08/02/05 00:33:48 22UDtISj
>>234
セルロースは生きた植物の細胞内ではリグニンとヘミセルロースによってリグノセルロースという状態で固定されていて存在している。
この中からセルロースだけを抽出するためにはリグノセルロースを分離させる必要がある。
で、今度はリグノセルロースを分解してリグニンとセルロースに分けていく。
それをするにはキノコの力を使うのが適している。
で、菌糸はセルロースを使ってキノコをはやす。その際にエレルギーの損失がある。
光合成のできる植物なら、その後セルロースを生産できるがキノコはできない。
で体を作るタンパク質は実子体がタンパク質なわけで、チップに回っている菌糸がそれにあたる。
ちなみに醗酵マットも同様で、木材のセルロース分よりエネルギーをとりつつバクテリアやその死骸からタンパク質をとる。
で、バクテリアが育つためにはセルロース分やほかの添加剤(これはなくてもいいが、あったほうが増殖させやすい)が必要になる。