07/10/26 11:39:04 HtiIGYgi0
Aはいったいどうしちゃったんだ?・・・Bと私は顔を見合わせた。
その間もAは、履いているスケート靴を見て「これなんですか?、こんなのですべるんですか?」「変わりましたね。この辺りには沼があったんですよ。向こうの方にはお墓が・・・。」などなど・・。
ふ~ん この辺は昔、沼だったのかぁ・・ と聞きながらもこのままでは良いはずもなく、Bと私は恐る恐るAに尋ねた。
「あなたはどうしたら元の場所に還ってくれますか?」
「もう少し周りを見てから。」Aはこたえた。
どうしてよいのかわからず、再び氷の上を一周することにした。もともと上手くなかったAだったが、憑かれたAもあまり変わらなかったような気がする
もとのベンチに戻ってきて、Aに「これで還ってくれますか?」と尋ねると「はい」と うなづいてくれた。が、いつまでたっても還る様子がない。
また、Bと私は顔を見合わせた「・・どうしよう・・。」