・・・?
いや、確かに狐は一瞬、姿を見せたが、すぐに姿を消してしまった。
そしてその後ろにも、まだ何か・・・。
人間だった! 森から姿を現したのは、
長いつばの帽子をかぶり、白いひげをたくわえたびっこの老人であった。
老人はキョロキョロ辺りを見回して突然大声を上げる。
 「フィーリップ! トーマス達もいるんじゃろう!? 出ておいで!」
 「ニコラ爺さん!」
二人は急いで樹から飛び降り、白いローブの爺さんに抱きついた。
 「馬鹿モンが! 夜の森の中に出て行くとは何事じゃ!」
トーマスはわっと泣き出した。
 「ごめんなさい、ごめんなさい、もう二度としません・・・。」
・・・しないから・・・、あとはもう言葉にはならない・・・。
爺さんは二人が落ち着くのを待ってから、優しく声をかけた。
 「よしよし、・・・それでお前たち、森の中へ入ったのは、お前たち二人だけか?
 ヤーコブはどうした?」
トーマスも泣くのをやめ、二人は顔を上げる。
 「どうしたって・・・ニコラ爺さん、ヤーコブには会わなかった・・・の?」

751:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:11:13 xs+u8wov0
 第八話
 「いいや? ここに来るのか? 後でおまえら三人おしおきじゃぞ。」
トーマスとフィーリップは顔を見合わせる。
 「爺さん! それじゃあヤーコブが大変だ! さっきあいつの悲鳴がして・・・!」
二人は事の次第を全部爺さんに話した。話し終えた時、爺さんは黙りこくってしまった。
 「ニ、ニコラ爺さん、ヤーコブに会ってないならどうして僕らの居場所がわかったの?」
爺さんはニヤッと笑った。
 「ハッハッハー、さっき、灰色狐がおったろう? アヤツに匂いを嗅がせてきたんじゃ。
 お前らに気づいて行っちまったようじゃな。
 ・・・全く、お前らの親に頼まれたんじゃが、村じゃ大騒ぎじゃよ。
 頑強な大人の男でも、この時期森に入ろうとはせんからの・・・。
 しかし・・・、ヤーコブが捕まったとなると、いくらわしでも・・・。
 世界中のあらゆる魔術を見てきたが、悪霊に捕まった者を助ける術など・・・、
 まして殺されちまったら・・・。」
 「駄目なのかい!? ニコラ爺さん、何とか助けてあげてよ・・・そうだ!
 爺さんの願いが叶う神像があるよ。これでヤーコブが助かるようにみんなで祈ろうよ!」
ニコラ爺さんは、しばらくトーマスの取り出した像を見て首を横に振った。
 「・・・おまえ、それをここに持ってきていたのかい。
 ・・・トーマス、よぉーくお聞き。
 そいつはな、ペルシヤの嵐の神じゃ、
 わしらのヴォーダンと同じな・・・。同じ神じゃ!
 つまり森の精霊達にしてみれば、これは自分達の主人の像。
 こいつがわしらを助けてくれるかどうか知らぬが、この像は確実に森の精霊達を呼び寄せる。
 もはや、わしが来ても手遅れかも知れん、わしの魔術では奴らを打ち払う事はできぬ・・・。」
トーマスは絶望のあまり、カラダを震わせながら再び泣き出した。
 「そ、それじゃあ、僕らは助からないの? ぼ、僕も、フィーリップもヤーコブも・・・、
 ニコラ爺さんも!?」
爺さんは何も言わない。ただ、彼ら二人を強く抱きしめただけだった・・・。

 ・・・どこからか風に混じって馬車の音が聞こえたような気がした・・・。
森は恐ろしい意思を持って、彼らを取り囲んでいるかのようであった。
 「彼女じゃ、フラウ・ガウデンじゃ・・・。」

752:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:17:22 xs+u8wov0
☆ お邪魔しました。

本編は>>735からどうぞ。

>>747 ジウスドゥラ一家を助けたのは、大地の神エンキですね。
後世のアッカドでは、ウトナピシュティムを助けたエア・・・。

ギリシャ神話で、彼に相当するのは、「先見の明を持つ者」または「大地を支配する者」
そして旧約聖書では、勿論、人間に「知恵」を与えた、あの偉大な王ですね・・・。


753:ミロ
07/11/20 23:21:16 P0yiAPv60
>>746
メリーの人、途中で邪魔してしまってごめん

754:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:25:07 3ksrAu1p0
>>745
大河の氾濫などが時々起こるなら、
巨大木造シェルターが当たり前にあるなら、
それが何故、大げさな伝説1つになるのか。

時々起こって当たり前の水害なら大げさな伝説にならず、
生き延びる為の国造りの知恵と歴史がそのまま後世に伝わる。

755:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:29:15 N9bMLdi40
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  ~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガリガリガリガリガリガリガリ

756:本当にあった怖い名無し
07/11/20 23:31:41 xs+u8wov0
>>753 いえ、お気になさらずに・・・。

あと、何回、書き込めるかな?

757:グレン
07/11/21 00:05:47 jh27JoQb0
あれ、メリーさんコテ付けたと思ったらとっちゃったの?
大分容量いっちゃってるからもうあんまり書けそうにないよね。

758:グレン
07/11/21 00:08:13 jh27JoQb0
排熱、換気はでっかいシュノーケルじゃダメなの?
古代の地下都市とかアリの巣みたいな感じでさ。

759:ミロ
07/11/21 00:10:18 aki2VOu30
グレンさんトリはずした?

760:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:12:28 6rF/g0ft0
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761:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:12:59 6rF/g0ft0
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 |つ |⊃=- (~⌒("
 ( 。д)=-(~⌒ ゛   
  ~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガリガリガリガリガリガリガリ

762:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:24:51 4wtlZsxF0
ミッフィー様が華麗に
3時のおやつは文明堂!!
  ∨
  ∩∩
  (・×・)
  ⊂ ⊂
  し-つ
カステラ>>1
電話が>>2

口の中
 パッサパサになれ!
   パッサパサになれ!
\   口の中    /
 \ パッサパサに /
  \なってしね!/
  ∩∩ ∩∩ ∩∩
 (・×・)(・×・)(・×・)
 ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂
  し-つ し-つ し-つ

763:グレン ◆cW9hGmsm9s
07/11/21 00:25:06 EcMT9/5z0
>>759
めんどくさかったからちょっと付けてなかったダケだよ。

764:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:26:37 4wtlZsxF0
ミッフィー様が華麗に
3時のおやつは文明堂!!
  ∨
  ∩∩
  (・×・)
  ⊂ ⊂
  し-つ
カステラ>>1
電話が>>2

口の中
 パッサパサになれ!
   パッサパサになれ!
\   口の中    /
 \ パッサパサに /
  \なってしね!/
  ∩∩ ∩∩ ∩∩
 (・×・)(・×・)(・×・)
 ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂
  し-つ し-つ し-つ

765:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:27:16 4wtlZsxF0
ミッフィー様が華麗に
3時のおやつは文明堂!!
  ∨
  ∩∩
  (・×・)
  ⊂ ⊂
  し-つ
カステラ>>1
電話が>>2

口の中
 パッサパサになれ!
   パッサパサになれ!
\   口の中    /
 \ パッサパサに /
  \なってしね!/
  ∩∩ ∩∩ ∩∩
 (・×・)(・×・)(・×・)
 ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂ ⊂
  し-つ し-つ し-つ

766:本当にあった怖い名無し
07/11/21 00:41:36 gekIEl0n0
. 〃〆⌒へ 
./´ノ ヘヽヽ )ヾ 
ノ( ●  ●)¶|y
ノ  >  ■丿ミヘ)
〆^ん   《゙ン

767:sage
07/11/21 02:28:34 ba6dwwc2O
>>742
>箱舟は3層構造になっていて、最下層部分は外に開閉できるようになってたらしい

水圧で開かないのでは?

>744
半潜水船だとすると、安定は良くても乗員の為の排熱、換気の問題が生まれる。

そう、そこがわからない
私もわからない

>密閉された箱舟で火は使えないだろう

水上部位なら使えたのでは?

>>758
>排熱、換気はでっかいシュノーケルじゃダメなの?
古代の地下都市とかアリの巣みたいな感じでさ。

効率的に無理では?。

768:140
07/11/21 02:29:58 ba6dwwc2O
>>767は140です。

769:本当にあった怖い名無し
07/11/21 13:03:58 M06GpcHH0
シュノーケルはポンプとか換気扇とか付けないと二酸化炭素は吐き出せないよ。

770:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 21:59:25 gekIEl0n0
ふっふっふ、まだ、書けますね。
ではLady メリー外伝「精霊達の森」行ってみましょう。

コテはいっぱいあるんですけどね、
まぁ、どうでもいいかなぁと。

771:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 22:02:53 gekIEl0n0
 第九話
トーマスと違って、フィーリップは気骨ある猟師の息子だ。
彼は望みを捨てようとはしない。
 「・・・爺さん、あんたさっき、魔術を使えると言ったよね・・・?
 戦うことができなくとも、あいつらをだまくらかす事はできるかい?
 ・・・きっと助かる方法がある。
 あいつらに遭って命を落とさなかった人もいるんだろ?
 俺はヤーコブの死んだ爺さんからそんな話を聞いたことがある・・・。」
爺さんはじっとフィーリップを見つめて、そのうちニヤッと笑った。
 「フィーリップ、おまえは勇気があるな・・・、わしが若い頃さえそんな気持ちは起きなかった・・・、
 いいじゃろう、やってみよう、トーマス! その神像を返すんじゃ・・・、
 よいか、これから起こる事をけして忘れるな!
 そして樹の上に隠れて物音一つ立ててはいかん。 ・・・よいな・・・。」
ニコラ爺さんはフラウ・ガウデンと直接対峙するつもりだ。下手をすると取り殺されるかも知れない。
でも、爺さんはその覚悟だ、二人はそのことをはっきりと理解した。
爺さんは、馬車の音の近づいてくる方向に仁王立ちして、手にある杖を振りかざした。
 「・・・我が守護者よ、汝の息子たる我に力を与えよ・・・、数十年前、我は東方の民族により、
 シャーマンの称号を与えられ、汝の力を垣間見た・・・、
 今、まさに汝の力を要すべし・・・、汝の力はこの森と等しき故に・・・。」
トーマスとフィーリップはおのが目を疑った。
・・・暗闇のうちに・・・、ニコラ爺さんの背後に・・・、白い、大きな影が出現したからである。
次に爺さんは声色を変え、神像を高々とかざし、大地を震わせるような大声を出した。
 「・・・森のヴィルダーヤークト! ナハトイェーガー!
 諸々の精霊達よ! 森に生きる木々、獣、鳥よ、大地よ!
 そして暗黒の天空よ! よぉーく聞けい!!
 我はうぬらの世界の住人、エックハルトの息子ニコラなり!
 我がみおやの名により、うぬらを率いしフラウ・ガウデンを召還する!
 我が声に応えよ!
 さもなくば冥府の王ヴォーダンとフレイヤの力持てうぬを戒めん!!」
風はいつの間にかやんでいた。ニコラ爺さんの怒号の後は異常に静かだった・・・。

  アハヶハハハハハァーァァ・・・

772:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 22:04:37 gekIEl0n0
 第十話
突如として、森からけたたましい笑い声が辺りに響いた・・・。
ニコラ爺さんとは対照的な甲高い声だった・・・。
   ニコラー ニコラー
   なんであたしを呼ぶのさぁー?
   あたしにいったい何の用ぉー?
   子供を捕まえてご馳走でもしてくれるのかーいぃ?
 「いいや! ちがーう! フラウ・ガウデンよ、
 わしは近東でヴォーダンの像を手に入れた。
 とてつもない魔力を秘めておるようじゃが、わしには不要の物。
 どうじゃ? この像が欲しくはないかなー!?」
   投げてよこしておくれよー
 「いいとも、ただし条件があるんじゃが・・・!」
爺さんの後ろの白い影は、静かに揺れていた。
あの影がある限り、フラウ・ガウデンは寄っては来れないのだろうか・・・?
   どんな条件さー?
 「わしと、わしの友達がこれから村に帰る、その邪魔をせぬことと、
 ・・・ヤーコブという少年を返して欲しい!」
森はざわめき始める。
トーマス達は、息を呑んでじっと事の成り行きを見守った。
   エックハルトの子ーニコラー・・・
   おまえには手を出さないさー
   だけど・・・夜はあたしたちのもの・・・
   だから、おまえの後ろの子供達はあたし達のものだよー
   この子もねー・・・
森の闇の向こうから、小さな血だらけの手が飛んできた。
ヤーコブのだ!
トーマスが樹の上で騒ぎ出そうとしたが、冷静なフィーリップが必死で彼を抑える。
 「ヤーコブ・・・!」
爺さんすらも思わず叫んでいた。
しばらく爺さんはそれから目を離さずに黙っていたが、
ついに眉をひきつらせて森に向かって叫んだ!

773:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 22:06:50 gekIEl0n0
 第十一話
 「・・・よいか! よく聞け! お前たちはヴォーダンを蘇らせるのに、少しでも力がいるのじゃろう?
 御苦労じゃな、ヴォーダンが蘇るにはあと、数千年はかかろうて!?
 何の力もない人間の力を吸い取るより、わしと取引するほうが利口じゃぞ!?」
   きいゃあああははー・・・・・・
何という気味の悪い笑い声だろう。
もはや笑い声は一つの所ではなく、森のあらゆるところから聞こえてくるようになっていた。
   おーい ニコラー
   あたし達は おまえと取引する必要はなーいのー・・・
   あまえの意思にかかわりなく あたしたちはそれをもらうからー
 「わしを殺そうというのか? エックハルトの子のわしを・・・!」
言うが早いか、凄まじい風がニコラ爺さんに向かって吹き始めた。
風の中には、黒いワタリガラスらしき生き物も舞って爺さんを囲んでいた。
例の白い影が大きく揺らめきだしている。
爺さんは為すすべもなく今にも崩れそうだ。
   ひゃあはははー・・・
ニコラ爺さんの白い服は、黒い鳥の攻撃でみるみる赤くなっている。
トーマスは堪えきれず、フィーリップを振り切って爺さんに駆け寄った。
 「ニコラ爺さん!」 トーマスもカラスの攻撃に晒され始めたが、必死になって反撃しようと試みる。
なんだ! このクソガラス!
爺さんはトーマスのほうを向いて力なくつぶやいた。
 「・・・ほんとうに大人の言いつけを守らん奴じゃな、あれほど言ったのに・・・。」
 「・・・だ、だってニコラ爺さん、も、もう死んじゃうよぉ。」
爺さんはそれを聞いて、いつものようにニヤッと笑った。
 「わしが死ぬ?
 いいや、この程度じゃくたばらんよ、見ておいで・・・。」
爺さんは持っていた杖を地面に三回打ち据えた。
 「さぁて、一角獣よ・・・わしに手を貸しておくれ・・・。」
すると地面にぽっかりと穴が開いて、中から長い角の生えた黒い馬が飛び出した。
角の生えた馬は、風の中を飛び回るカラスたちを、その長い角でどんどん打ち落としていく。
 「す、すげぇ・・・」
その時、トーマスは辺りの異変に気づいた。

774:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 22:09:01 gekIEl0n0
 第十二話
カラスが打ち落とされていく中、トーマスは、
目の前の森の暗がりが、まるで大きな屋敷の扉でも開いていくかのように、
一つの点を中心に拡がっていくかのような錯覚に陥った。
そしてそれは錯覚ではなかった・・・。
森の拡がった中心の闇の中からは、不気味な二頭の斑馬が牽く、得体の知れない馬車が現われたのだ。
何かの金属音の後、馬車から二頭の斑馬は自由になったようだ。
ニコラ爺さんもわかったらしい。
角のある馬は、いちはやくそれらを睨みつけ、しばらく牽制した後、斑の一頭に攻撃をかけた。
すぐに二頭は激しい争いを始め、残った斑の一頭はトーマス達に襲い掛かる。
ところが突然その馬は様子をおかしくした。
いまや踏み潰されるはずだったトーマスは、一瞬何が起こったかわからない。
フィーリップが馬の背中に飛び乗って、その馬の眼球を傷つけていたのだ。
 「フィーリップ!」
しかし善戦も長くは続かない。
馬は自らを大木にぶちあて、フィーリップを地面に落としてしまった。
彼が動かなくなったのを確かめると、その斑は再び爺さんに狙いを定める。
トーマスは爺さんを守ろうと、短い手製の斧でもたつきながら必死で攻撃を試みる。
馬は突っ込んできて彼らともみ合い状態になった。
   あーはっはっはっはーぁー・・・
いつの間にか馬車は彼らの目の前にまでやってきていた。
馬に牽かれてもいないのにどうやって・・・。
あの窓の向こうには醜い老婆がいる。奇妙な甲高い叫び声は、ますます頻繁になっていた。
 「・・・トーマス・・・。」 爺さんは倒れていた。
 「ニコラ爺さん!」
 「あばらをやられたようじゃ、・・・残ってた魔力も一角獣の召還に使っちまったし・・・、
 天下の魔法使いももう駄目じゃな・・・。」
白い影はいつの間にか消えていた・・・。
 「そ、そんなぁ・・・。」 トーマスは爺さんに覆いかぶさって泣き喚いた。
一方、斑の馬も攻撃をやめていた。
彼らの先では、馬車の扉が開いていたのである。
いよいよフラウ・ガウデンが降りてくるらしい。

775:(ノ刄_ 刄) ゝ ◆MERRY.VeEM
07/11/21 22:15:46 gekIEl0n0
☆ ラスト三話です。

フラウ・ガウデンやニコラ爺さんの正体は、
メリーさんのHPでもご覧いただけます。

ノアの洪水のお話は・・・もう少し先になるでしょう。
Lady メリー最終章では、
エデンで何が起きたのか、少しだけ言及しておきます。

物語中の死者の王ヴォーダン(水曜日の語源)は、北欧ではオーディンとして知られてますが、
その性格は180度異なるものです。

果たして、彼が聖書においていかなる記述をされているのか、
人類最初の女性・リーリトとは何だったのか?

ではまた・・・。

776:本当にあった怖い名無し
07/11/21 22:42:26 ckwzHncp0
>>754
何度も(と言っても100年に一度くらい?)起きていたから
洪水伝説として残ったのでは?
どんな大災害でも、一度きりならやがて忘れ去られてしまう。

生き延びると言うより、洪水と共存する知恵や政策はあったと思う。
とは言え、当事者にとっては恐ろしい厄災だし
国家の存亡に関わる大事だったろうから
神罰という宗教的寓話として、旧約聖書にまとめられたんだろう。
なにより、旧約聖書が成立したパレスチナは洪水と無縁の乾燥地帯だし
後者のみが残ったんだと思う。

ただ、洪水伝説はあるが方舟に関する話を
記録好きなメソポタミア人が残していない点はイタイ。

777:本当にあった怖い名無し
07/11/21 22:56:14 gekIEl0n0
>>776 あれ? メソポタミア人は箱舟の記録を残してたと思ったけど?

アッカド人がシュメール語で残したんだっけ?

記憶に間違いなければ、
大雨が止んだ時、ジウスドラ(ウトナピシュティム)が
鳥を三羽、飛ばして、三羽目が帰ってこなかったことも、
聖書と合致してるとおもうたんじゃけど?


778:本当にあった怖い名無し
07/11/21 23:13:44 gekIEl0n0
あ、やっぱ鳥は飛ばしてなかったかも・・・。



779:本当にあった怖い名無し
07/11/21 23:16:34 ckwzHncp0
レス有難う。
御指摘のように、洪水と方舟に乗って助かった話は、シュメールやら印度やら中国やら
ハワイやネイティブアメリカンの神話にもあるようですね。
ただ、シュメールに洪水は当然にしろ、方舟というか大型の船を日常的に使っていたと云う記録があれば
より史実に近づけるのでは、と思っています。

780:本当にあった怖い名無し
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