02/11/23 17:27 tklqqcUl
陰謀やひいきなど存在しない。全ては演劇審査の二つの尺度をどうみるかによる。
演劇の評価の観点の二つの基本なのです。いつも論議になり、いつも結論は出ない。
・ 「完成度」 演劇は総合芸術。役者のレベル、装置、音響、照明プラン、脚本。
高いレベルでアンサンブルがとれている舞台はやはり否定はできない。
プロで言うなら劇団四季・富良野塾など。
・ 「演劇的=ドラマ性」 どこまで感動できるか。心の琴線にきちんと触れる事。
共鳴して笑い、泣く事。
例えば、青年団はうまさは感じないが幕が降りたら何か心に共鳴したものが残る。
だから評価される。「静かな演劇」とか言う言われ方は本人はどうでも良いみたい。
伊達緑はあの人数で生徒一人一人がものすごい努力をしてあのアンサンブルを作り
上げる事に集中しているのです。あの舞台は北海道では誰もまねは出来ない。弱点は、
たくさんの目が行き届きすぎているから、逆に観客に想像する余裕を与えない事でしょうか。
あの舞台を上回る完成度はなかなか創れるものではない。使う時間が違いすぎる。
それでもアンサンブルにとらわれて失敗している事もたくさんあります。生徒達が一生懸命
自分で考えた結果なので、それも顧問・生徒達は受け入れています。
ここでも論議してください。あなたはどちらをかいますか?