07/08/30 10:41:17 gpYyWzqi
殿「面をあげーい。この村に紫狼をおらんか!?」
青狼「おらんですじゃ、お殿様。」
黒狼「んだぁ、紫の狼どんなんておらぁ聞いたことないだぁ。」
殿「むむ、知らないと申すのか?余は先日、紫狼と名乗る者に欺かれた故に捕らえに参ったのじゃが…。」
橙狼「お殿様、ここ狼村にゃあ、青赤茶橙黒狼しかおりませんだ。」
赤狼「その通りだぁ。紫なんて辛気くさい色の狼なんてこの村にゃおりませんじゃ。」
殿「う~む。では余を欺いた紫狼とはいったい…」
茶狼「お殿様、そりゃキツネに化かされたんだぁ。」
殿「キ、キツネとな!?」
茶狼「んだぁ。狼に憧れて勝手に紫狼と名乗ってるだよ。」
殿「そのキツネはどこにおるか?」
茶「この村の先におりますだ。」
殿「ふはは、紫狼だけにムラのサキに住んどるわけか!(爆笑)」
狼一同「(失笑)」
殿「…。ええぃ、即刻そのキツネを捕らえよ!今夜はキツネ鍋であるぞ!」