08/02/14 04:11:06 PtycEEwz0
こんなスレを立てました。
霊感のある知人にまつわる話を聞かせて下さい
スレリンク(occult板)l50
(俗に言う)シリーズ物作者の皆様が来られるのをお待ちしています。
975:本当にあった怖い名無し
08/02/15 00:13:07 EQebxQA00
最後にスレ内のインデックスでも作らないか?
お前がやれ
㌧
976:本当にあった怖い名無し
08/02/15 00:34:55 V3RNP1VS0
うめ
次スレはやくたてろボケ
977:本当にあった怖い名無し
08/02/15 14:05:13 By7VnK9vO
オマエそんなにこのスレ好きだったんだ?
変わってんな…
978:本当にあった怖い名無し
08/02/15 15:49:05 zn6teUna0
>シリーズ物作者
>>974が次スレってことでいいのか?
979:本当にあった怖い名無し
08/02/15 23:27:56 ZpQS9of8O
自分はシリーズ物作者じゃないから次が要るかどうかは知らんけど、あれは微妙だな。
一度立った物を使わないのは無駄だとは思うが、スレタイが漠然として見落とし易い。
それから、あれを使うにしろ新たに立てるにしろ、
前スレの表示と書き手にトリップを推奨する文はあった方がいいだろうと思う。
書き手の人は、名乗って薮蛇が嫌なら誰だか言わなくていいから、
意思表示をした方がいいかもよ。
980:本当にあった怖い名無し
08/02/16 01:16:28 aWvjg3SxO
本スレだけで十分
981:本当にあった怖い名無し
08/02/16 23:15:41 R80K5tu20
シリーズ物を書きたい人がいるなら専スレは必要。
982:本当にあった怖い名無し
08/02/17 00:59:02 CVUi6rYg0
387 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/02/15(金) 21:06:00 ID:1DM54QaX0
よし!くだらねえ連載モノ減ったな
問題にして騒いだ甲斐があったぜww
自演でヒステリックに擁護したりしてなwww
繊細な神経を要求する創作意欲ってのは
騒ぐ事それ自体が総てを萎えさせるからなwwww
983:本当にあった怖い名無し
08/02/17 09:26:26 +19txHtIO
結局こんなパチモンのスレ擁護してんのは、荒らしに追い出されたイジメられっ子達だろ
素直に移動してきた書き手も読み手もね
984:本当にあった怖い名無し
08/02/17 19:33:32 1O08vXFk0
ナナシは主人公達を生贄にして
自分は「手」から逃れようとしたんじゃないかな。
コルクボードに写真と主人公との手紙を貼ってたってところからして
何か儀式めいたことをしていたと予想
985:本当にあった怖い名無し
08/02/17 20:13:40 DW0/n1He0
梅
986:【初】粗チン【代】 ◆YzQB4hCcfc
08/02/18 21:01:40 gfqoisfpO
カサカサカサ
987:本当にあった怖い名無し
08/02/19 23:26:38 FLRac99JO
>>986
シュー
988: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 02:26:49 ItRqWCczO
>>930続き
臭いが濃い。全身を染められるような気がして、思わずよろめいた僕を、
坂さんが支えてくれた。
黒かった。
ただ黒かった。
壁も天井も床も真っ黒に塗り潰されている。
あるはずの窓は見当たらず、懐中電灯の光さえ飲み込むんじゃないかと
錯覚してしまうような暗黒が、そこには広がっていた。
ただ一点、ちょうど部屋の中心に、白い物体が落ちていた。
懐中電灯の光を投げ込み照らしてみると、それがてるてる坊主だと分かった。
なんでこんな所にてるてる坊主が落ちているんだ?さっきの音はこれか?
それにしては音はもっと重そうだったが―
次々に湧き上がる疑問に混乱しはじめた僕は、坂さんを振り返った。
坂さんの顔は歪んでいた。
怒りとも困惑ともつかない表情に僕は不安になる。
「あの、坂さ」
「勇馬」
語尾を遮り、坂さんは僕を呼んだ。
その声は僅かだけど震えていて、僕の中の恐怖を大きくさせる。
「……なんですか」
「僕が合図したら、部屋ん中突っ込め」
「はぁ!?」
「ええから言う通りにしろ。嫌やったら突き飛ばしたるから」
「坂さんは!?」
「……僕は大丈夫や」
僕の肩を掴み、反論を許さぬ雰囲気に黙らせられる。
989: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 02:28:43 ItRqWCczO
眼前には先の見えぬ暗黒が口を開けている。
僕は目を閉じた。その方が落ち着くと思ったからだ。
けど実際には、ただ臭いをより濃厚に感じさせるだけだった。
心音だけが聞こえる。
背中を押され、僕は足をもつれさせながらも駆け出した。
一歩進んだ瞬間から、肌にぬるりとした何かがまとわりつく。
油の中を泳いでいるような不快感に体が重くなる。
「止まんな!」
背後からの怒声に意識を足に集中させる。
頭が痛い。体が寒い。吐き気がする。汗が止まらない。
手足の感覚がなくなっていく。それでも僕は止まらない。
果てはどこだ?いつまで走ればいい?
たかだかアパートの一室を横断するだけなのに、
永遠に走り続けなければいけないような―
悲鳴が聞こえる。気にせず、なおも走る。
何かに足が引っかかる。ギリギリで体制を立て直し、なおも走る。
誰かに制服の裾を掴まれた。必死で振り払い、なおも走る。
込み上げる悲鳴を喉奥に飲み下し、僕は必死で走った。
ピリピリと皮膚が痛み、口の中に鉄の味が広がる。
鉄の味?だとすればあの臭いは、僕が鉄の臭いだと思ったものは。
踏み込んだ足はそのまま飲み込まれ、奇妙な浮遊感が生まれた。
そして僕は意識を失った。
990: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 02:30:08 ItRqWCczO
眼前に広がる星空に、去年行ったキャンプを思い出した。
高校生にもなって馬鹿馬鹿しいなんて思っていたけど、結構楽しかった。
キャンプファイヤーで踊ったのはなんだったっけ?
マイムマイム?オクラホマミキサー?
ああそれにしてもなんでこんなに体が痛いんだろう。
僕、なにかしたっけ?
「生きてるか?」
視界に無表情な白い顔が入ってきた。誰だっけこの人?
「おい、なんか反応返せや。寂しいやろが。僕のこと分かるか?」
からかうような軽い口調に、僕は突然に覚醒する。
「坂さん!」
「はい正解」
坂さんは無表情のまま、僕の鼻をつまんだ。
鼻孔の奥に湧き起こる、獣の臭いと鉄の―血の臭い。
僕は跳ね起き、そして愕然とした。
そこには2階建てのアパートなんてなかった。
満天の星空の下、ただの原っぱに犬の死体が散乱していた。
あるものは頭を割られ。あるものは腹を裂かれ。
眼球に何本も釘が刺さっていたり。首と胴体が棒で繋がれていたり。
輪を描くように捨て置かれたいくつもの死体が、腐臭を撒き散らしていた。
その光景のあまりのおぞましさに、言葉を無くした。
991: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 02:31:39 ItRqWCczO
「……兄貴は僕を憎んどる」
坂さんは原っぱの中心を睨みながら呟いた。
それは世界の裏側から聞こえる声のようだった。
「原因は僕にあるから、それはええ。
けど、君を巻き込むんはあかんなぁ」
まるで目の前にお兄さんがいるかのような口調を不思議に思い、
僕は坂さんの視線を追った。
死体の輪の中心に、てるてる坊主が落ちていた。
僕が部屋の中に見つけたのと同じ、不自然な程に白いてるてる坊主。
坂さんは暫くそれを睨んでいたが、やがて諦めたように空を仰いだ。
「君を巻き込むんはあかんなぁ」
思い出したような吐き気をどうにか処理し、僕らは車に乗り込んだ。
制服が血で汚れていたから、まずは坂さんの店で着替えてから、
家に送ってもらうことになった。
「上手い言い訳、考えとけよ」
坂さんの言葉に、僕は力なく頷いた。
992: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 02:42:12 ItRqWCczO
一週間後、僕は坂さんに呼ばれて店に行った。
坂さんは相変わらずレジスターに肘をつき、壊れたテレビを眺めていた。
違いといったら、白い顔の左頬が赤く腫れていたことぐらいだ。
「あの後、どないやった?」
「めっちゃ叱られましたよ……その顔、どないしたんですか?」
「兄弟喧嘩してきたんやわ」
坂さんはひらひらと手を振った。手首には包帯が巻かれている。
坂さんはレジスターの下の金庫からなにやら取り出すと、
僕に向かって放り投げた。
受け取ったそれは、不自然な程に白く、
違和感を覚える程に重い、小さなてるてる坊主。
小さく悲鳴を上げた僕に、坂さんは薄く笑った。
「心配せんでええ。それはお守りや。
兄貴からぶんどってきた」
「……これのために、わざわざ喧嘩しにいったんですか?」
「僕は君の保護者やからね。おかげで大分男前になってもうたけど」
坂さんは大きく伸びをすると、「やっぱり兄貴は嫌いやわ」と呟いた。
坂さんは時々とんでもない無茶をする。
そして僕はそれに巻き込まれる。
けど今回は怒れない。
原因はどうあれ、坂さんは僕の為に怪我をしたんだ。
それを忘れない為に、僕はてるてる坊主を鞄に取り付けた。
993:本当にあった怖い名無し
08/02/20 03:01:00 EeYfzYBCO
ああ…また投下最中に遭遇w
続き乙です。
坂さんは直接的に恐いと言うより、
厭だ、ぞわぞわする、うっすら不快な処が怖いな。
しかし今この残りレス数で投下…ニクいタイミングだなぁ…。
994:本当にあった怖い名無し
08/02/20 09:23:40 yEaT4ms60
新スレ立てようか?
このタイミングで投下があるってことは需要があるんじゃ?
995:本当にあった怖い名無し
08/02/20 10:14:16 SRRkNBSU0
坂乙。
シリーズ物作家にって>>974はどうなのか。
一応全部霊感のある○○系だから外れじゃないけど、シリーズ物スレとはっきりさせた方がいいんかな?
996:本当にあった怖い名無し
08/02/20 11:05:36 EeYfzYBCO
>>995 それについては>>979-981辺りの流れも気になる。
場合によっては自分が霊感のシリーズ物が出てくる事もありえるし、
あれを後継にとは思えないな。
坂さんについては、「次も要る」
「一つの話が跨らない様に駆け込みで収めた、次は要らない」
どっちとも取れるタイミングだと俺は思ったが。
本スレの方に集まってくれた方が有難い気持ちはあるが、
それは投下してる人の判断だから…本人の意思を確認したい。どうですか?
997:本当にあった怖い名無し
08/02/20 11:25:44 EeYfzYBCO
連レスすまん。
どうしても次を立てるなら、
テンプレに「(シリーズ物に対して)過剰な勧誘や誘導をしない」旨の文言が欲しい。
998: ◆.SlZQL/YA6
08/02/20 12:39:37 ItRqWCczO
スレを跨ぐ分かりづらいだろうと思い、投下しました。
次スレに関しては、僕もよく分かりません。
専スレがあった方がやりやすいとは思います。
シリーズ物が嫌いな人がいるならば、住み分けた方がお互いの為だと思います。
現時点では声の大きい人が目立っていますが、
心中で反感を抱いている方もいるかもしれません。
配慮を忘れたら、人として駄目ですよね。
いってしまえばこっちは亜流な訳ですから。
あと、続けたもん勝ちな風習が2ちゃんにはあると思うんです。
糞スレも2個、3個と続いたら中々潰れませんよ。
(別にここが糞スレということじゃないです)
指示された場所があるなら、今後はそちらに投下したいです。
999:本当にあった怖い名無し
08/02/20 13:27:32 EeYfzYBCO
坂さんの人サンクス。俺はあんたについて行くよ。
今日は俺も声デカくてごめんなw心配でさ。
一人でも意思確認出来て良かった。
一応今夜帰宅したら次スレ挑戦してみるよ。夜中になると思う。
ここはもう埋まっちゃうだろうから、重複防止のため首尾は洒落怖別館で報告する。
確認頼む。
1000:本当にあった怖い名無し
08/02/20 13:42:48 33lWGw2d0
1000ゲット。
誘導するかしないかは趣旨とは関係ないし、書くだけ無駄な気がするけどねw
1001:1001
Over 1000 Thread
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千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・