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よく高天原はどこなのか?という論争があるが、
日本の古代史研究で重要な「延喜式」では、
高天原は奈良県御所市の高天台付近とされているのを知っているだろうか?
つまり、延喜式が編纂された西暦10世紀の時点では、
京都朝廷の公式見解では、高天原は大和国の一地域とされていたのである。
このへんには、それゆかりの神社や地名が多く存在している。
こういう地域は、日本の他の地域にもあるが、
それらは後世にそのような伝承が出来上がった可能性がある。
九州を高天原とする伝承などは、神武東征が何なのか?という伝承によって、
後世の人たちが独自解釈した可能性が強い。
が、奈良県御所市付近は、少なくとも西暦10世紀の時点では、
京都朝廷からそのような見解を持たれていたというのは大きな事実だ。
で、奈良県御所市にある高天原伝承ゆかりの地名や神社はというと
高天彦神社
URLリンク(www.norichan.jp)
天安川神社
URLリンク(www.norichan.jp)
天香山神社
URLリンク(www.norichan.jp)
また、天安川神社の祭神は天尾羽張神で、この神様は古事記の
天安河の話に登場する。この尾羽張は、尾張氏・尾張国の名称の元に
なったと思われ、皇室と兄弟の家系である尾張氏の以前に拠点であったと思われる。
古事記・日本神話の伝承地~高天原史跡ガイド
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