08/01/23 10:03:44 5Yci5n6k0
今回は音楽関係の話。
以前も書いたが本業は彼女は演奏者でありますが、舞台やスタジオには、
何故か幽霊話はつきものらしい。
あるコンクールの予選での話。後味悪いです。
自信満々、優勝候補だった女の子がいたのだが、その子が演奏中、あり得ないミスを出し始めた。
先生は蒼白、審査中だった彼女も「え?この子がこんな凡ミス・・?」と驚いて舞台を見ると。
彼女の顔をのぞき込むように、女が立っていた。
普段見えない主婦さんにもハッキリ見えたのだから、相当のものだったのかもしれない。
しかも、それが彼女にも見えていて手が震えてるらしいのだ。
肩くらいまでセミロングの髪の女が、首をかしげて見ている。
ついには手が止まり、「・・・・すみません!」と頭を下げて、舞台から走って逃げた。
観客も親も先生も、審査員一同も呆然だった。
しばらくざわざわしたあと、司会者が収めて次の演奏者が出たのだが、そんな事のあった直後
だから次の子もめちゃくちゃだった。(心の準備等のタイミングがずれるとけっこうきついとは
主婦さん談)