07/10/08 18:35:03 zjo0/NQu
「そんなに俺のことが怖かったのか」
「前は逃げ出したくてビクビクしてました」
「手なんかつないだらどうする?」
「もう、泣きます」
「でも、幾らかは慣れただろ?」
「ええ、まあ」
「じゃあ、今度、年上が一杯いる現場だったら、俺のそばにいればいいじゃん」
「・・・」
「もう少し慣れてよ、せめて俺には」
「・・・頑張ります」
で、また、同じ駅で乗り換え。電車を降りると、その子はまた一目散に・・・。
最初に見かけた時と何ら変わらない帰りの態度に、ちょっと寂しくなりました。