08/01/05 23:06:29 VkEH5Ere0
お待たせ。
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まず(1)~(3)について。
被写体の缶と背景の缶それぞれ、カメラからの距離は約1:2。位置関係は動かさない
距離の比が1:2だから、背景の缶は被写体の缶の約1/2のサイズに写る。
それは(1)50mmでも(2)24mmでも同じだが、画角が違うから被写体の写る大きさそのものが変わる。
そして大きさが同じくらいになるように(2)を1/2トリミングしたのが(3)換算48mm。
(1)と(3)は画角がほぼ同じ、パースもほぼ同じ。
実焦点距離が違ってもパースは同じになってるよね。
ここでパースが同じなのは画角が同じだからではなく距離が同じだから。
画角が違う(1)と(2)もパースは確かに同じだけど、
この画像見て「画角が違ってもパースが同じ」って言えないでしょ。
そもそも被写体の写る大きさが違ってるんだから、遠近感が同じもクソもない。
さて、ここで24mmで被写体との距離を約半分に近付けたのが(4)。
カメラが被写体に半分まで近付いたことで、被写体と背景の距離の比は約1:3になる。
ゆえに、背景の缶は被写体の缶の1/3の大きさになり、パースが変わった。
「画角によるパースの違い」を論ずるなら、(1)と(4)の比較で論じなければ意味がない。
この24mmが例えば12mmの1/2トリミングによる「換算24mm」であっても同じなのは
上記50mmと換算48mmのパースが(ほぼ)同じことから証明済み。
言い方を変えれば、「動かさなければパースは変わらない」というのは当たり前で、
画角は何の関係もないため、画角によるパースを論じるには無意味な定義。
>734の「画角は換算値で異なってもパースは同じなはず。」というのは
位置関係を変えない限り無意味な比較。