07/12/06 09:50:16 8VOqkCkp0
では早速。件の霊感主婦の話。
小学生の時の話らしいのですが、彼女はクラブ活動で帰りが遅くなり、
冬の夕暮れの中、家路を急いでいたそう。
ようやく自宅が見えたとき、ふともう日が暮れる寸前のぼんやりとした中、
隣の家の屋根の上に影のような、妙なものがいることに気付いた。
何アレ・・・そう思ったそうだ。影のような薄気味悪いもので、人間の形をしたものが
屋根の上で必死で手足を動かして、躍っているように見えたそうである。
咄嗟に「見ちゃだめだ」と思い、家に向かってダッシュしたそう。
その数日後、隣の家は借金で夜逃げした。
大地主で立派なお屋敷だったのに、騙されて土地どころか家まで無くしたそう。
祖先からのつきあいがあるので、我が家には本当に夜中に挨拶に来た。
お嬢さんは不治の病、息子はギャンブルで(結局これが大きな破産の原因らしいが)
本当に、酷い状態だったそう。
それから時は数年たってから。
何の気無しにテレビを見ていた。アニメで「地獄先生ぬ~べ~」を。
怖そうだから見たくないな・・・と思ったときに、画面の中で、家の上で
躍る黒い影の話で、驚いたという。
貧乏神?というか疫病神らしいという話で、それが躍った家には不幸が
訪れるという内容のもの。
「ぎゃー! アタシが見たのこれだああああ!!!」と叫んだ叫び声の方が
家族は怖かったそう。
その時のタイトルも忘れてしまったそうだが、未だにあのアニメの映像と自分の見たものを
思い出すと、ぞおっとすると言う。