07/01/05 15:35:56 yhybbQ7q
鋸が木に噛まれずスムーズに動かせても、鋸と木が接している長さが2倍になれば1回挽くのに2倍の力が必要になる。
鋸を挽くのに十分な力と技術があれば所要時間は直径に比例するだけなので早い。(直径が2倍なら2倍、10倍なら10倍)
一方斧で切る場合、1回斧を振るのに必要な力は木の太さとほとんど関係ないので、持久力さえ続けばどんなに太い丸太でも切れる。
しかし振る回数は直径の3乗に比例するので木が太くなるにつれて所要時間は飛躍的に増す。(直径が2倍なら8倍、10倍だとなんと1000倍!)
意外なようだが大木は怪力ならば鋸、非力ならば斧で切った方が早いということになる。
なお、実際には疲労によって作業ペースが落ちるので、木の太さが増した場合の実際の所要時間は上の単純計算よりもっと増加する。